隣のクラスの同学と一緒に、北京一周おかいものツアーにいってきました。
今日の北京は猛烈な風が吹いていて、体中が砂まみれです。たいへん体にわるい気がします。木の葉もどんどん落ちています。が、ことしの北京は紅葉がまるでダメです。木は全体が緑のまま、黄色くなった葉っぱから落ちている感じ。
まずは、1時間半ほどかけて、ちょうど市の中心をはさんで反対方向にある、潘家园古货市场へ。ここで、表千家で習い始めたといういとこに送ろうと茶道の道具に見立てて使えるものを探しにいったのですが、ぜんぜんダメでした。たしか2年前は、貴州省の苗族の布製品など素敵なものが有ったのですが。玉製品(もどき)の扱いが増えていて、混沌感がすくなくなっています。
シルク製品も少しあったのですが、微妙に品質に納得できないものがあります。袱紗や合切袋に見立てて使えるようなものは、見当たりませんでした。
その後、馬連道の茶葉市場へ移動。30分。ここでは紅茶を仕入れるのと、鳳凰単叢 (凤凰单枞)を仕入れるのが目的です。紅茶はなんとか仕入れることができました。ここにいるのはほとんどが安徽省 福建省系の茶業者なので、広東省の鳳凰単叢は扱いがほとんどありません。さらに、プーアール茶の店が異常に増えています。
しかたなく、隣の京闽茶城にいきます。ここには、2年前に訪れたときに気に入った店があったのですが、市場全体が立て替えられていて再訪不能になっていました。こちらもプーアール茶が多いです。5割が鉄観音、3割がプーアール茶、その他2割という感じです。
てきとうに入った店で、9種類試飲をして紅茶と単叢を購入。味は、まあまあです。値段の割りには品質が良いので納得でした。2時間ほどのんびりお茶を飲ませてもらいました。同学もおもしろがっていて、ひと安心。
前回、马甸桥の店では着香品を飲まされたりして大変でした。いずれにせよ、青茶系の鉄観音の扱いは多いのですが、どれもこれも品質は良く有りません。
3環を突っ走る特急バスで30分かからずに学校到着。 馬連道がこんなに近いのであれば、けっこう気軽にいけます。
で、今日も目的だったいとこの誕生日祝いの品物を購入できませんでした。ほんと、北京っていうところは物が多い割には物の少ない街です。とほほ。