北京から1日で行くには微妙だと思っていたのですが、滄州鉄獅子を見に行くことになりました。
発音を習っている滄州出身の女の子に尋ねたところ
「なんかおもしろいところある?」
「たぶん、ない」
ということでした。行ってみたら、ほんとうにありませんでした。
北京の南 趙公口の長距離バス停(まず、ここにいくのが大変)から、240km離れた滄州に向かいます。バスは清潔で快適でしたが、クーラーが死ぬほど効いてました。
滄州では、タクシーを3時間ほどチャーターして80元。値切ればもっと安いかもしれませんが、それほど暴利でもないので20kmはなれた鉄獅子に向かいます。幹線道路ぞい、旧州というバス停のある 東関というエリアです。
途中には、石油関係の会社の社宅や採掘の油田が見えます。そういえば先の女の子の両親は石油の仕事をしているそうです。渤海油田?
鉄獅子の展示場所につきました。旧城内で、いまは完全な農村です。
なかなか、でかいです。どっかの漫画の景色とほぼ同じですが、さすがに暇そうなおじさんたちはたむろしていません(笑)
すでに1000年が経過しているため、錆びて腐って抜け落ちている部分があります。
歴史資料館が併設されています。この鉄獅子は、旧城エリアが畑になってしまってから、畑の中に取り残され、何度も水害で水没したり、強風で倒れたりしているそうです。数十年も倒れたままのときもあったとか。いまでは高台に乗せていますが、過去の写真をみると一段低い場所にあります。
そして、武術の里らしく武術の名人たちの資料館と、武器展示室です。
馬鹿写真を撮ってみました(笑)
このおしろ、丸い城壁だったみたいです。中国の城というと四角というイメージがありましたが、固定観念が崩れました。
このあと、5元のイスラム風ラーメンをたべて、天津経由で帰りました。