最後に参観したのは、上海博物館。しかし、同学の大部分はさっさと出て行って近くの南京路あたりで買い物をしていたらしい。ま、これは仕方の無い事です。
こちらの博物館、前回 の訪問では訪れなかったところ。ま、前回は合コンだったので。。。今回はしっかり見てきました。観客は外国人ばかりです。ヨーロッパ系と、日本人が特に多いです。
展示内容は多岐にわたります。青銅器なんか見てもまったく面白くないのですが、陶器は当然おもしろいです。ただ、紫砂の展示はほとんどありません。あるにはありますが、あくまでも「とりあえず」という感じで、まったく見所を感じません。
特に良いのが書画と篆刻です。篆刻は個人コレクションの寄贈を受けているらしく、コレクターの執念を感じるものでした。鶏血石の名品など、いまでは掘り尽くされているようなものをしっかり見てきました。撮影はOKですが、フラッシュはNGです。望遠レンズをつけてこなかったことを後悔しましたが、今回はカールツァイスの単眼鏡を持ってきたので、細かいところまでしっかり観察してきました。