西単にお買い物 しかし

今日も朝寝坊を楽しんで、昼過ぎにお買い物に出かけます。

まずは、五道口の駅で、一卡通(北京市共通プリペイド乗車カード)を購入。これで、バスに乗るときに行き先を告げなくてもよくなりました。いままでは行き先を集銀員に告げなければならず、発音がわからないと嵌まるという大変な思いをしました。しかし、100元はらってしまったら、財布には100元ちょっとしかなくなってしまいました。昨日はいろいろ買い物をしたり、学食の食堂カードに100元チャージしたりしたので、現金不足になっています。

とりあえず、西直門に出ます。13号線から2号線への乗り換えが非常に煩雑で、長く歩かされます。どうにかならんものでしょうか。復興門で1号線に乗り換えです。ここでも異常な距離を歩きます。いったいこの国、どうなっているのでしょうか。ようやく西単につきましたが、自転車で来るのと大差ない時間がかかりました。五道口の駅まで歩いて20分かかるので、ドアツードアであれば自転車のほうが早いです。

友人から聞いた安売りエリアは見つかりませんでしたが、アメ横みたいなところがあって徘徊してみました。お金がないので、今日は見るだけです。しかし、見れば見るほど欲しくなくなるようなものばかりです。いったいどういうことでしょうか。ジーンズも、ぺらぺらです。アメリカ向けの横流し品はないのでしょうか?

百貨店のほうには、許せる品質の品物があります。 しかし、お値段も張るので没有銭な私には手が出ませんでした。

こちら、ズボンのサイズ表記はインチサイズのようです。自分のサイズがわからない私は、安売り品があってもそのまま見てるだけでした。だいたい相場がわかったので、五道口の服飾市場にいって買ってくることにします。明日はお金を下ろそう。

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ヤマハなのか、ヤンマーなのかわかりません。

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ニセモノ109.中身は結婚式の関係らしい。

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本当に富岡風なのか、確認したくなったけれども(たぶんハズレ)やめといた、味千ラーメンをインスパイヤした富岡ラーメン

国慶節

昨晩は、ビール+風邪薬のコンボを飲んだせいか、電気をつけっぱなしで寝ていました。暗い電気なので、ぜんぜん気になりません(苦笑)

ゆっくりおきて、今日はほんの少しだけお出かけすることにします。まだ本調子ではありません。ひどいものもらいができています。

バスでもよりの清華東路から学院路まで乗ります。そこからあるいて20分ほどで、大鐘寺というところにつきます。中国に来てからというものの、何をするにも20分かかります。
ここは、今では見る影もない潘家园とちがい、小規模なため古いものが残っている良い骨董スポットらしいです。近くてよかった、と思ったのですが、本日は祝日のためほとんど休みでした。さらに、確かに古いものはあれど、良いものというと疑問符が残る感じです。

博物館内は、そこそこの内容でした。陶器趣味にはイマイチ理解ができません。

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隣にある、骨董市場にもいきます。ここは門前の出店とは違い、ちゃんと店を構えたタイプのショッピングモールです。アメ横のガード下をちょっときれいにした感じです。しかし、やはり良いものはありません。ひとつだけ見つけた茶杯は、2個で6千元といわれました。9万円も出したら、同じの30個つくれます。一昔前の景徳鎮の磁器なので、そんな値段になるはずがありません。怪不得!!といってみますが、ノートを取り出した女店員は、やっぱり「六千」というので、いらねーよといって退散しました。そんなら、俺のつくった茶杯は2個で1万で売れますよ。

海外から持ってきたものという看板を掲げている店もあります。欧米には古い輸出品の骨董がたくさんあり、結構安値で出回っているそうなので、いい商売になるのかもしれません。おそるべしチャイナマネー。

切手のお店もいっぱいあります。1枚1元の掘り出し物コーナーで、古い切手をあさります。これは来週の言語実践授業で郵便局にいったときに、送りつけますので住所をおしえるように>こころあたり。 80年代が主ですが、もうすこし古いのもありました。トリカブトは乌头ということがわかりました。なかなか趣味としても面白いです。

