バスで5分程度で兵馬俑に着きました。周囲には兵馬俑の模型を作る工場が数多くあります。こんなもん、誰が買うんだと思うのですが、供給するだけの需要があるのでしょう。じつは、別のものを作ってたりして(笑)
巨大な体育館のような建物が兵馬俑でした。入り口から建物まで1kmくらいあります。もちろん歩きです。すでにかなり暑いです。親は連れてこれないなあと思いました。警備つきの高級車が突っ走ってきてわれわれを追い抜きます。中に入ると、アフリカか中近東のえらい人が参観していました。おかげで参観エリアが規制されていました。
実物の兵馬俑を見ると、自衛隊の皆様が整列しているような錯覚を受けます。大変細かくできています。どうやら木製の屋根がくずれてほとんどが壊れてしまったようです。新しく発掘したエリアをちょうど直している場面に出会いました。見るほどによくできています。これだけでかい陶器を作るのは大変です。
展示室は3箇所にわかれています。それぞれ構成がちがって、戦車
軍団 歩兵軍団などがありました。なぜか戦車の前に歩兵がいたいして、用兵的にはおかしい配置だという解説がありました。
木製の天井部分が落ちてしまったため、下の兵士たちは割れたようです。本当に地下空間を作って軍隊を納めたんですね。