蘇州 獅子林

拙政園を参観した後は、シルク工場に行きます。昼食施設も併設されていて、ここで西洋式のビュッフェスタイルの昼食。洋食は久しぶりです。

施設内は資料館になっていて、一通り見ると最後にお土産屋が待ち構えているお決まりのパターンです。アメリカ人の観光客が多いのか、売っている服はXLサイズばかりです。今回の旅行の小遣いは500元しかないので、ここではめがねケース(翌日からコンタクトにするため)と、風呂敷に使えそうな布を1枚購入。70元でした。

次に向かうのは、獅子林という庭園です。 拙政園より小さい庭園ですが、石の配置で迷路のようになっており、非常に金のかかっている庭園だと思います。ただ、雰囲気的には他の庭園も似ているので少々食傷気味に感じるものがありました。

蘇州自体は小さな街で、非常に素敵なところです。中国は巨大なものばかりで繊細さに欠けるところが目立ちますが、この街にくると少しほっとする、そんな気がします。

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街で見かけた子犬。

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蘇州の拙政園

夜が明けると蘇州でした。北京より些か夜明けが早いようです。

間抜けな簡字体ばかり見ていると、繁字体を見るたびにほっとするものがあります。蘇州も現在では苏州と書くのですが、駅の看板だけは繁字体です。大陸でも、最近は簡字体では安っぽく見えるのか、高級品の広告などでは繁字体を使うことがあるようです。

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旅行社が用意したバスに乗り込みます。いまの蘇州は小雨の多い時期です。汚い景色が微妙に誤魔化されて良い感じです。行き先は拙政園。蘇州には多くの庭園があり、9つの庭園が世界遺産登録されているそうです。

蘇州は、絹の生産でもっとも有名なところ。絹の商売で財を成した豪商が築いた庭園です。その豪商は、とっくに海外に脱出しています。

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同学はお子様が多いため、当然飽きていました。このあたりは仕方有りません。私はもちろん嬉しかったのですが、若者は西欧風の買い物のほうがいいと思うのはあたりまえ、です。なので、園内は一人で行動していました。

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咸亨老酒

蘇州で買ったこのお酒、咸亨老酒と言います。咸亨酒店というのは魯迅が通った有名な飲み屋です。

陳年の酒らしく、くせが無くなっています。非常に美味しいお酒で、どんどん飲めてしまいます。30元と、超市で売っている他の酒に比べるとむちゃくちゃ高い(古龍越山などは7元くらい)のですが、たいした値段ではないので買ってしまいました。買って良かった。聚中縁の甕だしの酒と同じ味わいです。

日本人は喜んで呑んでいましたが、他の国の連中は華僑も含めて全員嫌がっていました。醤油の味がするそうです。

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http://www.xianhengwine.com/

江南旅行 1

学校の旅行で、蘇州 杭州 上海にいってきました。いわゆる弾丸旅行なので、とってもつまみ食いチックです。

30歳すぎて修学旅行を体験するとは思っていませんでした。同学のやることは、中学生と全く同じというあたりが泣かせます。 タイ人の奇怪な女同学が、本当に奇怪であることが皆に知れ渡りました。

寝台車で、通路を通る同学を襲撃するタイ人の図

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中国の列車は、ほとんどディーゼルです。高速列車は重連構成の機関車で牽引していたりして、なかなかしびれるものがあります。

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住居の憂鬱

また、シャワーが壊れました。正確には、壁の埋め込みコンセント付属のスイッチが。

いーかげん、大家に新品に換えろと伝えました。こんなときに言葉が役に立ってもなぁ。 とほほな事が多すぎます。

対応が悪いようであれば、3月の更新は無しにします。 つか、大家にしても時間無駄だから新品に換えてしまえよ、って感じです。自分の時間単価考えてるんでしょうか?

ちょっと更新おやすみです

明日夜から、学校の旅行で上海に行きます。半年間スパルタコースなので、何から何までセットになっています。

そういえば、このスパルタコースには、日本人の若者が少ないのが特徴です。みんな午前だけの班にいってるみたいです。個人的には、このスパルタコース、とってもお勧めです。教員も特に良い人を配置しているみたいですし、いやというほど勉強できますので自然と中国語が身に付きます。ものすごい勢いで(笑)

九門小喫

北京の地道菜を食べたいと、ずっと思っていました。前門の付近の店は軒並み立ち退きを食らっています。こういう店は、下町に多いので、だいたい北京の南に固まっています。北京の北のはずれに住む自分としては、とても行きにくい。

さらに、行きたかった店の多くが立ち退きの憂き目にあっていました。そんな店がたくさん集まって、后海の宋慶齢故居の西側に引っ越してきました。ノリ的には、自由が丘のスイーツフォレストのような感じです。

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4時半に店に入り、開店まで席について待ちます。ICカードにお金をチャージして、お店で電子清算する仕掛けです。これは、学食そのまんま。おつりは、帰りに清算すると返してもらえます。

開店前に、ほぼ満席になってしまいます。すごい人気です。

羊雑湯 たしか@8元  同行のK氏はちょっと苦手です。

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爆肚馮の牛百葉 モツをつけて食べるごまだれスープが美味しい。

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麻豆腐@12元 チーズのような味で、同行のK氏も大絶賛。羊脂の風味が良い。

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小腸張の卤煮@10元 日本の飲み屋のモツ煮込みとほぼ同じ味。ビールが進んで仕方ない。

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ビール2本 24元とデザートをつけて、2人で76元。少々高いものの、満足でした。日本から誰か来たら連れて行ってあげようと思います。小奇麗なので、女の子でも大丈夫です。

北京小さな旅 その3 胡同めぐり

のんびりと胡同を鐘楼方面に向けて歩きます。途中で肉餅を買ってかじりました。とても美味しいです。

いい写真をたくさん撮れて、とても満足です。

中国共産党万歳 の文字が懸かった門

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北京の小春日和

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おじいさんの背中と子供

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陽だまりに丸まる北京の猫。

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北京の小朋友

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冬支度の葱

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毛沢東の故居 非公開単位

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さんざしの実

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北京の冬支度

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北京の小朋友 その2
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老人と、ゴム紐遊びの少女

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おいしいもの、ちょうだい。

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踢毽と少女

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后海に落ちる夕日

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水練のおじさん

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北京小さな旅 その2 国子監

隣は国子監、中国最高の学問所です。孔子廟とくっついています。日本の湯島聖堂も孔子廟だそうです。

孔子廟の一角では、小学生が勉強をしていました。塾として使っている部分もあるようです。こんなところで勉強すれば、ご利益もあるでしょう。

残念ながら内部は大改装中で、見るべき建築はほとんどない感じでした。今の北京はどこも工事中です。絵馬を奉納して来たかったのですが、売り場もありませんでした。入場料も半額の5元になっています。学生証のご利益で、3元で入場できました。スーツ着た写真の学生もないと思うのですが(笑)

構内の巨樹は、見ごたえが有ります。人も少ないので、樹が好きな人にはお勧めです。

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北京小さな旅 その1 雍和宮

今日は、天気もそこそこです。日曜から学校の旅行ですが、足慣らしに北京のラマ教寺院に行ってきました。

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熱心な信者が、頭を何度も地面に打ちつけてお祈りをしていました。私は、先日亡くなったじいさんと、その前に亡くなったばあさん、母方のばあさんのために巨大な線香を購入、お供えしてきました。

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光線の具合も良く、なかなか良い景色でした。 1眼レフを持って来て良かったと思う瞬間です。
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