桂小姐の台湾日記

ここの温州ワンタンの蝦ワンタンは特大サイズで大好物です。持ち帰り冷凍して常備する程。ちなみに「餛飩」は中国語で、台湾では「扁食」とも言うとか。やっとすっきりしたー。

小皿のおかず。甘めのきゅうりがなかなかいけます。手前のミミガーもいい味でてます。スープの中にちょっと入れて温めても美味しかった。

その後、知り合いの方に連れて行っていただき、「板條」、きしめんのようなものです。鶏肉さっぱりスープが嬉しい。

餃子も♪　ニラと豚、どれも肉汁がたっぷり。

晩ゴハンは近所の大好きな餃子や、大きな焼肉餃子と焼ニラ餃子

ここのダールー湯も野菜たっぷりスープです。

東北地方風味の鶏肉。塩気とサクサク感がいい!　付け合せのきゅうりもにんにくがきいて、ついついビールが。。

お昼は中山にある新葡苑のカフェ。本格レストランというより、気軽に点心が食べられるお店で、少人数のお昼にもぴったりでよく利用しています。

暑い日でしたのでマンゴージュース。そろそろマンゴーの時期です。

前回は小菜ほぼ売り切れでしたが、今日は豊富にありました。じゃがいも炒めとインゲン+小魚炒め。塩気がきいて美味しい。

ナスの味噌炒め。ナスの味がしっかりなので油に負けてません。

今回、ヒットの海老シュウマイ、なのですが、ショウロンポウ以上の肉汁です。千切りしょうがと黒酢でいただきます

☆ウマイ☆

まだもう少しいますので、点心堪能しています。

お昼ごはんに点心が続いています。

まず古亭の蘇杭點心。ここのヘチマ小籠包は、肉汁がヘチマ味と絶妙にあいまって私の中では絶品認定。

高菜の年ガオ炒め。懐かしい。。

ここ、パイ皮包が名物らしく、4種類選んでもらいました。大根、肉、ゴマ、泥芋。サクサクです♪

台湾で一番乗りたかった路線ですが、とにかく不便。台湾人に聞いてもたいてい車を勧められます。確かに二水から一日10本位しかない(またまた涙)。。

でも行くことに。列車の外観は観光気分満点です。

この「車長」さん、行きも帰りも同じ人でした。日本人と分かるや否や、乗り換えのアドバイスから、降りる駅の前にわざわざ来て知らせてくれます。親切なのはありがたいのですが、恥ずかしいよー。

緑のトンネルと言われる程、生い茂っています。バナナの産地でもあります。

着きました!

今や立派な観光地です。駅はこれも古い日本時代の建築だったのですが、地震で崩壊、今は再生されました。

ここにも! 阿里山鉄道と同種のものだそう。

ホンモノとモニュメント　近すぎ。。

ここにも。。

こんな店見つけてしまいました! 切符型クッキーと縁起のいい駅名切符付、有効期限は「永久」です。もちろん実際は使用できませんが(笑)。乞うご期待!

帰りは二水の先の彰化で乗り換え、台北に戻ります。帰りの集集線。

ダイヤには恵まれなかったけど、たくさんの駅員さんに親切にしていただき、楽しい鉄道の旅でした。

今日はホントにダイヤについていない日です。私の事前情報不足なのですが、台南駅でも二水行きまで50分待ち。

保安で昼ごはん食べ損ねたので、台北でも展開している台南の老舗、度小月の本店に行くことにしました。もうヤケクソです。歴代の総統も来ているらしい。日本人観光客も多いのでしょう、香菜(パクチー)大丈夫?って聞いてくれました。

台北の店と同じスタイル。

暑い日でしたので、ラムネ頼みました。ダープーネィ　って読むのかな。

台南駅はコロニアル式。天井が高くて涼しい。

日中は30度近くあります。貨物車も暑そう・・。

ここから二水へ。後で気づいたのですが、ここ「二水」と次の駅「田中」は軍隊の基地で、軍事飛行機、機関車の展示があったようでした。。。

ここでも集集線待ち。貨物車見てました。

高雄と台南の間の小さな保安駅。かつてCMで一躍有名になったそうで、ここに寄ることにしました。高雄の左営駅に着いたら、ローカル線は出た直後(汗)。。まあ急ぐ旅でなし、と呑気に構えていたのですが、ダイヤにはツイテイナイ一日の始まり。

 左営駅も歴史ある駅です。

保安駅は日本時代からの木造建築そのままで瓦と白い木造造り。

よく花の手入れがされてます。ツツジが満開。

木も樹齢100年とか。暇な(失礼)駅員さんがいろいろ教えてくれます。

 ここで　保安ー永康　駅の切符を買うのがお約束。「永保安康」とありがたいお言葉になります。駅員さんに言ったら、使用済切符を分けてくれました♪♪　

スタンプもあります♪

ゆるいキャラが雰囲気に合ってます。

女の子の持っている切符はもちろん「保安ー永康」

駅倉庫を改造してカフェがあると台湾ガイドブック情報、で、お昼時を狙って行ったのですが、なんと昨年末にて閉店とか(涙)。お腹すいたよー。

奥、すごいのがありました。畳も瓦も玄関もある日本家屋(現在は廃屋)、昔の駅の宿舎だそうです。

この後、なかなか来ないローカル線で台南よって集集線を目指します。

続く

高雄で一番行きたかった所、橋頭糖廠(砂糖工場)跡地です。台湾といえばサトウキビ、砂糖を作って100年の歴史ある大企業でしたが、10年前にクローズし、現在は観光地として開放されています。

工場からは運送用に使用されたトロッコの線路が。現在は週末のみ観光車がでているようです。

現在は引退しお休み中のトロッコ達。線路の幅は通常サイズより狭いよう。

蒸気機関車もサトウキビ運送用に。1948年、ベルギーから輸入の、蒸気としては最後の世代とか。

工場も見学できます。今まで仕事柄、工場や倉庫を見る機会には恵まれましたが、こんな盛大な廃墟は初めてです。ドキドキ。

サトウキビから砂糖を作る過程で、蒸発器、木製です。

稼働していた時は、機械音や蒸気、何百人といた従業員で活気があったことでしょう。今はシーンと静まり返ってます。

ここで製造された黒砂糖を使った仙草ゼリー入りと牛乳という、ちょっと強引な名物。想像していたよりは美味しい。

駅周辺の日本風家屋の廃墟、恐らく当時の宿舎などと思いますが、現在はアート村へ。

感慨深いものがありました。