ところ変われば見方も変わる

中国語がわかるようになると、今まで見えなかった部分も見えるようになります。そんな素敵な世界をちょっぴりご紹介。

ほぼ同時にアップされた2本の記事。1本は読売、1本は中国政府(中国では出版系は政府コントロールですので) 。

ひねりの効いた解説を含む読売のほうが一枚上手ですが、どっちが日本でどっちが中国なのでしょうか。私には、中国語のほうが大日本帝国大本営発表に見えます。

個人的には、将来を悲観していません。すくなくとも大学講師クラスの中国人の考え方は、非常にまともです。

読売新聞より引用。

共同研究では、両国関係に影を落とす歴史論争を専門家に委ねることで、歴史問題が政治交流に及ぼす影響を薄める効果が期待されている。反面、共産党独裁体制下の中国では、「党の利益」に合致する歴史認識が優先されるため、双方の主張がすれ違いに終わる恐れも大きい。

26日の初会合では、中国側座長の歩平・社会科学院近代史研究所長があいさつし、「侵略戦争の責任を否定する言行を十分に警戒する必要がある」とクギをさした。

一方、日本側座長の北岡伸一・東大教授は「事実に即して対話をすれば、ふくらんでしまった(日中間の)イメージのギャップを、もう少し埋めることができる」と訴えた。

163.comより引用。

http://news.163.com/06/1227/02/33AKGTTR000120GU.html

日方承认“南京大屠杀”存在 如在中国人最关注的在“南京大屠杀”中有30万同胞被杀害的问题上,日方就认为,“其实在日本只有一小撮人不愿承认这段历史,并非全部。大多数人都知道那是个悲剧,只是在受害程度以及规模上日本有着不同的看法。”

Author: damarinz

原来我是北京人,现在在东京,所以我是个“北京原人“

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