利群烤鴨店

前門の東側、再開発中の胡同の中に「利群」という名前の北京ダッグ屋があります。個人経営の小さなお店です。外国人に特に有名らしく、各国の著名人が訪れているということです。日曜日の昼、暖かい日差しの中を散歩しながら店に向かって北京ダッグを食べようということになりました。

前門の交差点から10分ほど歩いて店に到着です。なんで昼間にしたかというと、夜間は恐ろしくて歩けないような場所だからです(苦笑)

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店に入ると、真正面に窯がありました。ちょうど4匹ほど焼いています。小さい店なので、同時に焼けるのは4匹程度のようです。

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店の外には、窯で焚くための薪が積んであります。
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鴨くんたちが風干しされてます。けっこうでかいです。焼くと縮むみたいですが、これを4人で食いきれるのかと一瞬心配になりました。

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塩水鴨肝 鴨のレバー冷製 臭みは全く無く、脂っこくないのにまったりとこくがあります。非常に気に入りました。華は無いものの、個人的には北京ダックよりお勧めです。

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切り分けた肉は熱々なので、湯気が立ちます。

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後ろにちょっと見える餅(薄焼きクレープ)に包み、葱と胡瓜とテンメンジャンをつけて食べます。皮には脂身がしっかりついていますが、肉の水分が多いためか脂をあまり感じません。また、皮には炭火の香りがほのかについていて、街中の北京ダッグよりも一皮剥けたような美味しさです。

なにより、肉がしっかりと美味しさを保っているのが感心です。学校近辺で食べるそれは、なんかバサバサでイマイチ美味しくありませんが、こちらの店ではこの肉の味に感心しました。

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肉を切り取った後の部分は、炒め物などにしてくれます。葱爆、醤爆などの選択肢がありましたが、今回はクミン和えにしてもらいました。たしか12元か18元でした。

お勘定は、ダッグが一匹88元だったと思います。鴨レバーが28元くらい。もろもろ込みで240元でした。個室にまわされると、一部屋30元とられます。予約をしておかないと、焼きあがるまでに45分かかるので予約してから行ったほうがよいでしょう。電話で、時間と名前、鴨一匹と言うだけです。中国語ですが。こんな感じです。いろいろやりとりがあった気がしますが、ポイントは以下です。

你好,我要预定。明天中午1点,四个人,一只烤鸭。我叫<名字> 谢谢你好。

にいはお、うぉやお ゆーでぃん。 みんてん ちょんうー いーでぃえん。すーがれん。いーじーかおやー。うぉじゃお<なまえ> しえしえにーはお。

授業実質最終日

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というわけで、昼で授業が終わってから同学たちで昼食にいきます。これは羊肉を揚げたもの。味はまあまあでした。お店は、郭林家常菜というチェーン店。チェーンでは有りますが美味しいと評判の店です。ここの重慶辣子鶏は学校近辺で一番美味しいかもしれません。同学たちもばくばく食べていました。そういえば花椒が少なかったも。

帰りに、ネコがメス争いをしていました。両方ともデブネコです。よほど栄養がいいみたいです。この2匹はそっくりなたけねこなので、兄弟かもしれません。平和だなぁ。

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そろそろ授業もおしまい

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今週で授業はおしまいです。来週は試験。そのあとに授業が少しありますが、実質今週で終了。学校も中国人学生の学期が既におわって人が疎らになっています。
食堂の一部も、20日で営業終了です。お気に入りの第一食堂二階も閉鎖になるので、今日は最後の食事。けっこうまともに食べられるワンタンと、ボテトタマゴフライです。

夕食後も勉強ですが、強烈な抗生物質のおかげで、勉強に身が入りません。薬が回ってきてめまいがしたので8時すぎに撤退。お腹は普通になりました。しかし、薬を飲んでから30分で意識が遠くなり、2時間くらい朦朧が続きます。今週いっぱいで一クールが終わります。試験には影響ないことを祈りたい。

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アメリカの胃薬を紹介

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授業も大詰めに入ってきて、教科書を進めるというよりも時間調整で話をする機会が増えてきました。さいきん、長い文章を書いていなかったので宿題として日記を書いてくるという課題が出ました。もちろん、発表がついています。

さいきん一ヶ月のお腹の話をしました。HSK試験の当日は、お茶を3杯飲んでトイレに向かったものの、お通じが出てこなくてげろげろ状態で試験突入という内容です。ついでに病院の様子も紹介しました。話は短かったものの教室は大爆笑でした。

で、最後に、「ものすごくマズイ薬というのは、これ」と現物を見せたところ、アメリカ人の同学が「俺は、すごく美味しいと思う」と笑いながら言い出しました。ご当地では有名な薬のようです。他の同学は「子供の薬みたいだ」「すげー色だ」と言っています。私は「こんな奇怪な色の液体、飲みたいと思わないよ」というと、タイ人の同学が「トイレの洗剤みたいだ」と言って教室中が大爆笑となりました。

この話には後日談があって、あともう少しでHSK6級に届かなかった韓国人同学が「君が教室で飲んでるお茶はどんなお茶だ?俺も同じお茶を飲めばHSK6級取れたかも。」というボヤキに、老師が突っ込みました。「朝起きたら3杯お茶を飲んで下痢をしていかなきゃダメよ」 韓国人同学曰く「次は下痢をすることにするよ」

