雪の大覚寺

北京の北西部に、大覚寺という有名な古刹があります。今日、昼前に目が覚めたら雪が積もってました。これは雪景色の最後のチャンス、円明園か、大覚寺に行こう!ということで、まず目やにで開かなくなった目を湯で溶かし、ごはんを食べて出発です。さすがに雪が降るくらいなので、寒いです。喉の調子は、ちょっと痛い。

バスで1時間半以上かかりました。もともとロードレーサーで来ようと思っていたコースなのですが、路面が悪すぎてダメです。

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境内には、宿坊、レストラン(紹興)、茶芸館があります。モクレンが綺麗だそうです。モクレンの咲くころに、再度来ましょう。
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木の樹皮にも表情があって、なかなか面白いです。

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大覚寺山門下には、大覚寺という名前の駅もあります。1日何本、列車が止まるのかわかりませんが。

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農村のわんこたち。とってもかわいかったです。2匹とも、カメラの音に驚いてしまいましたが。

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真っ白な果樹園と雪山の景色が綺麗でした。しかし、雪の上を渡る風は本当に冷たい。かぜっぴきの体にはちょっとこたえましたよ。
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北海公園

風邪で静養のため、旧正月前に行った北海公園北東側を紹介。

后海西側を散策した後、 いままで素通りしていた北海公園にやってきました。

庭園としてのつくりは、頤和園よりもはるかに良かったです。建物も変な色づけが比較的少ない気がします。

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建物の配置に立体感があって、すごくいい感じです。

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九龍壁です。故宮の九龍壁は特別料金を取られるので、こっちのほうがいい気がします。

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おじいさんが、水で地面に書道をしていました。中国では「門」構えの書き順が日本と違うのですが、おじいさんは日本と同じ方法で書いていました。書道の書き順は同じなんでしょう。中国の国家が定める書き順は、筆遣いの原則から言って、ちょっとおかしいなと思うことがあります。

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今年は金のブタ年です。
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氷は解けてしまいましたが、なかなかいい景色でした。これより広いと、歩くの大変ですよ。

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風邪ひきました 班分け試験HSKその2

朝起きたら、ちょっと喉がいたいです、風邪をひいたみたいです。

食堂で朝食を食べ、8時半ちょっと前に教室に入ります。久しぶりに前期の担任老師に会います。私の仮班分けを見て別の老師に「この学生はC班のレベルを終わってるわよ」と言ってくれました。感謝。教室には中級C班以上のレベルの学生が集まっていますが、日本から来たばかりの学生は言葉もわからず不安そうにしています。

それから二時間半、ぶっつづけで試験です。試験は、前回のように下痢していなかったので、まあまあの出来でした。8級は辛いと思いますが、7級レベルにはなんとか届くかなと思います。模試なので正式な結果は出ませんけれど。

試験が終わって、家に電話する用事があったのでまっすぐ帰宅しました。原稿書きのための調査などしていると、体がぞくぞくしてきました。、原因は風邪の悪化です。体の節々が痛いです。

もしも病状が変わらなければ、明日は三里屯の病院にいこうと思います。これから飯をたいて、スポーツドリンクのお湯割りを飲んで寝ます。

下学期開始 分班試験

ひさびさに早起きしました。昨晩は、なぜか興奮して眠れず。寝る前に紅茶を飲んじゃだめですね。すこし寝不足気味で学校へ。

仮割り当ての班はC1班、中級の下です。久々に口語老師や、同学たちに会います。「あなたはC1班じゃなくてD班に来なさい」と、通りがかりのHSK講座の老師が声をかけてきました。

で、口頭試問開始です。すこし緊張して望んだのですが、「ああ、前学期は速成系にいたのか。君は喋れるし、日本人だから漢字の読み書きも問題ない。試験いらないよ。C班だと簡単すぎるから、D班(中級上)かE班(上級)だね、どっちにする?」ときかれました。ががーん。 「まだ決めてないです、老師曰くE班だそうですが、状況を見て決めます」と答えました。このやりとりで、すでに充分な口頭試験かもしれません。

というわけで、5分で終わってしまいました。ふだんなら、まだ起きてもいない時間なのですが。午後から中国人学生と一緒に勉強といわれてしまったので、時間ががらっと空きました。ま、今日は天気も良くないし表を歩く気も起きないのですが。

帰りに、ロビーで困っている日本人学生女の子3人を救助。老師が「自分の名前を見つけて、教室に行きなさい」と言っているのですが、まったく判らないみたいです。通訳すると「ぜんぶで31人いるんだけど。。」そいつら何やってんのよ!! 自分で掲示板みて教室行きなさい。ってことで、ずらずらと建物に入ってきました。

