中関村で市場調査 Vista発売イベントに遭遇

今日は体温がちょっと高め。でも晴れて気持ちがいいので、原稿の写真を撮りにでかけました。行き先は中関村。好きになれない町ではあるんだけど、だいぶ詳しくなりました。まさか電子城の上に、雑貨屋さん街があるとは。

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いつも行くお店のおばさんからVistaに関して聞き込みをしようとしたものの、おばさん不在でダメでした。本日発売のWindows Vistaのパッケージなんて、どこにも置いてありません。VistaのプリインストールPCも、レノボが発売しただけで他社は全く普通にXP搭載PCを売ってました。Vista?なにそれ?って感じです。

すこし移動して、第三極という綺麗な本屋でうろうろしていたら、大学生くらいの女の子に突然日本語で話しかけられました。

「すみません、どのくらい中国語を勉強しましたか?」

「你怎么知道我是日本人?(なんで俺が日本人だってわかったの?)」

「さっき、あっちでお話したでしょ?」

「我跟你第一次见面(はじめて会うんだけど)」

「すみません、まちがえました。」
文章にすると、どっちが日本人だかわからないけど(苦笑) あ、素敵な出会いのチャンスを逃したかもしれない(死)

地下の食堂で香港式の麺を食べようとしたら「麺がめいよー(没有)で、他の麺でもいい?」といわれてしまいました。俺は香港式の麺がくいたい!というわけでパス。またいつもの鼎好商城に向かいます。入り口を入ると、Vistaのショールームがあって、なんかイベントを始めるみたいでした。「なんかあるの?」「サイン会があります」「何時から?」「Four(英語)」 英語で返されてしまいました。私の中国語だめだめです。

開始時間の4時まであと50分ほど時間があったので、5階の食堂エリアに行って台湾牛肉麺を食べようと思いました。もう大陸のメシは飽きてきたので。。。ところが、もう昼休み。しかたなしに、ちょうどあった吉野家に入りました。中国で初チャレンジです。レジのおねえちゃんに「並 つゆだく」と言っても通じませんでした。つゆだく食べたかった。。。味は日本とほぼ同じですが、たまねぎが入っていませんでした。

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昨晩、日本でも盛り上がらない馬鹿騒ぎがあったWindows Vista発売イベントですが、北京でもひっそりと執り行われました。観客はVistaのために集まったのではなく、手に近所の中国系スーパーのビニール袋を提げた普通の人々。ぜったいにIT系の方々ではないと断言できます。

さらにその場でパッケージまたはPCを販売ではなく、たんなるサイン会でした。本日、結局パッケージのVistaはひとつも見かけませんでした。ま、WinXPも正規版を展示してあるところは、巨大な中関村でもわずか1つしか無いのですが(苦笑)

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だらけた一日

おきたら13時でした。やることあるのに寝過ごしてしまって反省です、あすは時間通りに起きよう。

部屋の荷物を箱に詰めたり、原稿を書き進めたりしていました。夜は新しい同居人と会食。なかなか楽しいフランス人です。実家は南フランスらしいのですが、春節は帰国せずに西双版納に行くそうです。私も旅に出たくなってしまいました。

部屋に戻って原稿を進めながら、裏で「南北少林寺」や「酔拳」を見ていました。 ジェット・リーの動きがいいなあと思いながら中国語の勉強です。酔拳は日本語で見たことがあるのですが、中国語でも違和感なく見ることができました。字幕が無いとちょっときついのですが。

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良く行く四川料理屋の前で、ニワトリくんが風干しになっていました。ダッヂオーブンで焼く前に、こんなふうにスパイスをまぶして肉を風干しして日に当てたら更に美味しいと思います。日本でも、冬の寒い時期なら出来るはず。汚い中国でも、さすがにこの時季はハエも飛んでいません。

引っ越します

引越しが決まりました。今度は2人部屋で、フランス人と同居です。もちろん男性ですよ。家賃はいままでと同じ1800元です。二人部屋になるかわりに、生活条件はずいぶん良くなります。

新しい部屋は、まともなキッチンがあるので料理ができます。これで少し食費などの生活コストを抑えられるはずです。 アパート付近から見える景色は殺伐としてますが。とくに私の嫌いな会社のロゴが見えて困ります。

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昨日は昼飯パン 晩飯冷麺 今日の朝飯はインスタントラーメンと、繊維をとらない生活をしていたらお通じの出方がわるくて閉口しました。気分も悪くなってしまい、夕方の同学送別会はイマイチ調子があがりませんでした。めんどくさがりはダメです。

卒業式典

さすがに卒業式典当日は、学生が登校しません。聴力の時間は1人で受講というすばらしい状況でした。語言大学の老師クラスに補講を頼むと1時間100元以上になるので、すごい贅沢です。聴力老師が担任するA班 初級クラスは欧米人中心のクラスですが、学期がおわりに近づくと学生が来ないそうです。日本人は真面目だとつぶやいていました。

