SKグループ(韓国)の動向

吾がクラスに、4人のK-oyajiがいますが、そのうち2人が韓国SKグループからの派遣です。

今日、代理で来た老師は、SK公司班(クラスまるごと会社チャーター)という素敵な班を担任しているそうです。え?一体何人いるの?

というわけで、同学に聞いて見たところ、正確な数は分らないものの50人ほどいるそうです。 いまこの瞬間だけで50人ですから、かの会社には中国留学組みが今後5年で一体何人になるんでしょう。数百人単位であることは確かです。

会社として固定費を考えると恐ろしいことになりますが、それだけ中国市場に対して積極的だということです。この投資がどういう結末を生むのか想像がつきませんが、すくなくとも世界の4人に一人は中国人なわけですから、市場としては無視できません。

日本の会社は、また出遅れて美味しいところを持っていかれるのではないでしょうか。すくなくともマーケティングの人間くらいは、中国のローカル生活に叩き込んで売れ筋を考えさせる機会を作りなさいよ、という感じです。北京の東の高級ホテルに住んでては、現地の様子などわかりません。

聞けば彼らは、韓国時代は朝8時半から夜12時まで毎日仕事。なーんだ俺とかわんないじゃん、という惨めな待遇です。「給料はすこし良いんだよ」と言うものの「時給で考えるとどう?」と切り返すと、黙ってしまいました。ああ野麦峠、ならぬ「ああ北京語言大学」です。

北京の片隅で思うこと

朝の8時から夜の10時まで勉強してます。好んで来た中国留学なので、食べ物に対する不満以外は大して苦になりません。

同学は、会社派遣のおっさんから、自分で好んで来た変わりものなど高年齢層と、親にいわれて来たと言う華僑中心の低年齢層がいます。低年齢層を見ていると、海外に子供を留学させる日本人の姿に重なるものがあり、考えさせられます。

当然、人格もしっかりしていません。学習以前に守るべき時間の感覚などがまったくできておらず、毎日堂々と遅刻してきます。予習してないばかりか辞書すら持ってなかったり、まあなんとも、公立の中学校と同レベルです。逆に真面目な学生は若者でもたいしたものです。どこで勉強しているのか知りませんが、予習復習もしっかりしていて、試験結果に現れています。

海外に送り出す前にしっかりと仕込んでおかないと、就職前の時間を浪費してかえって本人の将来に悪影響を及ぼしかねない、と思います。留学は、よほど真面目で出来の良い、人格のしっかりした子供でないかぎり、一度社会に出てからに限ります。企業が社員を社費留学させるときは30歳前後、という理由がよくわかりました。

今日いつもの老師(研究生)がお休みで、代理にベテラン老師が来たのですが、彼女の授業ペースが実に速い。あっというまに置いてきぼりを食って、途中で帰ってしまった若者(しかし、帰るかふつー?) もいました。

実は、親戚の子供2人がアメリカに留学しています。二人とも学業不振(というか怠けてた) の結果、まともに就職できそうにないので親が苦心の末、すこしでもプラスになるかと留学に出した次第です。会社経営をしていて裕福な家だったのですが、零細製造業であるため会社の先は見えています。

子供に時代遅れの会社を継がせないで清算する気持ちはついているそうですが、肝心の子供二人がこの様子だと、手詰まりの気がします。おそらく留学の結果は惨憺たるものではないかと思います。中途半端に外国人になっている日本人で、なおかつ能力も低かったらどうしたらいいのでしょうか?

北杜夫「楡家の人々」の結末直前のシーンが建物中にある白昼夢を見ているようです。

と、結婚もできずに北京に流れついた私が言うのもナニですが。

自分に子供が出来たら、ぜひとも留学なり海外に送り出したいところですが、時期に関しては慎重に決めたいところです。自分と同じ程度の頭だったら、やっぱり30歳くらいでしっかりと人格が出来てからが最良かなと思います。

野生の王国

今朝は、トイレをしっかり済ませるために早めの起床。

朝日が昇ってくるのですが、いつか書いたとおり、野生の王国のような雰囲気です。ビバ大陸!