HSK6級取りました

HSKの結果が出ました。

あと9点で7級、惜しくも6級でした。

7級を取ってクラスにネタ伝説を残してみたかったのですが、 残念ながら力及ばず。もうちょっと聴力が良ければと思い、かなり練習したのですがわからない単語が多くて挫折しました。努力が足りません。

だいたいB2班で4級から5級が目安みたいです。他に4人が5級をゲット。 非漢字圏の学生には厳しい試験です。

とりあえず、点数は

聴力 61

語法 72

閲読 83

総合 74

総計 290

でした。

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今日はHSK試験のお祝いということで、すこし贅沢にスパゲッティでも食べようかと思ったのですが、結局近所の中華料理屋で7元のキクラゲ肉炒め丼。薬が効いてるおかげでお腹の調子がよく、完食+まだおなかに余裕があります。

お通じも快調です。抗生物質でよくなるということは、やっぱりお腹に危険な細菌が住んでいたのでしょうか。

薬が効いて眠い

いま、抗生物質をのんでいます。おかげでおなかの調子は見かけ上、少し良いのですが、非常に眠い。おそらく薬のせいだと思います。メトロニダゾールというやつ。アルコールと相性が悪いので、酒は9日間禁止です。この薬はピロリ菌除去にも使われる薬らしいので、ついでに胃のピロリ菌も殺してくれると嬉しいです。

生肉事件以来の下痢なので非常に心強いのですが、勉強が捗りません。うむむ。

手の痺れは取れました。こっちは過労でしょうか?寝るときに横向に寝ると同じようになるので、たぶん血行が悪くなっていたのではないかと。

今日はバカみたいに空が青くて綺麗でした。

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イスラム食堂の羊肉串

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羊肉串@1元
林業大学横のイスラム料理屋。ふつーにきったない飯屋なのですが、ここの羊肉串は本気で激ウマ。大学内のイスラム食堂の羊肉串はグルメサイトで高い評価を得ていますが、大学の3倍美味いと思います。ホント。脂身の交わり方とか、肉の柔らかさとか絶品なんですよ。街角の屋台の羊肉串なんて足元にも及びません。

ついでに、蘭州らーめん 味はまあまあ

完全休息日

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今日は完全休息にしました。ゆっくり寝て、ネットしてお茶飲んで日本の食べ物を食べています。あと2週間で半期の授業が終了します。思えばすごい勉強の仕方でした。少し体を休めないと長持ちしません。

今飲んでいる病院で貰ったPepto-Bismolという胃腸薬は、ものすごい味です。いちご色の液体。こんなにマズイものは世の中にそう多くないでしょう。どうやらアメリカの胃薬みたいです。

いま、引越しを考えています。次はもう少し綺麗なところ。2人部屋でも良いかなと思っています。

ぼろぼろでした

今日は朝起きてからしっかり水分を取ったものの、出るものが少ししか出ませんでした。9時の試験開始時には、もう意識朦朧です。HSK試験では途中休憩が無いのですが、10分ほど退出してトイレへ。あんまり長くトイレにいたために、カンニングを怪しまれてしまいました。日本人なので、閲読や総合は日本語で処理できます。途中退出しても、時間はたっぷりでした。頭が働かないことを除けば。

アメリカ人の同学は「もー全くわかんねーよ」と中国語でぼやいています。韓国人も同様。日本人にとっては、工学系に内容が傾くほど用語が一緒(逆輸出の漢語)なので理解しやすいです。つか、これイコールコンディションじゃないよなーと思います。

さすがに体調がおかしいので、三里屯にある「SOS病院」にいきました。受付は日本語が通じます。西洋人のスタッフに、「wo shi japanese」といってしまって少し恥ずかしかったです。
日本人の医者は予約でいっぱいらしく、中国人のお医者さんにかかることになりました。医者が外国人なれしていることと、自分が中国語でそこそこ喋れるので特に問題なく意思疎通ができます。生肉事件以来の経過を話し、便検査をしたところ、潜血や寄生虫は見つからず。抗生物質1週間分と、胃薬を貰いました。保険で処理できたものの、お値段は約3万円。4回通えば旅行保険の元がとれます。これからしっかり通ってやろう(苦笑)

病院から、亮馬橋まで20分ほど歩きます。せっかく東に来たので、三全公萬で日本食材の買出しです。そばつゆ、醤油、納豆、日本のインスタント麺に散財しました。これで漸く、日本から持ってきた稲庭うどんを食すことができます(苦笑) 同じ場所にある日本人が作るケーキ屋でシュークリームを4つ(1つ8元)購入し、人民バスで学校にもどります。北京ではお金があれば日本と同じかそれ以上の、ストレスの無い生活が出来るんですがね。と、駐在員むけのマンションに来てしみじみ感じました。

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亮馬橋のバス停から発展大厦を望む
学校では、日本人同学と久々の日本の味のシュークリームにしびれながら1時間ほど雑談してきました。 HSKも終わったので、少しリラックスして負担を減らしたいと思います。とにかく胃腸を治さなければ。

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jim hallを独り静かに聴いています。