また、発音練習や英語で説明するのも大変だそうです。発音練習は受けるほうも大変ですが、時間に制限があると教えるほうもどこかで諦めなければならず、大変そうです。

総合の授業は、「授業やってくれ」とお願いしたのですが、韓国人同学が嫌がったために結局おしゃべりになってしまいました。

次の学期はいままで速成学院に無かった上級クラスのE班が用意されるそうです。老師に「所以、加油!」といわれてしまいました。次学期のクラス配分は既に決まっているみたいなので、もしかするとE班行き予定メンバーに入っているのかもしれません。今学期のD班は人数が多かったので、クラスを分けるのは理解できます。しかし、上級班なんかに入ったら後期も地獄コースの予感です。がんばろ。
夕方から式典でした。私は皆勤だったため、前列に座ります。賞状とブックマークを貰いました。
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その後、寄せ書きを書いたあとに会議中心で食事会です。結局、うちの班は一番大騒ぎをして盛り上がっていたような感じでした。

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その後、カラオケで12時まで。韓国人同学の歌う歌の半分は日本のカバーだったのが印象的でした。 外国語に興味があると、やはり英語 中国語 日本語に興味がいくのかもしれません。

穆斯林(ムスリム)餐厅のご飯

学内に、外部の人も訪れるムスリムレストランがあります。北京でも美味しいと評判のお店です。
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小盆鶏 30元 鶏肉とジャガイモのぴり辛煮。なかなかいけます。ちょっとお高め。
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少し食べたところで、きしめんが投入されました。 もちもちして美味しいです。

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他に食べたのは 鶏肉のカレー炒め ナン 西紅柿炒鶏蛋(トマトスクランブルエッグ)

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お約束の羊肉串。他の店より大きめ。近所のムスリムレストランに比べると肉汁が少し少なくて一歩及ばないものの、かなりレベルは高いらしい。

学内では最高レベルのお値段です。店員は全員、ウイグル族。なんでも老板が自分の村の人間を連れてきているらしく、ここだけ完全にイスラムです。客層は外国人留学生がほとんどで、白人 黒人 アジア系映画に出てくる未来の場末のレストランのような雰囲気を味わうことができます。

清華園の散歩

北京大学の散歩を終えて、こんどは清華大学まで来ました。遥か遠くに自分の住むアパートが見えます。えらく遠いのですが、健康のために頑張ります。

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清華大学の中に清華園があります。かつての皇帝の庭園で、いまは子供たちがスケートに興じていました。

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清華園の主な建物です。現在でも事務所として使われてるみたいです。入り口は清朝風なのですが。。。。

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中の建物には共産党のスローガンが掲げられています(笑) 為人民服務

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清華大学の一番古い建物がある一角までやってきました。ここは前回自転車で来たときに見た場所。

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先日、ニュースで話題になっていた英語のスペルの間違いの看板は、しっかり残っていました。下の漢字が間違っているならともかく、このくらい問題ないでしょう。

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学生と父兄?がたくさんいて、記念写真を撮っていました。
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この近辺に、学校のお土産ショップがあります。帰国前に、Tシャツなどを記念に買っていこうと思います。

今日は2時間半ほど歩き続けました。おそらく10kmは歩いているはず。いい運動になりました。

試験が終わりました 北京大学構内の散歩

午前は8時20分から口語試験。それから14時までなんにもありません。ひさびさにIT系の動向などをチェックしていました。

14時からの試験結果解説には4人しか来ませんでした。総合科目の結果は、89点。恥ずかしながらクラス4位まで落ちてしまいました。1位は福建語が母語の華僑の女の子なので仕方ない(文法同じですから)ですが、英国華僑 韓国人に負けたのはかなりくやしい。しかし、2位以下は91点 90点 89点と接戦でした。間違いを恐れずに多めに書いた部分で些細な文法ミスがあったりしたので、ま、こんなもんでしょう。

3時に試験結果の解説が終わりましたので、散歩に出かけました。
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北京大学は、かつての皇帝の庭園跡地につくられています。西欧の軍隊に略奪された庭園の痕跡が残っています。前回は東門から西門に抜けたので、今回は未名湖から北のほうに向かってみました。

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大学の中とは思えない素敵な景色が広がっています。建物も中国風にしてあって様になっています。
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一番北の職員住宅まで来ました。老人がベンチで日向ぼっこをしています。
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北京のネコの冬毛は長い。このネコは食べ物をねだって私の足元にすりより、食べ物がもらえないと判るとさっさと見切りをつけていました。なかなか利口な奴です。
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黄色い光と長く傾いた影が印象的な散歩でした。

請講普通話

本日昼は、同学たちと昼飯でした。これから数日、このクラスの最後の食事機会ということでお財布に優しくない食事が続くと思います。資金繰りがやばい。

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北京大学の北側、101中学のそばのピザ屋に行きました。

鳥巣というお店。店の紹介は、ここ。

高い店なのに、高校生が数人たむろしてタバコをすってます。けっこういいとこのおぼっちゃんなんでしょうか。カッコわるい青いジャージでこんなところで粋がらんでも、と思うのですが。自分の世代(日本)とくらべると、あいたたたたた。 私服の公立高校なんてうち(田園調布)くらいのもんでしたからね。