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体調はぼろぼろで、もう簡単な言葉すら浮かんできません。ぼろぼろ。

今日もどってきた先週の聴写は満点でした。

朝は豆乳2本 昼はお粥と蒸し肉、晩は牛肉麺。晩飯は完食ならず。昼以降、すこし体調がもどったので、夜10時まで図書館で勉強でした。

休日の朝ごはん

早起きしようと思ったのですが、朝焼けで目が覚め、うとうとしたら気がつけば9時半。寝過ごしました。体調もすぐれないので、この週末は骨休めと考える事にします。そういえば、1ヶ月ほど土日も普通に勉強していました。

私の住む東王庄は、とても飯のまずいところです。まったく信じられません。中国なのに、中華がまずいんですよ。うますぎなくていいから、食べられる味の店が欲しい、そんな素朴な願いです。住宅地なので、みんな自宅で食べてるんでしょうか?まずい店でも仕方なしに西洋人の留学生?などが食べにきています。

今日は、いつもの肉まん屋の女の子を20mほど引っ込んだところで見かけました。普段は三輪車にトロ箱を積んで肉まんを売っていますが、この少し引っ込んだあたりが製造拠点のようです。2週間前はテイクアウト専用の売店だったところが、今日はカウンター式の小喫になってました。早点をやってるみたいなので、早速紫粥と小籠包をオーダー。

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おかゆは少しぬるかったものの、下痢で参っている私にとっては非常にやさしくありがたい味でした。なにより、いつも行っている店よか比較的美味しいです。

中関村の広東料理屋 鼎好大酒楼

いちおう、こちらにも広東料理屋があります。数は少ないのですが。しかし、高い。とても貧乏学生には手がでません。

中関村の鼎好の5階にあるレストランで飲茶ができるというので、広東料理好きの同学の誕生祝いにいってきました。おりしも、体調は絶不調。メニューを見たいとも思わない感じでした。

味は、広東らしくて久々に清淡なものを食べられた、という感じでした。全部で30元。やすい。

この店、立派なのにガラガラです。経営大丈夫なんだろうか?味は値段からすると、お値打ちだと思うのですが、秋葉原みたいな雑居店舗の上にあっては、お客も味なんてどうでもいい系?電脳街は美食趣味の人が少ない。

えび餃子は「没有」でした。あーあ。

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二日ほど苦しんでますが、まだ目がまわってます。日本茶を飲んだら、ずいぶん良くなりました。本当は殺菌用に納豆を食べたい気分。

体調不良 自転車

おととい、第三食堂となりの新規開店のお店で食べた羊肉炒めにあたりました。ずいぶんやわらかいと思ったら、中が生でした。とちゅうで食べるのをやめたのですが、見事にヒットしておなかが下りまくっています。

昨日は1日お休み。日本人同学の誕生日祝いに広東料理を食べにいったのですが、まったく食欲がありませんでした。

本日は、すこし体を動かしておいたほうがよかろうと、自転車でお出かけ。心拍120を目安に走ります。予定コースは、アパートから北上し、清河>円明園>北京大学>五道口という周回コースです。街中はまったく爽快感がないのですが、清河に出ると河川敷のコースがあり、なかなか気持ちいいです。

河はすでに凍結していました。

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1kmほど走ったところで問題発生。とつぜん心拍が急上昇し、160まであがります。これはどう考えてもおかしい。早歩き程度の運動負荷です。やはり体調不良のときに自転車に乗るのは危険、しかしどうやって帰ろうと途方にくれます。人はあるいていますが、タクシーは通りません。

5分ほどひっくりかえって、心拍が戻ったので三輪車程度のスピードで帰宅しました。とほほ。

北京の花屋

16人も同学がいると、毎月1-2回の誕生日パーティがあります。花束なんか買えるのかと思っていたら、結構買えるものです。40元くらいあると、けっこうなものになります。こっちの実売貨幣換算でいくと、4千円相当なので高いと言えば高いのですが。

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ここはお茶屋と兼業ですが、中国でも花屋が商売になる時代が来ているようです。

中国名産らーどぅず

北京はすでに零下4度まで下がっています。夜9時に勉強を終えて帰ることには、冷気がかなり堪えます。部屋の暖気はパワーアップしており、部屋がむっとするほど暑く、なおかつかぴかぴに乾いています。

で、昨晩はおなかの調子がおかしく、非常に寝苦しかったです。朝起きたら体がかぴかぴでした。おなかも下ってました。こちらではおなかが下る事を「拉肚子 らーどぅず」と言います。今日は自転車で散歩に出ようと思ってたのですが、腹の調子が悪い事と風がとても強いことで、お出かけはお預けです。勉強しよ。。。

私、いままでの人生の中でこんなに勉強したことはありません。仕事時代は、仕事=勉強だったので同じか?学生時代にこのくらい英語でも勉強してればと思いますが、日本では役立つ機会がないから面白くなかったんですよね。

こちらの大学では、大学が出会いの場を提供するためにダンスパーティーをやってると、日本人の波さんから聞いてましたが、しっかりやってました。荷物が大きくて(パスポート入り)自分は踊る事はできませんでしたが、ラテンダンスあり、社交ダンスありでむちゃくちゃでしたが、ラテンダンスは面白そうでちょっと羨ましかった。覚えてみたい。

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