同僚のT君に、「みかんの花の香りがするお茶があるっていうんだけど、さがしてくれ」といわれたのが数年前。
ようやく手に入れることができました。
柚子花茶(文旦の花で香りをつけたお茶)は、”花茶之王”とも称されるそうです。胃、肝臓、目に対する効能のほか、茶の湯を一日置いておいても香りが飛ぶことが無いのが他の花茶には無い特徴だそうです。
張一元が数年前に復活させたこのお茶、文革の時期に途絶えてしまったそうです。すでに乾隆年間には貢物として存在し、周恩来がソ連の大統領やイギリス女王に送った由緒正しいものだとか。
爽やかな口当たりの、夏向けのお茶です。ベースのお茶はジャスミンと同じく緑茶なので似た味ではありますが、香りは確かに柑橘系のにおいがします。飲んだ後に口の中が非常にさわやかです。
帰国した兄へ、聚中縁餃子の「各位朋友們」あてハンドキャリーを頼みました。このエントリーを見たかた、時期をみて聚中縁にいってみてください。