高雄で一番行きたかった所、橋頭糖廠(砂糖工場)跡地です。台湾といえばサトウキビ、砂糖を作って100年の歴史ある大企業でしたが、10年前にクローズし、現在は観光地として開放されています。
工場からは運送用に使用されたトロッコの線路が。現在は週末のみ観光車がでているようです。
現在は引退しお休み中のトロッコ達。線路の幅は通常サイズより狭いよう。
蒸気機関車もサトウキビ運送用に。1948年、ベルギーから輸入の、蒸気としては最後の世代とか。
工場も見学できます。今まで仕事柄、工場や倉庫を見る機会には恵まれましたが、こんな盛大な廃墟は初めてです。ドキドキ。
サトウキビから砂糖を作る過程で、蒸発器、木製です。
稼働していた時は、機械音や蒸気、何百人といた従業員で活気があったことでしょう。今はシーンと静まり返ってます。
ここで製造された黒砂糖を使った仙草ゼリー入りと牛乳という、ちょっと強引な名物。想像していたよりは美味しい。
駅周辺の日本風家屋の廃墟、恐らく当時の宿舎などと思いますが、現在はアート村へ。
感慨深いものがありました。