国慶節

昨晩は、ビール+風邪薬のコンボを飲んだせいか、電気をつけっぱなしで寝ていました。暗い電気なので、ぜんぜん気になりません(苦笑)

ゆっくりおきて、今日はほんの少しだけお出かけすることにします。まだ本調子ではありません。ひどいものもらいができています。

バスでもよりの清華東路から学院路まで乗ります。そこからあるいて20分ほどで、大鐘寺というところにつきます。中国に来てからというものの、何をするにも20分かかります。
ここは、今では見る影もない潘家园とちがい、小規模なため古いものが残っている良い骨董スポットらしいです。近くてよかった、と思ったのですが、本日は祝日のためほとんど休みでした。さらに、確かに古いものはあれど、良いものというと疑問符が残る感じです。

博物館内は、そこそこの内容でした。陶器趣味にはイマイチ理解ができません。

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隣にある、骨董市場にもいきます。ここは門前の出店とは違い、ちゃんと店を構えたタイプのショッピングモールです。アメ横のガード下をちょっときれいにした感じです。しかし、やはり良いものはありません。ひとつだけ見つけた茶杯は、2個で6千元といわれました。9万円も出したら、同じの30個つくれます。一昔前の景徳鎮の磁器なので、そんな値段になるはずがありません。怪不得!!といってみますが、ノートを取り出した女店員は、やっぱり「六千」というので、いらねーよといって退散しました。そんなら、俺のつくった茶杯は2個で1万で売れますよ。

海外から持ってきたものという看板を掲げている店もあります。欧米には古い輸出品の骨董がたくさんあり、結構安値で出回っているそうなので、いい商売になるのかもしれません。おそるべしチャイナマネー。

切手のお店もいっぱいあります。1枚1元の掘り出し物コーナーで、古い切手をあさります。これは来週の言語実践授業で郵便局にいったときに、送りつけますので住所をおしえるように>こころあたり。 80年代が主ですが、もうすこし古いのもありました。トリカブトは乌头ということがわかりました。なかなか趣味としても面白いです。

その後、道端で焼き栗を買いますが、おおはずれでした。10元もしたのに。

バスで马甸桥东に移動します。ここには、中国茶城という中国茶の店がたくさん集まっている一角があるのと、中国最大の切手市場があるそうです。まずは、茶城に入ります。規模は、シンセンの茶葉世界と同じくらいです。
ここで、文革期の土の良い薄手の茶壷を発見しました。銘は荊渓恵孟臣製、8個くらいありました。これは一個20元です。本当は値切らなければいけないのですが、あまりに安いので値切りませんでした。店からすると安物(ほかの作家ものは300元程度から)なのですが、知っている人にはお宝です。海風○あたりだと、結構なお値段がつくでしょう。輸入の手間を考えると妥当な金額だとは思いますがね。日本ではめっきり見なくなりました。昔は1,000円くらいで転がっていたらしいのですが。20元というのは、妥当な価格なんでしょう。
ほかにも茶道具一式を購入、しめて47元でした。茶杯、蓋碗は量産品ですが、染付けの手書きのものです。大変満足です。

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その後、茶壷を煮るための茶葉を買おうとしたのですが、てきとーに呼び込まれた店で最初に奨められたのは真っ青な鉄観音。超強気です。「どんなの欲しい?」「炭焙的」といって出してきたのは、箸にも棒にもかからない着香品。「不大好。不要」と言ったのですが、「飲んでみれば味道不一样」と超強気です。飲んでみたら、半口で吐きそうでした。ほかに出してきた茶は、10年老茶だといいます。こちらは葉を見てもいい感じで、味も悪くありませんでしたが悪くないというレベルでしかありません。葉は手摘みでしたが、280元といわれるとパスでした。

切手市場は16時半閉店ということでチェックできませんでした。場所がわかっただけでもよしとしましょう。

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露天でエビカニを売っています。こっちでも上海蟹は売っていますが、みんな小さいものばかりであまり旨そうではありません。200gクラスが手に入れば、部屋で蒸して食べたいのですが。

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三環向かいの大型店で、ようやくどんぶりを発見しました。もちろん現代ものですが、許せるレベルです。19元でした。いっしょに買った皿は14元。これでインスタントラーメンも、粥も、うどんも食べることができます。ついでに電圧変換トランスも購入しました。

大学まではバス一本で帰ることができます。825線バスなのですが、今回乗った車体がオンボロで、ブレーキも非常に調子が悪く乗っていて疲れました。学校につくと、学食が営業していたので早めの晩飯を食べました。祝日ということで食事の心配をしましたが、店関係は大体ひらいているので生活に困ることはありません。
屋台も、ふつうに営業していました。

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Author: damarinz

原来我是北京人,现在在东京,所以我是个“北京原人“

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