その後、道端で焼き栗を買いますが、おおはずれでした。10元もしたのに。

バスで马甸桥东に移動します。ここには、中国茶城という中国茶の店がたくさん集まっている一角があるのと、中国最大の切手市場があるそうです。まずは、茶城に入ります。規模は、シンセンの茶葉世界と同じくらいです。
ここで、文革期の土の良い薄手の茶壷を発見しました。銘は荊渓恵孟臣製、8個くらいありました。これは一個20元です。本当は値切らなければいけないのですが、あまりに安いので値切りませんでした。店からすると安物(ほかの作家ものは300元程度から)なのですが、知っている人にはお宝です。海風○あたりだと、結構なお値段がつくでしょう。輸入の手間を考えると妥当な金額だとは思いますがね。日本ではめっきり見なくなりました。昔は1,000円くらいで転がっていたらしいのですが。20元というのは、妥当な価格なんでしょう。
ほかにも茶道具一式を購入、しめて47元でした。茶杯、蓋碗は量産品ですが、染付けの手書きのものです。大変満足です。

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その後、茶壷を煮るための茶葉を買おうとしたのですが、てきとーに呼び込まれた店で最初に奨められたのは真っ青な鉄観音。超強気です。「どんなの欲しい?」「炭焙的」といって出してきたのは、箸にも棒にもかからない着香品。「不大好。不要」と言ったのですが、「飲んでみれば味道不一样」と超強気です。飲んでみたら、半口で吐きそうでした。ほかに出してきた茶は、10年老茶だといいます。こちらは葉を見てもいい感じで、味も悪くありませんでしたが悪くないというレベルでしかありません。葉は手摘みでしたが、280元といわれるとパスでした。

切手市場は16時半閉店ということでチェックできませんでした。場所がわかっただけでもよしとしましょう。

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露天でエビカニを売っています。こっちでも上海蟹は売っていますが、みんな小さいものばかりであまり旨そうではありません。200gクラスが手に入れば、部屋で蒸して食べたいのですが。

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三環向かいの大型店で、ようやくどんぶりを発見しました。もちろん現代ものですが、許せるレベルです。19元でした。いっしょに買った皿は14元。これでインスタントラーメンも、粥も、うどんも食べることができます。ついでに電圧変換トランスも購入しました。

大学まではバス一本で帰ることができます。825線バスなのですが、今回乗った車体がオンボロで、ブレーキも非常に調子が悪く乗っていて疲れました。学校につくと、学食が営業していたので早めの晩飯を食べました。祝日ということで食事の心配をしましたが、店関係は大体ひらいているので生活に困ることはありません。
屋台も、ふつうに営業していました。

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日曜日

さて、今日もやることにこまります。お買い物をするとお金を使ってしまうので、できれば引きこもっていたいところです。今日も視界は1km程度しかありません。

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バスで朝陽の方にでかけようかと思いますが、バス停で降りて相当歩かなければいけません。服を買いたいのですが、イマイチどころではない服しか買えない五道口周辺。三里屯あたりにいけば外国人向けのデザインのものがかえるかと思います。

外の気温は非常に快適です。砂埃さえなければ。。。。自転車で近所の茶葉市場にいくことにしました。朝食は、部屋の真下にある商店の水餃子です。ものすごい化学調味料で、二度と食べないリスト行きとなりました。

で、11時に出発。3環まで行って左折の予定でしたが、わずか10分ちょっとで3環までついてしまいました。これでは散歩にもならないので、予定を変えて市内中心部のほうにいきます。西直門から地安門西大街>景山公園>中南海エリアを抜けて、天安門に到達します。道路はよくなったり悪くなったりですが、小石が非常に多くてパンクが心配です。北京は平坦なので、軽く加速してしまえば、あとは漕がなくても進んでしまうので練習になりません。飛び出しやふらふら運転の自転車が多いのも、特徴です。車も無法なので、なんどかひやりとしました。

