北京のオシロイバナ

学校に行く途中の、踏み切り(人力です)のところに、ちょっとした花壇があります。自分の小さいころ、近所の空き地にやはりオシロイバナがあって、本当のことをいうと、あまりきれいな花ではないのですが、一番思い出深くて好きな花なのです。

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たぶん、数年後にはなくなってしまう景色だと思います。

仏教徒なら行くべき雲岡石窟

大同最大の観光名所は、雲岡石窟です。ここは言葉にならない場所でした。一生分の仏像と出会うことができました。

大同の仏様の特徴は、顔が優しいことだと思いました。参観後に町で見かけた赤ん坊の顔を見て、「あ、ここの仏像の顔は赤ん坊の顔に似てるな」と感じました。

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きっぷが ない ない ない

中国の旅で困るのは きっぷの手配です。

今回も到着後に早速切符売り場に並んだのですが、「無」の無常な字が並びます。

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今回、なんとか昼間のきっぷがかろうじて残っていました。たすかりました。ダメならバスで帰らなければ行けませんでした。

切符売りのおばちゃんも、基本的に喧嘩腰なので刺したくなります。

東関削麺王@大同

旅と言えば飯です。観光・飯・睡眠の3つがそろって、はじめて良い旅です。この3つの要素は絶対にはずせません。

でも、この大同は食事の面ではとっても微妙です。中国ローカルグルメサイトで調べて、ようやく引っかかったのがここでした。

工場みたいな、超きったない建物です。

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中は、そのまんま工場に汚い机を並べただけでした(苦笑)

まずは入り口付近で麺(大小)、トッピング(玉子 肉など)のチケット(アルミ板)を買います。わかんないから うんうんといってたら 全部入りになってしまいました。

この鍋のところで、 麺を先にうけとります。 ゆでる女の子と、麺をけずる女の子がいました。

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右側のトッピング台にいって、チケットを渡して 豆腐やら肉やら玉子やら、謎のトッピングをたくさんのっけてもらいます。

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そして、これが「全部いり7.5元」です。恐ろしいことに、麺の太さ幅が完全にそろっています。恐ろしいできばえです。味も大変よろしく、完食してしまいました。

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ところが、夜に体調が急降下。冷房がすごく効いてる部屋のせいだとおもったのですが、もしかして化学調味料のせいでしょうか。

硬座の景色

中国には、すでに新幹線車両が走っていたりしますが、やはり庶民の足はこの硬座。もちろん空調なし、人民と同化できる神経太目の鉄道マニアにのみ許された楽しみです。

でかい袋を抱えているのは、出稼ぎ労働者。袋の中には布団が入ってるみたいです。

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棚はでかい荷物でうめつくされています。さらに椅子なし券の人が椅子とりゲームをしていたりしていて、中国の町がそのまま移動しているような感覚を受けます。寝台車とはまったく違う殺伐とした雰囲気 。

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車内販売の弁当 ぶっかけ飯でした。おそらく、寝台車の弁当とは内容が違います。あまりにも不味そうだったので、手を出しませんでした。

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中国五山 北嶽恒山

中国には五山とよばれる有名な山があります。泰山、黄山などなどです。ここは北嶽と呼ばれる恒山です。

しかしここ、とにかく金金金でいろいろ金をむしりとられます。タクシーの運ちゃんも、かなり頭にきているようでした。

駐車場からお寺まで、それほど距離もなさそうだったのでリフトには乗らずに歩くことにしました。運ちゃんは1.5時間といいましたが、実際にはゆっくり歩いて30分です。さらに道もしっかりと階段がついていて大変歩きやすかったです。

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ハンショウヅル(クレマチスの仲間)が実をつけていて、秋の風に揺れていました。

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よくわからない植物もあって、植物マニアも楽しめます。ただ、シダはゼロです。

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どうやっても手の届かないところだけ、大きな木が残っています。大同付近から続く黄土高原は、人為的な影響で森林が荒地になってしまったそうです。

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岩壁に張り付くように、伽藍が配置されています。

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ちょうど、足元に素敵なマークがあったので、お約束のポーズをとってみました。

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一番上のお堂にやってきました。

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ここの、年老いた道士と話をしました。「留学生か、じゃ、石碑を見ていけ、この字は綺麗だろう」私の手帳を覗き込み「きみの書く字はなかなかのものだ」とほめてくれたりしました。実は下のお堂でだまされたのですが、この一番上のお堂では心が温まる思いをしました。

そんな心が温まる場所でしたが、「冬は最低気温 零下30度だ」と言っていました。標高1200mの町でも零下20ですから、標高1800mにある寺では当然でしょう。8月末ですが、すでにTシャツ一枚では肌寒い風が吹いていました。

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下界の眺めも特に素敵でした。

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おしらせ 帰還報告会

今週木曜の深夜に帰国します。

土曜の夜に、帰還報告会をします。ここを読んでいて参加される方はコメントをつけてください。北京から手荷物として、おいしいものをちょっぴりもって帰ります。

場所 聚中縁餃子

時間 夕方7時ごろから (三々五々はじめてます)

お土産は、ほとんど船便でおくってしまったので、一ヵ月後です。

疲れが。。。

暴飲暴食の結果か、かなり疲れがたまっています。栄養は足りてると思うのですが。特に胃腸に負担が来ていて疲労を感じてるみたい。なんか、忘年会シーズンみたいですね。

今日からは、あっさり系の食事を心がけます。午前中は太極拳のあと、なにもできませんでした。反省。

もう、思い残すことはないほど北京の安くておいしい店は回ったので、
まあいいか。

本日、2回目の船便を出してきました 23kg。今回の重さのほとんどは、頼まれた専門書です。430元でした。部屋の荷物はほぼなくなりました。あとは手でもちかえる最低限必要なものだけ。