私の愛する極寒の北京

この天気を待っていました。

今日の北京は最高気温-2度、最低気温-6度です。空は少しかすんでいるものの、晴れました。あまりの寒さで、タクシーは大繁盛です。こんな寒い日はいくら北京人でも自転車じゃなくてタクシーにのりたいですよね。

表を歩くと、顔がしびれます。

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潘家園の骨董市場は、さすがの寒さで客も少なく良い感じでした。寒かったけど。春節前なので、日本にもってかえるとつかまりそうな名品がごろごろ転がっていました。

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天壇も綺麗に見えました。紅橋市場で親用の鞄などを購入。

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台湾に対する立場を露骨に誤訳して都合よく解釈しようと中共の汚いやり口でおお揉め しているところですが、天安門には日の丸が掲げられていました。

お茶で散財

1622元、日本円で25000円でした。

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ちょっと今回はお金を使いすぎてる気がします。先に使った分だけ今後お金を節約できるのですが、ちょっと罪悪感。お店の人もびっくりです。10kg近くありました。

留学仲間のフォズさんやGo-Tさんに頼まれた分も入ってます。安いは安い、でも塵も積もれば山となるというやつでした。今回は基本的には配らずに、自分と家族で全部のみます。

福建東部の料理 閩東風味家常菜

今日はすごい経験をしました。かなり興奮してます。

お茶市場で、いつものお店で1600元ほど買い物をしました。時間もちょうど晩御飯の時間だったので、お茶やさんの店主に晩御飯を誘われました。最初は遠慮してたのですが、もしかしたら福建人に案内してもらう福建料理はすごいかも、と思いました。結果、大当たりでした。北京には福建料理の店はほとんど無いと思っていたのですが、福建人の多い茶葉市場にはあるんですね。

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ここでは、メニューは無いので店先の水槽をのぞいて、これをこう調理して、という注文をします。超本気系。

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カエルをはじめ、いろんな材料が並んでいます。

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巻貝と、よくわからないふわふわした謎の食材。

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マテガイです。

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メンマをいためたものです。干し竹の子いため。これ、かなり美味しいです。

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シャコのゆであげ。すごく鋭利な棘があるので怪我をしないように注意。

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油麦菜 私の大好きな中国野菜。

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ビーフン炒め。台湾と同じ味でした。

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これが今回はじめて飲む、閩東紅酒です。おそらく米と紅麹で作ったお酒。ステンレスのボールに入って登場です。なかなか衝撃的でした。

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味は日本酒に近いですが、さらにクリアな味というか、フルーティーなさっぱり系です。麹が生きているのか少しにごっています。口当たりが良く、かなり後をひくお酒です。とても気に入りました。私も農大出身で酒に関してはかなり研究してますが、こんな酒は日本に居たら絶対のめないでしょう。これは家庭で飲む酒みたいです。瓶ではなく普通のポリタンクに入ってて、一見ガソリンに見えました(苦笑)

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マテガイのスープ。すごくさっぱりした味わいです。

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ウシガエル炒め。カエルによくある生臭さが無くて美味しかったです。目隠ししたら、鶏肉といっても区別がつきません。

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これは、カブの炒め物。北京ではあまり食べないのですが、福建では普通に食べるそうです。

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芋をふかしたものを油で焼いたもの。リュウタオ liu4tao2という名前だそうです。これはむちゃくちゃ美味しかったです。よく出来たコロッケのような味です。芋はタロイモのような気がします。

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ほくほくでした。甘くて塩気があって、ほんとうによくできたコロッケの味です。

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イカの炒め物。これは普通かな。

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今回、福建人といっしょに福建料理をたべるという幸福にめぐまれました。この1年で食べたベストかもしれません。まったく知らない料理に出会えるのは本当に幸福です。日本じゃ絶対食べられませんからね。中国留学して本当によかった。

