北京のオシロイバナ

学校に行く途中の、踏み切り(人力です)のところに、ちょっとした花壇があります。自分の小さいころ、近所の空き地にやはりオシロイバナがあって、本当のことをいうと、あまりきれいな花ではないのですが、一番思い出深くて好きな花なのです。

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たぶん、数年後にはなくなってしまう景色だと思います。

1907 PEKING to PARIS 3rd Rally 2007

ちょうど今朝、八達峰高速道路を北に向かっていたら、クラシックカーの一群に会いました。超かっこいい!。俺もこんな車が似合うオヤジになりたい!と長年思っているのですが、クラシックカーを養うお金が出てきません。いまは自転車で手一杯です。

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このラリー、しらべてみたら100年の歴史があるそうです。今回で第三回目(笑)長く途絶えていたみたいですね。

北京-パリラリー 公式サイト

ルートマップ 

とりあえず、この67号車を応援したいと思います。がんばれ。

潘家園は人でいっぱい

今日は同学を案内して、潘家園にやってきました。

まいどながらの熱気です。いいものはぜんぜんありませんが、見ているだけでたのしのがこの場所。あらゆる怪しいものがあります。

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鉄のつめとか。

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ニセモノ化石とか。そうそう、チベット・アンテロープもありました。違法だと知っているのか市場外で、さらに喧嘩を仕掛けてきたので写真は撮りませんでしたが。
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すき物にはたまらない「文革商店」

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中国人の石にかける情熱はすごいものがあります。ヒスイ、水晶などが大量に売られています。へんな彫刻をされてしまうのが悩みどころですが、置物にできそうなものもうってます。
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北京の街角で売ってる怪しいアクセサリーは、ここで材料を仕入れているようです。両手いっぱいに材料を買っていく人たちがいっぱいいました。
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市場をでたところで、同級生が50代くらいのスリに狙われました。かばんのチャックを閉めていたので事なきを得ましたが、なかなか見事な腕前です。手を突っ込もうとする瞬間を見てしまいました。北京に来る場合は、かならずチャックつきのかばんにしましょう(とくに女性)

再度、大山子798へ

ちょうど帰り道にあたるので、きのう見なかった場所を補完しようと、大山子798に再度突撃しました。

同行したお姉さまによると、中国で発禁処分になったDVD(兄貴系)も売ってるそうで、 現代芸術の資料やDVDを買うにも良い場所です。

撮影をしてました、これはけっこうマトモでしたが、どうみてもisopressのshichuangみたいなおねえちゃん写真をとってるのがいて、笑えました。 今日は数組の撮影会が開かれていたみたいです。ファッション雑誌? ま、よくわかりません。
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超美人でした。

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現在の北京には、スナイパーがいるので注意が必要です。

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環行鉄道で見たものは

行きがけにちょうど、ヨーロッパ型の重連電気機関車が留まっていました。写真を撮ろうとしたら係員に制止されてしまったのですが、ちょうど博物館の建物を出たところで、試験走行に出会いました。超ラッキー。カマは仏蘭西製のようです。

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牽引する貨車は65台。たまりません。往年のゴッダルト峠のクロコディールも、こんな感じだったのかもしれません。私はいわゆる鉄ではありませんが、ばあさんの家が川越線の踏み切り脇にあったため、貨物列車には特別の思いがあります。あの最後尾の車掌車に乗りたくて仕方ありませんでした。だって、ばあさんの家って死ぬほどつまらなくて、30分に一本、唯一列車が走るのだけが景色の変化なんですから(苦笑)

毛沢東号は日本製(鹵獲品)

さて、ここの売りは豊富な機関車コレクション。標準軌仕様の巨大機関車たちが山のように連なっています。

なんか、どの機関車もドイツ・日本の形をしています。

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この朱徳号(朱徳将軍専用列車)は、日本製と書いてあります。実際には満州国の満鉄工廠製だと思うのですが。

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操作系も、日本の機関車と同じ感じです。計器類は付け替えられています。

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他の機関車たちも見て、ちょっと、満鉄のすごさにびっくりしました。さすがに大陸鉄道です。日本のC62クラスとはふた周りも違います。マニアのサイトによれば、中国製の機関車は、満州鉄道の機関車の設計図を元にしたものだそうです。
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こちらは、ロシアからの輸入機関車。配管など、パーツ配置の違いがよくわかりました。

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そして、毛沢東号も、やっぱり日本製でした。満鉄マークは見つけることができず、ちょっと残念でした。

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満州鉄道の客車 テンイネ2型展望車

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博物館に入ると、鉄分に満ち満ちた雰囲気。すき物には堪りません。

しかし、視線を左にやると、そこには伝説の客車がありました。満鉄の豪華客車 テンイネ2型です。以前の情報によれば、屋外に放置されているということでしたが、ちゃんと館内に引き込まれているではありませんか。さらに、扉が開いています。係りのおばちゃんが来たので「登って中を見ていいか」「ちょっとだけならいいよ」というではありませんか!!。ホント、中国語喋れて良かった。

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非常に暗い環境で手持ち撮影だったので、ぶれてて申し訳ない。この豪華さ。戦前の満州には、こんな列車が走ってたんです。

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中は、豪華なダブルベッドと、バスタブまでついています。

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スイートの一段下とおもわれる、一等寝台です。

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しびれまくりで、もう死にそうでした。

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鉄道博物館ははるか遠かった(1)

家の前から、けっこうアクセスがいいことがわかった大山子。鉄道博物館も2kmくらいの距離にあります。今日は、鉄のハートを持った同学のお姉さんとバスで出発です。

バスを乗り継ぎ、最寄のバス停まで行きますが、まだまだ歩きます。降りたバス停から1kmほどで、環行鉄路のバス停です。資料によればここから500m。ここには踏み切りがあって、ちょうど長編成の貨物列車が通り、気分が高潮します。

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しかし、ここから延々1km以上歩くことになります。水を持ってこないと熱中症で死にます。。。もう、ほとんどNHKスペシャル「大中国」の景色です。

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そして、殺風景な門が見えました。やる気ゼロです。展示場は500m以上先。がんばるしかありません。ここは中国です。なにごとも大きいことはいいことだ。

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ようやく展示場は見えてきました。

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つづく。