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天安門前を走るためにもってきたこのWAIMEAなので、アウタートップにギアを入れて全速力で走ります。有事に飛行機が離着陸するところなので、飛行場を走っているような気分でした。

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その後、ここまで来たんだからと、北朝鮮大使館裏にある北京で一番まともなスポーツバイク店「行如風」にいってみることにします。ちょっと迷いましたが、見つかりました。このあたりはロシア人街なのか、ロシア語が目に付きます。品揃えはそこそこです。650cのタイヤはあるかと聞くと、一本だけありました。MICHILIN AXIAL PRO 3004500円と値段は日本と一緒です。中国では8Sパーツは豊富ですが、650Cは入手困難です。財政的に厳しいのですが、パンクよりも小石によるタイヤ破裂のほうがこわいので、一本買ってきました。値段は、日本と変わりありません。客がいないのに、店員が7人くらいいたのが、中国らしい謎ポイントでした。

その後、三里屯に向かいます。ものすごい勢いで開発をしていて、2年前とはずいぶん変わってしまいました。いまも古いアパートをこわして新しいビルを作っています。

お昼ごはんは、途中で屋台のおばちゃんから買った焼き芋。甘くなくて、ちょっとすっぱいです。こんなとんでもない車がとまっていました。

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三里屯から東直門に抜け、鐘楼を経由して后海に抜けます。このあたり、2年前は栄え始めたばかりでしたが、いまは完全に仲見世状態です。前門より面白いかもしれません。みやげ物を買うのはよしておいたほうがいいと思いますが。

いちばん北にある刹那海では、地元の人が釣りをしていました。すごくごついさおです。いったいどんな大物が釣れるんでしょうか。imgp1590.jpg

徳勝門から馬幡橋に抜け、3環を西へ。学院路に出て戻ってきました。所要時間は4時間、走行距離50.1kmでした。

さー、運動もしたので来週の予習しよ。

宿題は、天気予報の聞き取りでした。早すぎて聞き取れなかった。9時のニュースで再度。

テレビは、ドラマ程度なら少し聞き取れるようになってきました。ニュースや報道番組は、単語が難しくてだめです。

晩飯は坦々面。窓から見える、部屋の真下の四川料理屋。元気のない店で、あまりうまくなかった。 ものたりなかったので、臭豆腐にチャレンジしてみます。においは腐乳の10分の一、くさやよりマイルドです。もう少しうまみが強くてもいいかな。おばちゃんと少し話しましたが、半分くらいしか通じず。これは納豆菌発酵した豆腐だそうで、油で揚げてあります。謎の調味料がかかっています。老北京の元気の源だそうです。日々の食費に2元プラスなので、毎日たべてみよう。と思いました。うまそうに食べてたら変な外国人だと思われたようです。

買い物事情

五道口は外国人がおおいせいか、案外買い物には便利です。

そこそこ評判のいいパン屋があります。値段は、日本の70%くらいなので、むちゃくちゃ高いといえます。

 

ロータスセンターというところは、ほとんどカルフールと一緒です。日本のカルフールをちょっぴり中華風にした感じです。ディチェコのパスタもありますし、オリーブオイルもあります。輸入品の値段は日本と同じです。

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寿司まで売っています。中国人が作ったすしなので、ちょっとセンスが違いますが。すくなくとも、ここで買い物をする限り不便を感じることはないと思います。

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もうすぐ中秋節なので、月餅コーナーができています。

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腸詰が非常にうまそうです、金華ハムまで売っています。

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今日は片手なべと包丁、まないた、菜箸など最低限の調理器具を買いました。なんだかんだで120元(2000円)かかりました。ほかにも、ワトソンズでシャンプーを買ったりしたので、相当散財してしまいました。

中国で見つからないものといえば、三角コーナーです。日本向けで大量生産しているので、あってもよさそうなものですが。生ごみの処理が頭痛の種です。

お金があったら、いろいろためしてみたいんですがね、これはウサギの丸焼きです。おいしそう。。。。がまんがまんです。

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北京自転車生活

祖父がなくなったため3日で一時帰国しました。このあたりは、いろんな意味で大変でした。
こちらで買う自転車は乗ると死にそうだったので、自転車をもっていくことにしました。監督のところに自転車を持っていって、特急で街乗り仕様に変えてもらい、ハンドキャリーしました。
本日、ようやく自転車をもちだして軽く走りました。あまり調子がよくないので、大学近辺を軽く走るだけです。
まずは四環までいってみます。そのまま北に走って大学前まで戻り、成阜路を中関村方面へ。五道口を過ぎると、中関村大街まで非常に走りやすいです。
北京大学につきあたって、北へ向かいます。中関村の電脳街まで、すいていれば10分もあればつくとおもいます。交通事情と駐輪事情が許しませんが。。。。
清華大学の構内に入りました。この大学、ものすごく広大です。おそらく、東京理科大の飯田橋校舎なら1万個くらい、楽に入ります。農大だって1000個くらい入るかも。。。。走っても走っても建物ばかりです。
心拍数は上げようがないので、走行ログをとるならGARMIN+google earthのほうが面白い気がします。しかし、今の自分には贅沢は敵です。しかしこまったことに、こっちにきてから心拍をうまく拾えません。なにか変な電波が流れてるんでしょうか。
今日は11.2km
自転車の調子は、ペダルが分厚いのでポジションが少し変わっています。さらにスタンドまでつきました。完全に平地なので、ビンディングペダルの必要は感じません。それよりも交通事情のおかげで、靴は普通のものに限ります。広いところでは、クロモリフレームの弾力を生かして気持ちよく走ることができます。大陸ならではです。

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前門は廃墟に

北京の浅草のようなところです。老号子が並んでいる素敵な街なのですが、前門の大通りと東側が再開発で閉鎖されていました。良い胡同だったのですが、ゴーストタウンになっていました。
日本で言えば、祇園をぶっ壊すようなもんです。大切な観光資源に気がつかないのは悲しいことです。

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取材その2

取材その2
バスの中から見付けたgoogleのビル、場所がよくわかりません。とりあえず、中関村まで行きます。
そこから戻りながらビルを探すのですが、ずいぶん手前のほうにあることがわかりました。さらに、19時を過ぎてしまって戻りバスが終わってしまっているため、途中まで行くバスに乗って、そこから歩くことにします。
でべでべ歩き続けて、やっと見付けました。清華園という、清華大学付近のITパークでした。ファウンドリーなども入っているみたいです。
ここ、実は語言大学から徒歩圏内です。遠くに最寄り駅が見え、その先500mに大学があります。
今日の歩行距離、6km程度でしょうか。足が棒になりました。

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取材

何の気なしに、中関村にいきました。友人にバス路のがせねたをつかまされてしまい、変な方向にバスがいきます。これはいかんと思ってバスを降り、歩いて中関村に向かいました。ちょうど北京大学があったので、寄り道していくことにします。
中は、歴史庭園でした。いきなりしびれました。留学は北京大学にすべきだったと後悔しました。この環境で勉強できるのは、なんともうらやましいです。

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そして、中関村でお買い物とおもったら、6時で店が一気に閉まってしまいうろつくだけしかできませんでした。2年前に工事中だったビルがすべて完成しており、非常に壮観な景色になっています。中関村書店という大きな書店が出来ていました。以前からある海淀書城は、外装工事中でした。新規出店の大型店に見劣りしてしまいます。

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帰りに、 google chinaのビルを発見。知人のBPの記者氏にチャットで話したら、「写真よろ!」といわれてしまったので、翌日撮影に行くことになりました。
このあと、3日連続の中関村参りがはじまります。