このお店の場所は、 京閩茶城の右斜め前の路地を入って200mくらい、右側です。

貴州省直営レストラン 貴州大厦牡丹庁

北京名物といえば、各地の政府が政治の力と面子で経営しているご当地食堂。腕利きコックを地元から強制連行してきていると評判です。

今日のターゲットは貴州菜。中国南方のちょっと辛い地方の料理です。

和平里の三環をはさんだ北側に貴州大厦という建物があります。その二階にレストランがあります。新しく出来た地下鉄の駅から歩いて数分です。

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入り口は狭いのですが、中は超満席でした。これは食べ終わったころのようす。まだまだ人がいっぱいです。

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マオタイビール。香りがよくて甘い味がして、すごく美味しいビールでした。

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竹笙腊肉湯 キヌガサタケのベーコンスープ。中華風ベーコンなのですが、ほとんど味は日本のそれとかわりません。

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貴陽青椒童子鶏

いわゆる辛い干鍋です。 じっくりと味がしみていて美味しいのですが、ちょっと油が強めで途中で飽きてしまいました。御飯があればちがったかも。

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今日のメインディッシュ 酸湯魚。今回は桂魚を使いました。鯰など、何種類か魚を選んで調理してもらえます。

これはかなり衝撃的な味でした。中には魚、豆腐、もやし、セロリが入っています。赤いのはおそらくトマト。香り付けは香菜 、ほかにレモングラス。そう、この味はトムヤムナム(トムヤムクンの魚版)の味です。ちょっとマイルドなトムヤムクンという感じでした。

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よこのタレにつけて食べます。

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 安順絲娃娃

クレープのような生地で、キュウリやモヤシなどを包んであります。醤油と酢と香り野菜の入ったタレを付けて食べます。これはさっぱりしてて美味しかった。

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 燃麺

四川省などにもありますが、いわゆる汁無しの油そばです。これも油だらけ。酸湯魚のスープに浸したら、すごく美味しくなりました。このままで食べるのは、イマイチの味でした。

新川麺館の担担麺

駆け足で西冷印社(有名な篆刻の店)などをまわります。今回は、兄たまりその実印作成。機械彫りの印を実印にするなんて、うちの親はどうしようもないたわけ者です。そんなの簡単に偽造できちゃうじゃん。

内蒙古ホテルで牛乳酒を購入、とって返して新街口に写真を届けに行きます。2月にこのへんで子供の写真を撮ったので、そのときに撮影に快諾してくれたオヤジさんに写真を進呈。よろこんでくれました。

そしてちょうど目の前に、あの新川面館が。ここの涼麺は絶品です。でも今は冬。担担麺にしました。我慢して、さらに夜のためにお腹もキープしようと小碗5元で我慢。

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今日はごまだれを強く感じて、なかなかおいしかったです。でも味のレベルは四川省食堂のほうが麺が美味しいなと思いました。日本のレベルで考えてはいけませんが、北京では非常に美味しいといえると思います。

一碗香牛肉面

今朝は昨日のマッサージで全身が脱力してしまい、午前は動けませんでした。

昼からのそのそ動き出します。それでもかなりの強行スケジュール。

まずは、宿題だった蘭州牛肉面の店にいきました。

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とても美味しいと評判の牛肉麺の店です。

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お金を払い、ここの台でセルフサービスで麺をうけとります。

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牛肉麺 6元

出てきた麺は、薄味の塩スープに手延べ麺が泳いでいます。お味は、日本のらーめんのレベルに慣れた舌からすると少し物足りませんが、素朴で美味しいです。ちょっと麺が臭いのですが、日本のカンスイとは違う風味です。

日本でヒットさせるには、すこし工夫が必要な感じがしました。

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店はかなりの殺風景。これが北京のスタンダードです。

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とりあえず今日の行動

朝8時>友人宅から学校へ。空気がきったないです。

朝一番で、相互学習相手に偶然あったのでクリスマスプレゼントを渡す。

まず、太極拳老師の家にご挨拶。その後速成学院の老師たちにご挨拶。

中関村に移動、無線LANルーターを購入。また学校にもどる。

口語老師(すごくかわいい大学院生)にクリスマスプレゼントをわたす。就職活動大変そう。

同学Yさんと合流、まずは餃子を食べるが、あまりの量の多さにダウン。

いったん部屋にもどり、荷物を持つ。 タクシーで北京の東にあるJICA事務所へ。

JICA事務所で、ハンドキャリー荷物を渡す

タクシーで三里屯に移動、ファッションビルをYさんとあるく。買おうと思ってた手作り革靴を再度みてココロがゆれる(買いますけど)

