istDsのピント調節

サービスセンター用の裏コマンドが発見されたおかげで、私のデジカメのAFも微調整することができました。いままでは、どうしてもピントが合わずに最近はマニュアルで使っていたのですが、こんどはバッチリとピントが合います。

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わざと絞り開放で撮って、狙った場所にピントが来ているのを確認。オッケーです。これは今日つくった年越し蕎麦。今日は除夕、大晦日です。

外は爆竹が鳴り響いて戦争のようです。ほんと、いくら爆竹に金を使ってるんでしょ。

北京芸術博物館 海淀区万寿寺

最近 夢見が悪いです。今日も変な夢を見ました。気がついたら昼。もこもこ起き出して、今日もお出かけです。今日は芸術博物館に陶器を見に行きました。

外国語大学の南にある万寿寺まで、バスで30分ほどです。このバスは運通110線という黄色いバスで、切符売りおばちゃんの叫ぶ声で下りる駅を判断しなければいけません。微妙に難易度の高いバスです。

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お寺の半分ほどが、博物館として利用されています。展示スペースは小さく、1時間もあれば見てまわることが出来ます。

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一応、撮影禁止と書いてあった気がしましたが、英語表記ではフラッシュと三脚禁止だったので、手持ち撮影で頑張ってみました。手振れ補正付きのK100Dが欲しくなりました。部屋はちょっと暗いです。しっかり見るためには、近くでも使える単眼鏡があるといいでしょう。

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非常に美しい壺。なかなかの名品がそろっています。どこの窯という記載が無いので勉強には少し不満がありますが、中国美術を理解するにはホンモノを見まくるしか無いので、良い勉強になります。

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宜興の紫砂壺もあります。なかなか見ない形です。

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大変勉強になりました。

美栗郷の糖炒栗子

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北海公園南口から西に歩いて、西安門というところで巨大な行列が出来ていました。ここは北京でも特に有名な甘栗屋です。天真ではありません、北京市懐柔区の栗だそうです。日本で甘栗といえば天津ですが、これはどうやら港町の名前がついただけのようです。本場北京の味を試します。街で売っているものも、美味しいのからマズイのまであります。

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巨大な窯で炒めています。後ろのじいさんが、私の地図を見て「おまえ、北京人じゃないな、どっからきたんだ」と話しかけてきます。

日本人だというとややこしくなるので、いつもこう言うことにしています。「華僑だ。日本から来て、いま中国語を勉強している」じいさん、続けて「お前は日本人か?華僑か?」と聞いてきます。どうやら、100%中国人の血ではないと華僑と認めてもらえないようです(苦笑)

じいさん曰く「ここの甘栗は、特別に美味しいぞ」ということです。みんな、ものすごい量を買って行きます。栗で2kgくらい、さらにひまわりの種も2kgくらい。

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30分ほど待って、ようやく買うことができました。待ちきれずに、歩きながら食べてしまいます。ほくほくで、甘くて、皮も簡単に剥けて、たしかにすばらしい味です。というか、止まりません。バスの中でも食べ続け、家に帰っても食べ続け、気がついたら500g食べきってしまいました。

のこりの500gも、ちょこちょこ食べてしまいます。困った。また買いにいかなければいけません。500gで10元です。値段は、他の店で買うのと同じです。

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北京の腐女子が紫竹院に出現

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今日は北京芸術博物館へ。万寿寺というところにあります。バスで30分ほど。

ぺけぺけ歩いていたら、向こうから何故か巫女さんが・・・。えっ???。

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コスプレ娘6人ほどで撮影会をしていました。とりあえずお約束としてツッコんでみます。

「にーはお、日本人ですか? 服を見る限り、日本人でしょ、おたく。」

「YES」

「俺、中国人www」

向こうも爆笑してました。

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護国寺小喫店

昼まで寝てしまいました。反省。

のこのこ起き出して、散歩に行きます。北京みちのく一人旅を口ずさみながら。 今日は、726バスで新街口付近の胡同に向かいます。

やってきたのは、 護国寺小喫店。歩く前に少し腹ごしらえです。

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謎の餅と、春巻きを注文しました。すでに作り置きを置いてあります。ファーストフードです。

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出来合いなので冷えてるかと思いきや、熱々でした。会計の場所が行列するほど人気なので、作るそばから売れていくようです。

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がぶりと春巻きをかじります。春巻きの中は、キャベツとモヤシとニンジン少々。野菜のうまみ甘みが口の中いっぱいに広がって、うまい。

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正月前ということで、餅(年糕)などを店先で売っていました。この店は國榮(レスリー チャン)も来たことがあるらしく、写真が飾ってありました。本当に庶民的な店ですが、老人と子供、中年が昼時を過ぎているのにもかかわらずいっぱい居て、なかなか盛況のようです。味も大変よろしい。地元ツアーをするときは、ここで小休止を入れることにしました。

軍事博物館

軍事博物館にやってきました。T氏は男の子らしい趣味を持っているので、中国観光にはぴったりかもしれません。私も楽しく謎スポットの案内できました。 またきてくださいねー。

そして、最終日の午後に行ったのは、軍事博物館です。ものすごい砂嵐で、体中ほこりだらけです。あわてて館内に入りました。入場料は20元ですが、学割で10元で入ることができました。

大型兵器から、小銃、拳銃、軍刀などが展示されています。世界各国の兵器が流れ込んだ内戦のおかげで、ドイツ フランス アメリカなど世界各国の小型兵器を見ることができます。
中は、兵器展示だけかと思いきや、抗日戦争のコーナーとか古代戦争コーナーとか、とにかく巨大です。途中で二人とも参ってしまいました。とくに抗日コーナーは日本人が行くには微妙な雰囲気が漂っています。中国共産政府の見解ですからね。

