桂小姐の台湾日記

翌日はまたまた台湾新幹線周遊パスを使い台中へ。こちらも係員が悩み悩み対応してくれました。もう少し浸透しているといいな、この制度。。

昨日知らずに買った鉄道本が実はスタンプ帳で、今日の目的はスタンプラリー。難易度の高いオメデタイ名前のローカル駅で押してくるというもの。

まず台中で降りて

「大肚」「追分」「成功」駅は隣あってるのですが、何分どローカルなので乗り換えが大変です。

特に追分駅は日本時代に日本人によって作られた日本建築が残されており、一時間に何本もないローカル駅で暇そうな駅員さんが親切に案内してくれました。

追分=点数を取る、とのことで今は受験生の聖地となっておりスタンプたくさんありました。ここで「追分ー成功」切符をお守り代わりに買うのがお約束。

成功駅に行く予定で彰化を経由したら、集集線がちょうどきていたので飛び乗りましたが・・

喜んでましたが工事のため途中の龍泉駅までしか乗れませんでした。

とりあえずバスで集集駅に向かい、日本時代の古い駅と機関車を拝み

特産の愛玉(オーギョーチ)を飲みつつ10年以上前の地震で傾いた塔を眺め(既に観光名所)

彰化に戻り扇形車庫を社内から発見し(詳細は2010年のブログご参照くださいhttps://vuni.jp/guinanxi/?p=1348)

最後に成功駅で本日のスタンプラリー完了。

でもって台中市内には行かずに終わりました。

台北駅も改装中。ここでもユルユルスタンプ押しときました。

突然思い立って台湾にまた行ってきました。前日に発見したのですが、高鉄パス(高鐵周遊券)なる、外国人にのみ許される台湾新幹線乗り放題チケットが今年より発売されていました。日本で事前予約が必要ですが、3日間乗り放題7200日本円で指定席も可とは超お得。。用事がなくとも行きたくなります。

気づいたのが前日の為、あわてて取り扱いのある日本の旅行社に直接行き、引換券を即日発行してきました。こちらが公式HP

http://www.thsrc.com.tw/jp/ticket/tic_thsr_pass.asp

これをもって現地の窓口でパスポートと提出し周遊券がもらえるのですが・・・なんせ係員も初めての人ばかりで間違えてくれることおびただしい。ただの往復チケットと引換えられそうになったり。。疑問に思ったらすぐに言わないと。こちらがやっと手にしたパスです。

指定席もとれるけど手書き、です。マニュアルはあるみたいなんですどね、あんまり浸透してないようです。

改札は毎回係員にパスポート見せて非常口から・・ついでに非常ベルも鳴り響くので心臓にはよくありません。

本当は阿里山に行きたかったのですが、今週は特に鉄道事故、バス事故、乗用車事故と続き、関係者は阿里山の神木のタタリではないかと本気でテレビで討論されていた位なので諦めました。で、せめて駅弁は阿里山　奮起湖のものを。

で、最初の目的地は台南　新幹線の(高鐵)台南駅と、通常の(台鐵)台南駅を結ぶ新路線に乗り市内へ。

お約束の度小月の担仔麺を食べに行き・・　その隣の店で手作りの帆布のバッグ工房、永盛帆布で衝動買いを。縫製もしっかりしていて、市内の学校指定バッグみたいですが、その時ある在庫しか買えないので見つけたらオススメです。