ズボンの幅なおし(太った。。。超はずかしい)と、スーツの採寸。スーツ1着、ジャケット
一着、シャツ10枚と今回思い切り張り込む。これで部屋のよれよれワイシャツを処分できます。。。。オーダーメイドスーツはベスト付きで16000円、オーダーメイドシャツは1枚1600円くらいです。

こんどはすぐそばの贋物市場に移動、頼まれ物の鞄をさがすが見付からず。派手目のシャツを2枚購入。

ここで疲れ果てる。なんか消化不良で気分もわるい。なのでタクシーで帰宅。

とちゅう、マッサージ屋のそばを通ったので突然の行き先変更、重慶マッサージ屋へ。もうぼろぼろだったのが、ここで元気復活。

帰宅し、無線LANのセットアップ。お泊りの御礼に無線LANをおいてくることに。

ネットがようやく繋がったので、いまブログかき中。

という感じです。いやあ大変だった。とりあえず初日にやることは片付けたので、明日からは自由行動です。

抜灌初体験

今日は駆けずり回っていました。

とりあえず、今日のネタをば。

「抜灌」という解熱の民間療法をためしてみました。ここは北京の重慶式マッサージ屋さん。お気に入りの場所です。

熱はないのですが、とりあえず試してみました。見るとすごく痛々しいです。

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あられもない姿の私。

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吸われてます。

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この状態で10分間です。吸われている部分が熱く感じます。別に痛くはありませんでした。

結果、背中がでこぼこになりました。

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サンタが北京にやってくる

明日は北京行きです。午後発なので、とてものんびりです。

本当は、昨日今日で引越しのはずだったんですけど(苦笑) 帰国後に地獄が待ってます。

そして荷物のパッキング。米8kgはおもたい。。。オーバーチャージが怖いので、半分をリュックサックに移しました。しかしそれでも重い。。。他が軽いのでバランスが悪いです。

そして昼間に、北京に3年駐在していた母親の友達がやってきました。ハンドキャリーして欲しいというので、OKしたら、軽いけれど大量の荷物がやってきました。ほかに、私立ODA物資がいっぱい。インスタント麺やらカレー粉やら泡盛やら。なんか、自分の荷物1割 おみやげ9割って感じです。ほんとに自分でもっていくのは下着くらいのものです。衣類は現地調達(笑)

すでにパンパンで簡単に蓋がしまりません。そして持ち上げたら。。。もう重量オーバーな予感がしてきました。どうしよ。。。私の海外いきは毎回こんな感じです。

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今度は引越しパニック

ようやく仕事もきまり、お給料も「嫁さんを専業主婦でなんとか食わせて行ける」ということで、ほっとしたのもつかの間でした。

実は私の部屋、つてで入居しているのですが、「部屋を交換したい」という申し出があり立場の弱い私は部屋をうつることになりました。

不動産やさんが仕切っていたのですが、彼の決めた期日は28日。移動先の部屋が空くのは19日。20日にクリーニング、21,22日で引越しで、23が予備日 24が北京行きという段取りを組みました。

本日20日夕方、実は彼がクリーニング屋を手配していなかったことが発覚。「28に今の部屋を他の人に引き渡すってことは、27,26の2日でこちらをクリーニングでしょ。22、23,24は休み。ってことは、今日明日には私の移動先のクリーニングが終わってないと移れませんよね」といったら、凍り付いてました。なにも考えてなかったみたいです。良いおじさんなんですが、詰めが甘かった。

しかし、火がついたのは私のほうです。おじさん、あわててクリーニングやを手配したのですが、もう時すでに遅し。デスマーチというより間に合わないこと確定になりました。

さて、これから一体どうなるんでしょう。個人的には燃え盛るシーンを見るのも一興なのですが、ちなみに燃えてしまうのは私です。orz