で、このキショい看板。米国人の同学がウケまくってました。もし中の人に「早く出てくれ」というときは、中国語じゃなきゃダメだそうです(笑)

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お味は本格的でした。アメリカ人の同学も満足してました。ボリュームもアメリカンサイズです。この大きさで3人がおなかいっぱい。1枚20元でした。コーヒーなどなどで、ひとり45元というところでした。うーん貧乏留学生には非常に厳しいお値段。ただ、ニセモノを食べるよりは良いかと思います。
行きは白タクです。帰りは学校の前までバスがバンバン走っているのですが、金持ちの同学たちはバスにのるという習慣がないらしく、白タクをよんでいました。応答がないので結局、私が先導してバスで帰ります。わずか1元(私は0.4元)で帰ってきました。華僑の同学に尊敬されてしまいました。そんなに難しいもんでもないのですが。

冬の後海

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この時期、後海エリアはスケート場に早代わりです。こちらは前海。スケート靴や謎のそりを貸し出しています。靴は20元くらいですが、ほかに押金を取られます。ふつうの靴で散歩することも可能です。遠くに見える鼓楼と鐘楼の景色がすばらしい。

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ぺけぺけ氷の上を歩いて、前海から後海までやってきました。
宋慶玲の旧居となりにある、ふだんは立ち入ることのできない、醇王府(王族の館のひとつ)を湖から見ることができました。すばらしい建築です。現在はおそらく政府関係で使っているのでしょう。地元の人が孔釣りに興じていました。ワカサギが釣れるわけもなく、知らない小魚を釣っていました。

このあたりは高い塀と監視カメラに囲まれた豪邸が並んでいます。付近の四合院は4家庭が押し込められている状況なのですが、さすがに共産党の高級幹部の家は桁がちがいます。

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鳥を飛ばして遊んでいる人たちがいました。右上が小鳥です。飛ばしたあとに、パチンコをつかって撃墜しようとしているのか、豆でもやっているのかわかりませんが、虐待とも取れる遊びをしていました。

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巻いてある糸の分だけ飛ぶことができます。

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真冬の北京名物 寒中水泳です。秋に来たときもやってました。今日は小太りのおっさんが10分ほど裸で気合を入れた後入水。1分ほどかけて一周し、あがっていました。水から上がった後にペットボトルの水で体を洗ってるのがものすごく寒そうだった。

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北京伝統のサンザシ飴が、寒々しい景色の中で一際鮮やかでした。

利群烤鴨店

前門の東側、再開発中の胡同の中に「利群」という名前の北京ダッグ屋があります。個人経営の小さなお店です。外国人に特に有名らしく、各国の著名人が訪れているということです。日曜日の昼、暖かい日差しの中を散歩しながら店に向かって北京ダッグを食べようということになりました。

前門の交差点から10分ほど歩いて店に到着です。なんで昼間にしたかというと、夜間は恐ろしくて歩けないような場所だからです(苦笑)

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店に入ると、真正面に窯がありました。ちょうど4匹ほど焼いています。小さい店なので、同時に焼けるのは4匹程度のようです。

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店の外には、窯で焚くための薪が積んであります。
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鴨くんたちが風干しされてます。けっこうでかいです。焼くと縮むみたいですが、これを4人で食いきれるのかと一瞬心配になりました。

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塩水鴨肝 鴨のレバー冷製 臭みは全く無く、脂っこくないのにまったりとこくがあります。非常に気に入りました。華は無いものの、個人的には北京ダックよりお勧めです。

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切り分けた肉は熱々なので、湯気が立ちます。

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後ろにちょっと見える餅(薄焼きクレープ)に包み、葱と胡瓜とテンメンジャンをつけて食べます。皮には脂身がしっかりついていますが、肉の水分が多いためか脂をあまり感じません。また、皮には炭火の香りがほのかについていて、街中の北京ダッグよりも一皮剥けたような美味しさです。

なにより、肉がしっかりと美味しさを保っているのが感心です。学校近辺で食べるそれは、なんかバサバサでイマイチ美味しくありませんが、こちらの店ではこの肉の味に感心しました。

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肉を切り取った後の部分は、炒め物などにしてくれます。葱爆、醤爆などの選択肢がありましたが、今回はクミン和えにしてもらいました。たしか12元か18元でした。

お勘定は、ダッグが一匹88元だったと思います。鴨レバーが28元くらい。もろもろ込みで240元でした。個室にまわされると、一部屋30元とられます。予約をしておかないと、焼きあがるまでに45分かかるので予約してから行ったほうがよいでしょう。電話で、時間と名前、鴨一匹と言うだけです。中国語ですが。こんな感じです。いろいろやりとりがあった気がしますが、ポイントは以下です。

你好,我要预定。明天中午1点,四个人,一只烤鸭。我叫<名字> 谢谢你好。

にいはお、うぉやお ゆーでぃん。 みんてん ちょんうー いーでぃえん。すーがれん。いーじーかおやー。うぉじゃお<なまえ> しえしえにーはお。