台南を歩く

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台湾新幹線乗り放題パスをゲットしていったので、今回は南方に足を伸ばしました。高雄を往復すれば元が取れます。まずは台南で下車。台湾で一番古い街の一つです。新幹線から街まで鉄道が開通したので、簡単にアクセスできるようになりました。

なんか台湾人のセンスってズレているんですよね。

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赤崁樓という昔の城跡は、国姓爺の鄭成功が一時拠点にしたため台湾でもちょっとした愛国?拠点になってるんです。鄭成功自体は日本生まれで混血だったりして、さらに大陸系じゃなくて海洋系の人だったりしたり、清朝の敵として一族が狙われたりしたわけでいろいろと突込みどころが満載なのですが、現代では日本同様に偉人扱いされています。

ちなみに鄭成功の十代目の知人は完全にゆるくておおらかな台湾人に成り切っています(苦笑)

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台湾でも古いものが見直されていて、こういう味のあるものが好まれています。微妙にダサい先端と古いものが混じって独特な国です。

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そしてお約束、渡小月本店の担仔麺。麺は日本のラーメンになれてるといささか古いものを感じますが、卵が美味しいですね。

それよりも嫁大絶賛だったのが、この店の2件隣にある帆布屋さん。「永盛帆布行」という帆布のお店が切れっ端で作ってる帆布かばんがとても良い出来ばえで、思わず2つ購入。でももう一個買っても良かったかもと思わせる出来栄えです。京都の有名店のようなプレミアがついていないので、日本では絶対に被らないのがいいですね。

麗江雲南美食小館@台電大樓

嫁の友達が大歓迎してくれて、今回も引き回され状態の私です。台北の街はローカルフードばかりで、ネットの情報よりも現地の人の情報のほうが確実です。今回も当たりを紹介してもらいました。

雲南料理として紹介されているものを期待していったのですが、料理は日本にある雲南料理とは全く違い、タイ族の料理でした。雲南の一番タイよりの西雙版納料理ですね。

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きのこと青菜炒め。空芯菜とほうれん草でした。

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イエローカレー。タイ料理のそれとほぼ同じでした。ココナツでコクがあり、レモングラスが爽やか。嫁はお気に入りのようでした。辛さは選択できて、チョイ辛にしてあります。

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こちらはタロイモ炒め。タロイモの細切りが入っています。九層塔菜が少し見えます。ほこほこで美味しいです。

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マコモのサラダ。出てくる順番がちょっとばらばら気味です。

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鯉のすっぱい辛いスープ。タイだとナマズが多いのですが、今回は鯉でした。嫁大絶賛。台湾の鯉はあまりくさくないのですね。トマトと香菜が泣かせます。

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空港についた瞬間に車に乗せられて お寺の客家料理

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気がついたら松山空港前にお迎えの車がきていて、そのまま苗栗の山の上にあるお寺に直行になりました。

お寺ではお参りをするわけですが、ここの信者向けにだすまかない客家料理がむちゃくちゃ美味しいのです。

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真ん中の精進スープ(大根、にんじん、あげたお麩、シイタケの茎)のスープがものすごく美味しいのです。左上の黒っぽい客家小炒(干しイカと豚肉、野菜)が味が濃くてごはんがいくらでもいけます。

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夕暮れの台湾です。やっと仕事の呪いから解き放されて心が洗われる思いがしました。