その後高雄へ。旧高雄港駅は今や鉄道故事館となり、機関車も余生を過ごしているようです。

相変わらず豪華な高雄地下鉄の天井を拝み

この日はいったん高雄から台北に戻りました。続く

あまりにも有名な阿里山鉄道は、昨年の台風以来、運休中です。次回の予習に。

嘉義駅の切符売場

途中の線路。

運休中なので遊び放題です。

終点の紳木駅。

終点ってこうなっているんですね。

阿里山駅、復旧スタンバイ中。

車庫に入ってみました。誰もいない。。。

お待たせしました。お宝がぽつんと一人

木製の貨物車です。いい天気です。

乗るのは復旧後のお楽しみにとっておきます。

こうなったら大陸の人の黄金観光コース、お次は阿里山です。阿里山鉄道がずっと運休中なので、朝6:10　台鐵嘉義駅発のバスで阿里山へ。

お茶の産地です。ちょうど茶摘みをしています。

山道二時間半。やっと着きました。郵便局も素敵です。

 八重桜はまだ残っています。

観光案内で聞いたお勧めスポットを廻ることにしました。通常のコースと逆行してるけど、見所満載です。植物好きにはたまらないと思います。

古木から数百年単位で木が再生され、またそれから新木が。合計三代の木が生命をつないでいます。

こちらは一つの木から3本の木が。その名も「三兄弟」

感心していたら、こちらは「四姉妹」

こちらは推定樹齢3000年の神木。度々雷に遭い、今は阿里山鉄道の終点、神木駅に展示されています。そのうちまた新たに別の植物が芽生えてくるかも。。

吊り橋渡って

姉妹の湖みて

あ、♡の木が

阿里山の原住民の踊りもやってました。

帰りのバスはセブンイレブンで購入。ここ、嘉義県バスと提携しています。台湾中で一番高いお店だって。たしかに。

途中の台中駅で鉄道に乗換え。駅が面白いのです。クラッシックな駅舎に

クラッシックな柱も現役です

かつて使用されていた備品も展示され、鉄路迷の心を鷲掴み。

地下通路は昔の駅の写真展が。かつての台中駅

台中駅で子供の頃から靴を磨いて60年の名物おじさん、、、新聞にも度々紹介されているよう。改札横の、いい場所確保しています。

駅裏の倉庫は、今やアートギャラリーやカフェ街に。今回は時間がないのでまた次回の楽しみに。

第ニ月台(プラットフォーム)がすごいです。柱は昔からのクラッシック使用

をデコってみました。。。ベンチになります。

こちらはサンダル型ベンチ

本棚ですか。。。

もう悪ふざけとし思えません。さすがに誰も座ってないし。

アートな駅を後に、嘉義に向かいました。

台湾と言えば「日月潭」「阿里山」、と中国大陸の教科書に載っているそうで、今や大陸観光客のメッカとなっているところに週末行ってきました。本当は平日に予定していたのですが、その日は台湾全土で雷雨警報・・で週末になったのでした。

台北からの直通の席はなく、途中の埔里で乗り換え。午前一杯かかってやっと着きました。快晴の素晴らしい高原湖の眺めです。

ここの名産のアッサムティーにタピオカ入り♪

船も好きなことを思い出し、フェリーで廻ることにしました。

暑くなく、寒くなく快適な一日です。案の定、大陸からの観光客でいっぱい。

玄奘の記念碑。こっちが主役のはずなんですが、皆、解りやすい名所が記載された方との撮影に夢中です。

ここの名産の茶葉蛋。アッサムティーで煮込んでるので、癖のない爽やかな味。

行列の理由は、、、大陸の方々は毎回必ず値切ってます。ちゃんと人民元表示もあるのにー。早くして～

週末のいいところはイベントが沢山。原住民の歌が披露されてます。

原住民の衣装

晩、絶対光りますよ、これ。

こんな風憩を堪能しながら

次の目的地嘉義に行くため、台中に向いました。

思いがけず気に入った黄金博物園。次回ゴハンはここにしよう。。作業員弁当だそうな。弁当箱は持ち帰れるらしい。

で、こんなのが見えました。「黄金神社」。

あんな上に、、まだまだ先は長い。今晩マッサージ覚悟で行ってみることに。

着きました。鉱山主か建立したとか。今は鳥居と石柱のみなんですが。

中央神殿跡地には「奉献」となごりが、その横に中華風の祠が。ちゃんとお祭りされています。

茶壷山

なんで茶壷かと言うと、寧ろふもとから見た方が解りやすいかも。

外界に降りるとまたゆるキャラ、、あんた誰?　　

220kgの金塊を触ってきました～ 時価二億元以上!

帰りはついついトロッコ線路(廃線)に呼ばれ

日本建築を見ながら帰りました。

丸一日時間があれば九份でさっとゴハンすませ、黄金博物園でゆっくり過ごすのがお勧めです。