花咲く万里の長城

北京で一番行きたくない場所、ナンバー2くらい(ちなみにナンバーワンは北京原人遺跡)の万里の長城です。山賊が出るし、人大杉だし、水一本10元(1000円くらいの感覚)とかふざけたこと言ってくるし、いい思いなんて一度たりともない場所です。今回も頭のわるそうなボランティアバスガイドがノンストップで怒鳴ってて、最低の旅の始まり。

到着しました。

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ところが、今回はじめて時期を花に合わせていったのと、朝一番で空気が奇麗なことに気がついた幸運が重なりました。普通の旅人が見ることもないような、晴天と花の組み合わせに巡り会いました。

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こんな万里の長城は、ありえません。 万里の長城というのはもっと殺伐として、毎回嫌な思いをするべきところです(笑)いわゆる「きれいなジャイアン」みたいなものでしょうか。

中国の旅は即興、ジャズのようにアドリブで作り上げていくのが醍醐味です(よく言えばの話)。こんな思いができるのは、やっぱり二本の足で動くからです。世の中には車に座ってお金払っても見れないものがあるんだと再確認しました。その場に居合わせたものだけが見られる情景です。

どっかのカード会社のCFではありませんが、お金で買えない価値があります。それは自分の手足と頭が紡ぐものです。あまり贅沢を求めると、素通りしてしまいそうですね。

龍鳳でささやかな食事

北京のレポートが追いついてませんが、龍鳳で恒例の筍宴会が開かれ。。。るはずだったのですが、人数集まらずキャンセル。ちょうど東京に来ていた北京の同学鹿児島人K氏と単発で食べにいきました。

前菜もりあわせ。私の大好物の鳥レバー、筍の焼き物、蚕豆の寄せもの。もう酒のつまみ全開のメニューなんですが、K氏は肝臓を痛めていてドクターストップ、私は下戸ということで健康的にお茶をいただきます。ほんとこのレバーはおいしい。

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筍、海老、鶏肉の包み揚げ。これも最高の酒のつまみです。べらぼうにおいしい。

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最後に筍の和えソバで仕上げました。来年は盛大にやりたいですね。まだ筍シーズンは終わってないので、人数さえ集まればやります。平日夜でこの包み揚げだけでも食べにいくのもありです。

日曜筍の会 残念ながら中止です

今回は人数が全く足りなかったため、日曜の会は中止させていただきます。期待していた方すみません。また来年やりますので、ぜひ参加してください