Aさまが鹿港ふらふら♪

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鉄道ノリノリのAさまBさま、ガイドの桂小姐の我々3人凸凹ツアー。北京時代のW嬢ツアーを彷彿とさせます。

さらに台湾の神様にお参りしているせいか、旅は順調そのもの。鹿港駅に予定通り4時頃到着です。もちろん列車で来たかったのですが、すでに台糖鉄道は廃線になっており、タクシーでこの駅の跡にやってきました。廃線マニアの心をビシビシと締め付ける景色です。

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ここは台湾が開ける前に福建人たちが入植した町なので、古い風格のある建物や狭い道など、ちょっとした歴史観光地となっています。日本の川越あたりとちがうのは、若い人達でいっぱいです。

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野生の力を見せつけている猫がいたり

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野生の力を捨てて丸くなっている猫がいたり。のどかな小さい町です。

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此の街は川に面した港町です。港町にはかならずあるのが航海の神様、媽祖の廟。ここからそう遠くない北港という町に媽祖廟の総本山があり、そちらも川沿いです。

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こちらの名物からすみ。いままで買ってた値段よりさらに安かったので、宴会用に買ってみました。5月の宴会でお出しします。

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そして、軒先のこの干物。なんだろうと思ったら、豚の皮だそうです。

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おじさんに話を聞いたら、油であげたものを一本まるごとくれました。太っ腹!そのままかじっても美味しいというのでかじってみたら、たしかに美味しかったです。おかゆやスープなんかにいれるのでしょうか? 実に奥が深い旅行です。

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溪湖糖廠の蒸気機関車に乗ってきました

折り返し点での入れ替えシーン

Aさま台湾ツアーの最大の目的は蒸気機関車にのることです。彰化の機関庫からタクシー500元(1500園)でやってきました。結構距離があるので、タクシーを素直にお願いした方がいいでしょう。蒸気は11時と14時の2回走ります。

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乗り心地はどってことありませんが、農村の風に吹かれながら平原を往く機関車に引かれるという経験は、どんな大人も子供の心に引き戻してしまいます。

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鐵分に激しく反応するAさま

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近くからみると大迫力ですが。。。。

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横から見ると、そのまんまメルクリンのスターターセットに入ってた機関車です。

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運転手さんはとってもフレンドリー。子どもたちのアイドルです。

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桂小姐、AさまBさまの凸凹ツアー最大の山場でした。良い友人とこうして旅するのはなんとも素晴らしい思い出です。日本に閉じこもる仕事中毒をやめて本当に良かったと、台湾の空と畑を眺めながら考えていました。傍目から見ると機関車にかぶりつきだったようですが。。。。

A様B様子供の事情 台湾鐵の旅 彰化編 その弐

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「上有天堂,下有彰化」(楽園と呼ばれる場所は、上には天国、下には彰化がある)といにしえの中国の鐵の人たちの間では言われているそうです(大嘘)

この大正時代につくられた扇形機関庫はいまだに現役です。日本にもありはしますが、本当に生きているという意味ではアジア唯一の機関庫ではないでしょうか?

見学が前提の場所になっており、やぐらの上に登ることが出来ます。上からの眺めは最高です。

転車台が真ん中にありまして、周りには機関車がならんでいます。

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反対側は屋根付き整備エリアです。

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真ん中に、こんな回転台があってくるくるまわります。

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この転車台の運転台はいつでも使えるようにスタンバイしています。

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回転台の閉塞器です。これで方向を固定します。

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連結部分はこんな感じ。毎日うごいている働き者です。

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そんなわけで、蒸気機関車がごろごろ転がっている彰化の駅はまさに天国でした。

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