先行きが思いやられる**外語大の学生諸君。女の子に偵察やらしとらんで、男が率先して動け。つか、英語でもなんでも使ってなんとかする意識は無いのでしょうか。。。集団で道に迷う、おもしろい人種ですね、日本人は。彼らの健闘を祈ります。率先して出てきた3人は、まあなんとかなるかもね。

というわけで、前人未踏の班2つ飛ばしで、E班から開始というネタに突っ込もうと思います。乞うご期待。最後の夏休み講座は、F班で行くかな。うまくいけば、本当に中国語ぺらぺらに成れそうです。

北京南駅

今日は、友人が出るというテレビを録画するため、13時までスタンバイ。ところが、肝心のシーンで知り合いは全く写らず(苦笑)。録画ファイルを送りつけて、今日の街歩きに出発しました。

最初は天橋にいきます。 下町として歴史文学でも有名な場所ですが、完全に再開発されていて昔の雰囲気は残っておらず。あきらめました。友誼病院を見つけました。ここは教科書にも出てくる有名な病院です。自転車で行く話しなのですが、ここまで人民チャリで来るのはけっこう大変だぞ。。。

涿州いきバス乗り場も見つけました。桃の花が咲く頃に輪行します。

さて、目の前を102バスが通ったので、思わず飛び乗ります。最近、どこに行くにもバスを乗り継げるようになりました。主要バスの交差ポイントがわかったので、どこに行ってもとにかく帰ってくるには前門とか動物園の主要交差路に出ればいいことがわかりました。時間かかりますけど。

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この殺伐さに、しびれます。北京に来て以来、こんな殺風景な場所に来たことがありません。

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駅前ですが、露天のビリヤード。室内のビリヤード台からの玉の音が響いていました。
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この駅前には、法律相談の看板をかかげた人がいっぱいいます。露天で法律相談をやってます。地方からやってきた出稼ぎ労働者の恨みがよどんでいるような気がしました。

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これは出稼ぎ労働者が自分の携帯電話番号を壁に書いている図です。この電話番号が、彼らの唯一の仕事の口です。人をあつめるときは、この番号に電話して人足をあつめるわけです。北京の建設ラッシュは、このような出稼ぎ(民工)に支えられています。

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友人劉くんおすすめスポットにやってきました。鉄道を撮るならここだそうです。ところが、踏み切りは閉鎖されていました。北京南駅を北京上海高速鉄道の起点にするため、大規模工事をしています。行き止まりになった一角は、人糞が散乱する殺伐地帯です。みんな俺をみている、かなりヤバイ。
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部屋の中からアツい視線を送ってくるお姉さんがいる、抜き系の床屋が多くて、かなりしびれました。 ここは必ず見るべき、もうひとつの北京の姿です。

都一處は本当に美味いのか

前門の店が立ち退きをくらって、観光客が行きづらくなった都一處。2年前に行ったときは、感心できないなぁという感想でした。

北京の南に来たこの機会に、再度チャレンジすることにしました。 方庄あたりは美食ストリートになっていると、ガイドブックにかいてあります。たしかに食べ物やが多いです。

都一處の名前は、乾隆帝がつけたという曰くつき。大晦日に営業していて、お忍びで街歩きをしていた乾隆帝がいたく感激して名づけたという曰くつきの店です。

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都一處の名前は、乾隆帝がつけたという曰くつき。大晦日に営業していて、お忍びで街歩きをしていた乾隆帝がいたく感激して名づけたという曰くつきの店です。乾隆帝直筆の書は、どこにあるんでしょう?たぶん、後ろに見えるのは、その写しだと思うのですが。

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ぬるいビールをのみながら待ちます。今回は予算削減のため、漬物は頼みませんでした。三鮮シュウマイ@18元です。ビールとまとめて29元。

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いっただっきまーす。あんぐ。

前門で食べたものより、ちゃんとスープが入っていて美味しかったです。前のは、皮も硬くてイマイチでした。

でも、この味だと、デパ地下の高級シウマイのほうが100倍うまいです。すくなくとも、新亜飯店の小籠包のほうがずっと美味いなと思います。

ここは便宜坊かおやー店のグループになっているそうです。 便宜坊のかおやーも一緒に食べることができます。シウマイと北京ダッグ、2つの北京料理を一度に食べることが出来るので、海外からのお客様を接待するにはぴったりな気がしました。

通りかかったら、入ってもいいかなという評価です。歴史好きであれば必ず行くべきでしょう。ただ、あまり期待するとすかします。