4月の北京食べつくしツアーのごあんない

 とりあえず、4月10日ごろ実施の北京食べつくしツアーの予告をします。参加希望者は今のうちから予定の調整をお願いします。行動しばり無しの、現地で適当に会って適当に解散なので、食事の間は世界遺産などの名所めぐりをするもよし、私の案内でディープツアーをするもよしです。

タクシー移動のため、引率できるのは3人までとなります。筆談で勝負できる人は引率に含まれません。なお、物騒なところでもあるのですべて自己責任となります。外国人むけ病院などはあるので、そんなに心配する必要はありません。ホテルは四合院作りのいいホテルでも安いところでも、何でもありです。あれこれ泊まり歩くのもよいのではないでしょうか。

食事は以下を予定しています。昼夜食べても、全部参加するだけで何日もかかります(苦笑)

四川省食堂

寧夏自治区食堂(羊肉)

貴州省食堂

北京棒餃子・麻豆腐・焼き鳥

羊しゃぶしゃぶ

烤全魚(重慶風、焼き魚の辛口煮込み)

無名居(釣魚台のコックの料理)

福建料理(閩東家常菜)

北朝鮮レストラン(喜び組のショーを見に行く)

湖北省食堂

雲南省食堂

お茶市場でお茶を買う、スーツやドレスを仕立てるなどのオプションツアーもあります。仕事用のスーツを作ると、飛行機代が実質タダになります。

大珍楼 子豚の会

今日は、社長が試しに買ってみたというハンガリーの子豚を食べる会です。香港人Wは「結婚式か???」といってましたが、ただ単に食材の試食会です。ハンガリーの豚は、皮がすこし厚めのようです。

焼き方は香港から来た焼き物氏。お名前は失念(というか、広東語の発音だとどういう漢字かわかりません。

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くるくる回しながら器用に焼き色をつけていきます。↓は動画です。

http://www.youtube.com/watch?v=F_f-nhTLSZk

香港時代には毎日数十匹を焼いていたそうです。今日は久々の出番というところでしょうか。それも炭焼きです。香港でも炭焼きをしてくれる店はめったに無いそうです。

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綺麗にこげた部分を処理しながら焼いていきます。

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焼けました。なんか恨めしそうな眼でこっちを見ていますが、皮をきれいにはがされます。

片皮乳豬全體

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ぱりぱりさくさくに焼きあがりました。餅の上にきゅうりと白髪葱、味噌をつけて乗せて食べます。うーん素晴らしい仕上がり。ハレの食べ物ですねえ。

ちょっと次の皿まで時間があるので、箸やすめ?です。

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アヒルの手羽元は肉の繊維に味がしみていて実においしいです。ちょっと硬いので食べるのには難儀します。

次に出てきたのは、肉つきのほうです。私はこっちのほうが好き。

明爐乳豬件

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予想通り、ぱりぱりの皮、綺麗に油の抜けた皮下脂肪、下ごしらえでしっかりと塩が感じられて肉のうまみがにじみ出てくる肉の部分が、「ぱりぱり、じゅわっ」と口の中で踊る感じがもうたまりません。まさに絶品でした。

次に出てきたのは、骨を煮込んだスープ。

清暴涼煲乳豬骨

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まずはスープを戴きます。とんこつスープですね(笑) 意外にも実に力強い味わいのスープで、おもわずおかわりしてしまいました。四川省政府食堂の老鶏湯を思い出す味です。今年食べた中でも1,2を争う味でした。

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薬膳材料も別に戴きます。肉は完全に味が抜けてます。はと麦がやさしい甘みでおいしかった。

乳豬茄子煲

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ナスが出てきました。ナスと、子豚の丸焼きの残りの肉です。生姜の香りが立って実にいい香りが漂います。実にウマイ。なのにしつこくないのがえらいところです。

乳豬菘生菜包

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レタス包みです。こんなにいっぱいはいってると、おなか一杯になってしまいます。そろそろきつくなってきました。中華はあとになるほど軽い料理になっていくので結構大丈夫なのですが、結構心配です。

乳豬放伊麵

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伊麺です。これも私の大好物です。

乳豬骨煲粥

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おかゆ。豚のスープで作っていて、実にいい味が出ています。香菜を散らして戴きました。

蘿卜餅

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大根餅です。

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棗サトウキビ餅と、クワイ餅です。クワイもちは中にしゃきしゃきのクワイがはいっています。揚げてありますが、蒸せば和菓子といってもいいほどのさっぱり感です。気に入りました。

というわけで、丸ごと一匹食べつくしました。南無阿弥陀仏ー

クリスマス中止の残念会

表記のとおりです。

具体的にいうと、嫁に実家に帰られた男のためにクリスマス食を食べる会を開催。じつにがっかり。

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よそ様の家でこんなになってるようじゃ駄目ですな。 ほかにA様が参加。音楽はもちろん Nat KING Coleです。

さて、料理スタート まずはアボカドと特売刺身のきれっぱしの冷製。いろんな魚が混ざってるので、こういう使いかたをするのには非常にいいのです。

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娃娃菜(白菜)とサーモンのサラダ

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肉をくいたいというので、この脂っこい肉を買ってきました。黒毛和牛のサーロイン。実に体に悪そうです。

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で、今日は自分へのクリスマスプレゼントをあけました。イギリスから買った、とあるワインオープナー。これ、本当によくできています。抜けた栓もねじをもどすだけで取れるのです。

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肉はレアに焼き上げて、わさび醤油でいただきました。脂っこすぎて、あまり食べられません。3人でちょうど良いくらい。

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ヒラツメガニの味噌汁。これ、劇うま。

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肉をひたすら食いたいといわれたので、こんどはNZの赤身肉を焼き上げます。ただ単に焼くのでは芸が無いので、毎回違う味にしようと。

これは白ワインとマスタード風味。かなりいけています。

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次はオリーブオイル・にんにく・バルサミコ酢風味。もうここで箸がとまってしまいました。 嫁に帰られたW氏はここで冷凍マグロに変化したので、デミオ号の中に投棄決定。ここで寝られても困りますから。

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で、口直しに菜の花のマスタード和え。これは今日一番の味だったかもしれません。じつにさわやかな一皿に仕上がりました。

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最後に、銀座ランブルのコーヒーと、市田柿で締め。

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お行儀わるい男を予定よろ40分オーバーで追い返し、今日のクリスマス中止残念会は終了。