ここはお土産コーナーがアツい。兵隊の携帯用食料として紅焼牛肉の缶詰なんか、かなりいけてると思います。 アメリカのレーションとは格が違います。

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絶品しゃぶしゃぶ 宏源涮羊肉@安定門と雍和宫の間

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今日はT氏と、同学のN女史と、同屋のJ氏の4人でしゃぶしゃぶです。以前、東来順で大変がっかりしたので、今日はしっかり事前調査しました。「宏源」です。本店は天壇公園の南門にあります。今回行った地壇公園そばの店は得票の評価が低いですが、味は同じだということです。

http://www.dianping.com/shop/2001757

やってきました、しゃぶしゃぶ鍋。煙突の中に炭が入っています。
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肉がやってきました。ここの売りは、冷凍でない生肉を手で切って提供することです。冷凍肉を超薄切りするタイプでは、しゃぶしゃぶすると肉のうまみが全部流れ出してしまってパサパサの肉の残骸を食べることになります。ここの肉は厚め。さらに新鮮なので臭みをほとんど感じません。においが食欲をそそるほどです。

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実に美味しかった、また必ず行こうということになりました。超お勧めです。

四川省駐京辦事処付属川辦餐庁ふたたび

今日は東京からやってきたT氏の北京見物最終日。イスラム街と、お茶市場と、ロシア街を案内するという、毎度ながら超ディープなツアーでした。

ディープ北京の最後を締めくくるのは、 「川辦餐庁」 四川省の北京事務所付属食堂です。四川省から政治の力で無理やり引っ張ってきたといわれる腕利きコックが料理する、北京でも有数の人気レストラン。場所は建国門のそばですが、細い胡同の奥にあり条件が良いとはお世辞にも言えません。しかし、19時半到着時には、入り口前には20人近い行列が。

今日は、3人で食べてお酒お茶含めて183元でした。

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なぜか一番最初に出てきてしまった雪菜炒飯。このできばえはパーフェクト。米はそれぞれ完全に分離していて、油が多いわけでもない。ぬか臭さはなく、米粒の歯ごたえも申し分ない。さめてからもばくばく食べていました。100点満点です。

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絶品 麻婆豆腐。辛さとしびれのバランスと、豆腐の味の調和がすばらしい。いままで食べた中で、ここの麻婆豆腐に敵うものは知りません。100点満点です。

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香辣仔兔 仔うさぎ。これは超激辛。ちょっと辛すぎで、私でもこれは手に負えません。美味しいのは美味しいですが、肉の味が消し飛んでしまいます。唐辛子の種を抜いて欲しかった。。。60点。

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百合芹菜。ユリ根とセロリの炒め物。普通はユリ根がちびっとしか入っていなくてダメダメなのですが、この店のはセロリとユリ根の比率が一対一です。聚中縁餃子と同じ。文句なしの100点満点です。

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樟茶鴨。鴨の茶葉ロースト揚げ。これは北京ダッグなど足元にも及ばない美味さです。適度に水分が抜けていて、肉のうまみが凝縮されています。100点満点です。

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開水白菜湯。小さい白菜の根元の甘い部分だけを使ってあります。とても贅沢。冬らしい一品です。素材の味が良くわかる仕上がりで、もちろん100点満点です。

四川省人民政府驻京办事处 建内大街贡院头条5号

北京航空博物館

北京旅行中のT氏の希望で、北京のはるか北にある北京航空博物館へ、人民バスでいってきました。直行ではなく乗り換えが入るので、乗り換えで下りるところで非常に緊張します。切符売りのおばちゃんの「つぎは、**」というアナウンスを聞き逃すと大変です。

畑のどまんなかに下ろされてしまいました。360度見回しても、博物館らしきものはありません。こまりました。飛行機が降りられそうな道が伸びています。一応、看板があったので、看板の方向に進みました。1kmほどあるくと、ようやく博物館らしきものがありました。

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中は、かなり古めの東側航空機がごろごろしています。アジア最大と謳っていましたが、たしかにアジア最大だと思います。アジア最大のポンコツ飛行機陳列場です。しかし、マニアにはたまらない品揃えです。

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A-5戦闘機の群れ。Mig-19のコピー品です。いっぱい並んでいますが、すこしづつ時代が後になっていくにつれて改良されていきます。

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Mig-15コピー品らしいです。エンジン整備が大変そうなつくりでした。ドイツのTa183のコピーのコピーです(笑)

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これはP-51マスタング。アメリカから国民党軍に供給されたものでしょうか?

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朝鮮戦争に参戦したMig-15 この時代は繁字体です。かっこいい。
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ここは巨大な地下援体壕です。1kmくらいあるかもしれない巨大なものです。

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とにかく、飛行機が並ぶ並ぶ。
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野砲も並びます。手前の野砲は、実際に上って遊ぶことができます。

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そして、軍用トラックなども朽ち果てています。このあたりが最高に気に入りました。

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これはおそらく、ソビエトのイルーシュン2 スツゥルモヴィック 空飛ぶ戦車という異名を持つ攻撃機です。第二次大戦中に、ドイツ軍の戦闘機が撃っても撃っても落ちなかったという重装甲。ほんとうに、こいつは飛べるのかと思うような鉄板の塊でした。

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大型の飛行機も並びます。

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これは、毛澤東の乗った飛行機だそうです。彼は列車移動を好んだので、どれだけ乗ったのかはわかりませんが、状態よく保存してありました。

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最後に、博物館の全景を紹介します。手前の山の下に巨大格納庫があります。入り口の長いアプローチは、飛行機の誘導路だったようです。

帰りは、30元で白タクで近くの町に出て、また2元のバスで帰ってきました。