三蔵法師がインドから持ち帰った経文を納めるために立てられた塔です。周囲は再開発されて公園になっています。なんかこの非人道的な追い出しの顛末はNHKで見たような記憶がありました。きれいなショッピング街に生まれ変わった寺の周辺をぬけて、寺に向かいます。今回の旅では学生証が大活躍です。毎回割引が利きます。私の顔が若く見えるのも幸いしているみたいです。
ここで、祖父祖母のために写経を奉納しようとしたのですが、ホテルのリュックサックに入れたままのことを思い出しました。仕方ないのでpdfが入ったipod shuffleをもって南無阿弥陀仏を唱えるという奇怪なことをしてきました。
塔の最上階まで登れます。すでに周囲には高層建築が林立してしまっていてありがたみはまったくありません。20年前にくるべきでした。寺自体も新しくなったばかりで、ありがたみを感じるものはありません。たぶん文革でめちゃくちゃになってしまっていたのでしょうが。とにかくこの歴史のあるお寺が残っているというのはすばらしいことです。