東岳廟廟会

廟会まわりの最後は、東岳廟会です。東岳というのは、泰山の意味だそうです。北京の朝陽門から東に500mほどで到着です。目の前には、北朝鮮レストランがあります(笑)
入り口前では、舞台が行われていました。

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竹馬によるアクロバットをしています。

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中は道教の寺院です。人もそれほど多くなく、線香を買ってのんびりとお参りができます。ビルの谷間のお寺ですが、中はかなり広く、気持ちの良い空間です。

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縁日もあります。これはぬいぐるみをボールで落とすゲーム。

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伝統芸能もやっています。内容は、ちょっとした手品です。じいさん、良い味出してました。

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今日のチャレンジは、雀の丸焼き(というか串揚げ)です。肉の味は美味しいのですが、肉はほとんどありません(笑) 3元でした。

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長椿街ー瑠璃廠ー前門

下斜街から、てくてく歩き始めます。前門まで出て、726バスで帰るつもりです。

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良い声で小鳥が鳴いています。彼ら、爆竹の音でショック死しないかな、平気なんでしょうか。
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そごうの南まで来ました。ここも再開発の手が迫っています。
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瑠璃廠の通りまで来ました。焼き鳥を3本も食べてしまった。ひとつは、駝鳥(tuoniao)という鳥だそうです。よく考えたら、ダチョウでした。

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瑠璃廠のあたりは、繁字体の文字が多くて心が和みます。これは簡体字ですが。このへんは、日本人がイメージする中国の商店街らしくて良いですね。

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そして、前門方向へ。これはリアル北京の町並みです。やはり下町は一味違います。

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昔の遊郭跡でしょうか?鼎盛当と書いてあります。このような看板はたくさん見つけるのですが、削り取られてしまっていたりして綺麗に残っているものは少ないです。このあたりの民国時代の姿を見てみたいものです。
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前門のそばまでやってきました。200mほどで、前門の通りです。現在、オリンピックに向けて一機に改装工事をしていますが、少し裏に入ればこの汚さ。食堂もものすごく汚いです。 綺麗に再開発された通りのすぐ裏側に、こんな通りがあるというカオスは、中国ならではの景色だと思います。もちろん、ちょっと年齢の行ったお姉さんがアツい視線で誘ってくる、いかがわしい床屋も有ります。
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宣南文化博物館

白雲観の廟会を見てから、地下鉄で和平門に移動しようと思いました。道を歩いていると、どこかで見た景色です。そういえば、ここは牛街行きのバスが出ています。牛街からなら、瑠璃廠まで歩けそうです。ちょうど来たバスに飛び乗りました。

バスを降りて、下斜街という古い道に入ります。程なく見つけたのが、この博物館。いわゆる「下町博物館」です。

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中は広くもなく狭くもありません。晴れた日には気持ちの良い日差しが降り注ぎます。展示は、この宣武区のエリアの歴史、住んでいた人物、老舗、京劇などなど渋めのものばかりです。小奇麗ですし、内容もよくまとまっています。ほっとする一瞬でした。

白雲観廟会

最近、北京のバスにもずいぶんなれてきました。お正月ということもあり、道も空いててかなり早く白雲観に到着です。

白雲観は、中国の道教の総本山です。ものすごい人出です。私も早速、中国式の巨大な線香を買い込んで入場しました。imgp3228.jpg

大行列の先には、なにか壁画があり、みなさん触っていました。なんかご利益があるみたいです。わたしもちゃんと触りました。

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こちらは、コインを投げて大きなコインの穴の中に通すと、金運が上がるというものみたいです。皆さん必死で投げています。

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中国式に、巨大な線香をお供えします。左は私の線香です。

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長いひげの道士がいました。お供えをする人に、鐘をついていました。

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壁に、干支が書いてあります。ここも大行列。10分ほど並んで、私も触ってきました。金運がありますように。

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白雲観の廟会、おすすめです。中国テイストたっぷりでした。地壇公園や、瑠璃廠の廠甸廟会は縁日の域を出ていませんでしたが、ここは歴史を感じます。

地壇公園廟会

中国の正月は、日本の初詣のようにお寺の縁日に行くのが慣わしのようです。今日は、北京でも最大級の地壇公園廟会にやってきました。

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すごい人出です。imgp3206.jpg

縁日の華といえば、屋台です。いろんな北京の小喫屋台が出てます。やっぱり美味そうなのは、羊肉串。1本5元とお高いのはお祭り価格です。ただ、普段より肉は大きい。

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すずめとか、何かのさなぎとか、臭豆腐も串にさして売ってます。

