今日で、ひととおりの套路が終わりました。私はこの短棍が大好きです。本当に映画「少林寺」の棍棒の動きみたいです。うまく体の複数の関節の動きと棍棒の遠心力が同期すると、体の筋肉の力が体の各部を通って伝わっていく気がします。
自転車でダッシュをかけるときに、体の各部の筋肉と関節と、フレームのしなりの周期を一致させたときに、力任せではなく羽が生えたように加速する感覚に近いです。
さらに相手がどこにいて、打つ、守るからさらに打つと流れるように虚実を使い分けて動く、体育運動とは違った風格があります。
大回転で振り回してます。
この太極短棍四十六勢は、本当に最近編成された套路だそうです。ベースは陳氏の短棍だと老師がちらりといっていました。わずか2分半程度の套路ですが、速さと静かさ、虚実、陰陽変化、螺旋の動作など、太極拳の体使いや内部の動きが含まれているそうです。
後方の敵を振り向きざまに打撃
いまのところは習ったばかりなので動きがばらばらなのですが、うまくできるようになれば相当見栄えがするはず。日本ではおそらく教えてる人がいないんじゃないかと思います(編纂した体育大の老師が、まだ若手?のため) 本も無いのでVCDのみです。
これのおかげで、机の勉強にあまり勉強に身が入らない。。。のは本当です(笑)