台湾問題の温度差

 中国大陸の模範的な思想を持つ方々は、台湾は中国の一部で必ず統一すると信じ込んでいます(中共史観)。大学生とか老師も、信じて疑いません。

清朝の植民地時代はありましたが、植民地化したどこの国も成立当時の固有領土であった事実は無いんですけどね、嘘も100回言えば本当になるプロパガンダの結果です。

で、土日に浅草の「三宝園」 に行ったので、生粋の台湾人、春子さんに聞いてみました。

「大陸の人は、台湾の人も中国と統一を望んでいるって主張しているよ」と言ったら。。。。

「ないないない! 絶対ありえない! 絶対いや!」

と光の速さで否定されました(笑)

台湾原住民は圧制者であった中国(清朝)が当然嫌いですし、国民党に相当の人が殺されてますからね。さらにその国民党にしろ、戦後に流入した人たちは「中共に殺されるから命からがら逃げてきた」わけで、その辺が理解できない大陸の人たちは、また殺されるんだろうなと思ってしまいます。

Author: damarinz

原来我是北京人,现在在东京,所以我是个“北京原人“

2 thoughts on “台湾問題の温度差”

  1. 以前、台湾の会社と合弁事業だったのでいろいろお話しましたけど、どなたも「台湾は中国じゃない」っておっしゃいますね。
    そういえば、総統選挙のときはみんな帰っちゃいました(笑)、どこかの国の無関心さとは相当違いますね。

  2. どうだか知らんけど、私の友人の台湾人二人のうちのひとり(Aさん)が
    「台湾は中国だから」と何かの拍子に言いだしたら、
    もうひとり(Bさん)が「いや、台湾は台湾だ」と言って、
    A「中国だよ」
    B[台湾だ」
    A[中国だよ」
    B[いや、台湾だ」
    って収拾つかなくなって、
    「えー、台湾人でも意見が二つに分かれるんだ~??」
    と思ったのをよく覚えています。

    台湾を中国だと言う台湾人は少数かもしれないですが、
    特に若い世代は、いろいろいるのかとそのときは、思ったんですが。

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