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このおじさん、アラブの音楽に合わせてノリノリで売ってました。

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えーいもってけもってけ、うまいぞー。

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21日追記

あまりにもイカすぎてて、思わず素通りしてしまった西双版納を語る蛇女&双首女ショーに、わが地元武蔵小山のファンキー末吉氏が激写取材をしたblogエントリーがあったので、トラックバックしました。」

12時ごろは更に大変なことに

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動画をアップできなくて申し訳ないのですが、ものすごいことになってます。一抱えもある花火に放火しまくっています。

一部、大型花火の不良品が地上で爆発してかなり危険でした。30m級の大型花火まで出てくるのですが、あまり高く上がらないため火の玉が飛んできて危険極まりないです。

毎年、死人が出るのも当然です。

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ボンバーマン現れる

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大晦日の爆竹

昼真っから、かなり激しく鳴り響いていましたが、8時すぎにはサラエボのような様相を呈するようになりました。爆発音が途切れることなく、あちこちのビルの壁が光っています。

いったい、この花火大会にいくらつぎ込んでいるのでしょうか。日本の花火のような火薬量制限がないのか、20mくらい広がる花火を打ち上げています。地上で爆発したときは、かなり危なかった。マンションのガラスにバンバンと燃えカスが激突する音が聞こえます。

動画は30Mくらいあるので、アップできません。ごめんなさい。

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燃える爆竹

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500連発です。

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ドラゴンも、日本のような火薬量制限がないのか、1分以上燃えています。

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激しく爆発したあと。

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こんな子供のころから鍛えています。60過ぎの爆弾じいさんが、大量の爆竹を抱えて放火しまくっていました。面白すぎです。

北京芸術博物館 海淀区万寿寺

最近 夢見が悪いです。今日も変な夢を見ました。気がついたら昼。もこもこ起き出して、今日もお出かけです。今日は芸術博物館に陶器を見に行きました。

外国語大学の南にある万寿寺まで、バスで30分ほどです。このバスは運通110線という黄色いバスで、切符売りおばちゃんの叫ぶ声で下りる駅を判断しなければいけません。微妙に難易度の高いバスです。

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お寺の半分ほどが、博物館として利用されています。展示スペースは小さく、1時間もあれば見てまわることが出来ます。

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一応、撮影禁止と書いてあった気がしましたが、英語表記ではフラッシュと三脚禁止だったので、手持ち撮影で頑張ってみました。手振れ補正付きのK100Dが欲しくなりました。部屋はちょっと暗いです。しっかり見るためには、近くでも使える単眼鏡があるといいでしょう。

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非常に美しい壺。なかなかの名品がそろっています。どこの窯という記載が無いので勉強には少し不満がありますが、中国美術を理解するにはホンモノを見まくるしか無いので、良い勉強になります。

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宜興の紫砂壺もあります。なかなか見ない形です。

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大変勉強になりました。

北京の腐女子が紫竹院に出現

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今日は北京芸術博物館へ。万寿寺というところにあります。バスで30分ほど。

ぺけぺけ歩いていたら、向こうから何故か巫女さんが・・・。えっ???。

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コスプレ娘6人ほどで撮影会をしていました。とりあえずお約束としてツッコんでみます。

「にーはお、日本人ですか? 服を見る限り、日本人でしょ、おたく。」

「YES」

「俺、中国人www」

向こうも爆笑してました。

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軍事博物館

軍事博物館にやってきました。T氏は男の子らしい趣味を持っているので、中国観光にはぴったりかもしれません。私も楽しく謎スポットの案内できました。 またきてくださいねー。

そして、最終日の午後に行ったのは、軍事博物館です。ものすごい砂嵐で、体中ほこりだらけです。あわてて館内に入りました。入場料は20元ですが、学割で10元で入ることができました。

大型兵器から、小銃、拳銃、軍刀などが展示されています。世界各国の兵器が流れ込んだ内戦のおかげで、ドイツ フランス アメリカなど世界各国の小型兵器を見ることができます。
中は、兵器展示だけかと思いきや、抗日戦争のコーナーとか古代戦争コーナーとか、とにかく巨大です。途中で二人とも参ってしまいました。とくに抗日コーナーは日本人が行くには微妙な雰囲気が漂っています。中国共産政府の見解ですからね。

ここはお土産コーナーがアツい。兵隊の携帯用食料として紅焼牛肉の缶詰なんか、かなりいけてると思います。 アメリカのレーションとは格が違います。

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