横浜に用事があり、遅い昼食をいただきに来ました。
愛群か海員閣か、今日は平日なので普段入りにくい海員閣に決定です。

子供時代に家族でなんどもチャレンジしましたが大行列で一度も入れたことがありませんでした。「美味しんぼ」にむちゃくちゃひどい店として書かれてたりして風評被害すごすぎると思いますが、番台のおばあちゃんの風情も、広東語と北京語が交じる店員のおばちゃんたちもアジアの雰囲気満点で、最高です。中国人にそんなホスピタリティを求めてはだめでしょう。ここが香港だと言われても、信じてしまうこの貫禄ある内装。これが楽しめない毒舌の脚本家は気の毒だとしか言いようがありません。

 

まだコークスを使っている厨房でつくられたという歴史を凝縮したような味わいは、ずっと維持してほしいと思います。昔、横浜のらーめんの味は苦手でした。漢方系の匂い消しがいっぱい入ってて、野毛のおばの家のそばの中華などは美味しいけれど、子供には辛いなと思いました。いま食べると舌が衰えたのか、少し風味が物足りなく感じます。ちょっと甘みが入ってるあたりも、ベトナムなどで食べた味と比べると日本人の口に合うようにアレンジされてると思うのです。気がつけばスープまで全部いただいてしまっていました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください