モンゴル辺境の防衛線

今回の旅で印象に残ったのは、モンゴルとの戦争の遺跡でした。匈奴軍の侵攻に備え、中国は大規模な防衛線を北京ー大同の間に張りましたが、なにしろ400kmもある長い防衛線です。何度も防衛線を突破されています。

この防衛線の遺跡を見ると、歴史の本を見ていた中学生時代を思い出してしまいます。

高台に築かれた狼煙台 数キロおきに存在します。

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駅亭の跡です。駅亭とは、街道沿いに10里(4km程度)おきに設置された、馬の交換所。早馬はここで馬を交換しながら走ります。また、旅人もここで休憩をします。この駅亭跡はかなり大型の防御機能を持った城塞になっていて、一辺は500mほどありました。中は、村になっています。小さいものは、100mほどの大きさです。

馬車が歩く、昔の風景そのままの景色に大きく感動してしまいました。

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突然ですが、大同にいってきます

本当は、金曜朝に内蒙古に行くはずだったのですが、
申し込んでから「外国人はダメ」と突っ返されてしまいました。いったいどんな理由があるんだろう。。。。CITSも信用なりません。

そんなわけで、突発的に大同行きの切符を買ってしまいました。硬座の27元です。 前回は軟臥だったのに、アップグレードしてしまいました。土曜に戻ってきます。雲崗石窟と、絶壁に張り付く懸空寺をみてきます。

いま、大同のしゃぶしゃぶ鍋を買ってしまおうかと悩み中。工芸品の価値があるのですが、お値段次第です。