古観象台

劇うま四川料理を食べた後は、建国門横の古観象台へ。明代からの天文台です。古代の観測機器が並んでいます。デザイン的にもすばらしい。

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台の下は展示エリアです。中国らしく中庭が爽やか。木陰で西洋人の若い女性が読書にふけっていました。こういう休日のすごし方もありだよなあ。

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ちょっと気に入ったのが、このゴミ箱。上にいるのは龍なのですが、どうみても蛙のあいのこです(苦笑)

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シャクヤクも咲き始めました。うーんいい時期だなあ。

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恐ろしい出来事の後 その1

日本語ぺらぺらのアメリカ人同学が午前中遅刻してきました。どうしたんだろうと思ったら、徹夜で口語の発表準備をがんばっていたようです。

彼の発表内容は、前回恐ろしいこととして紹介したパナマの偽グリセリン事件です。事件、死亡者数は少なくとも100人。原因は薬用グリセリンとして販売された中国国営企業の原料が、実はニセモノだったという話。

彼の話が進むと、老師の顔がみるみるこわばります。講評のときに彼女が発した言葉は「大変微妙な気分です。しかし、輸出したということは輸出手続きに問題が無かったことです。毒性を検査をしないで利用したパナマの責任じゃないんですか?」 ここで、学生たちが逆に凍りつきました。 100人以上の命を奪った責任は中国にないとでも?これは大量殺人ですよ。

その後、講義が終わり老師が去った後の教室には異様な空気が流れていました。アメリカ人同学は机に突っ伏しています。ほかの日本人同学は「老師の表情が突然変わった」と呟いていました。みなそれ以上話し出しません。彼女の人命軽視の発言に絶句する以外ないのです。

この案件、もともと私が発表しようと思っていた内容でした。 私は金曜日に発表の順番がくるはず。私の発表内容は「羊頭狗肉」に決めました。内容は、中国のむちゃくちゃな市場化と汚職、人命軽視からくる食品安全性問題です。

さて、資料あつめは終わったから、原稿がんばろ。 中国で勉強するのは、中国人の扱い方という気がしてきました。

韓国人名物キムチ事件。。。ならぬ

韓国人は北京でいろいろトラブルを起こしています。人数の多さがあるので当然なのですが、彼らの民度がその基本にあります。ま、その話はおいておいて。

韓国人留学生が起こす笑える事件といえば、キムチ事件です。彼らは寮にキムチを持ち込んで他国の留学生とトラブルを起こします。好きな人にはたまらないにおいも、外国人には悪臭でしかありません。

俺も、クサヤ焼いてやつらを撃退してやりたいんで、だれかこっちに来るときにクサヤよろしくwwww

で、同居のジュリアンの両親がやってきました。彼らがもってきたのは、巨大なRoquefart  ロックフォールチーズ。帰宅して部屋に入った瞬間「臭い!」私は好きなのでまったく問題ありません(笑)

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このでかいのが2つ、まとめて丸ごとひとつです。日本で買ったらいくらする?

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この神々しき青さ、好き物にはたまりませんが、 嫌いな人には地獄です(笑)

もちろん味はフランス直輸入なので、文句のつけようがありません。ちょっとしょっぱめで、旨みがしっかり固まった大人の味わいです。ちっぴりずつ、へずらせてもらっています。同居人のジュリアンに感謝。

四川涼麺を食べる

また行ってしまいました。いつもの「川弁餐庁」です。

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落花生 にんにく味噌(なのか?)、ねぎなどが散らしてあります。中にはもやしが入っています。

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まぜまぜして頂きます。麺がくさくなくて美味しい!。醤油と酢をベースにしたタレで食べるので、まったく辛くありません。微妙に北京の麺って、カンスイ入っていないはずなのに、なんかくさいんですよ。学食などの安いところだからかもしれませんが。

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こちらはいつもの坦々麺。やはり本場の味は違う、というか、麺自体がうまみに満ちていて美味しい。このレベルの坦々麺は、日本には無いなあと思います。味付け自体は日本のほうが上かもしれません。

恐ろしいこと

中国ネタはどの雑誌・新聞でも大人気です。いいこともわるいことも含めて、これだけ注目されているということは、やはり良いという事だと思います。

今日の口語の授業は「ニセモノ問題」。話題が非常に身近なので、超盛り上がっていました。中国製偽原料によるアメリカの毒入りドッグフード事件、パナマの偽グリセリン事件(100人以上死亡)の話をしていたら、老師が知らないことに逆にびっくりしました。超大問題です。中国製品の信頼性が大きく揺らいでいるのですが、国内向けにはだんまりを決め込んでいます。

こんな共産中国を、私は絶大に支持します。遅かれ早かれ自滅するでしょう。

次回の新聞発表は、国内報道と国外報道を織り交ぜて多極分析でもしてあげようかと思います。

勉強する気力が・・・

萎えました。なんか異常に疲れているのと、PCの調子が悪い(へんなflashでブラウザが死ぬ)など、こまごま手間が掛かるなあと思ってたら、そのまま突っ伏して1時間。

元気がもどったものの、次の予習を始めたところで「単語84個!3ページの文章!」という超巨大な壁にぶち当たりました。

時間だけが過ぎていきます。。。。

試験の結果はボロボロ

総合科目80点 聴力73点でした。閲読の結果はあした。

なんとか今回も90点オーバー取りたかったのですが、太極拳の練習時間と試験前の仕事が響いた感じです。少し悪いかなと予想していたのですが、けっこう凹みました。トップは香港人。これは仕方ない気がします。

追記 閲読は86.5点。うーん。6月のHSK中級(優秀 旧8級相当)は受かるでしょうか?

口語試験と初夏の頤和園

朝8時から試験です。もちろん、私がいちばん最初の受験者。みんな寝坊が怖くて後回しを希望します。6時半に目覚ましを鳴らし、食堂で粥をかっこんでいざ教室。

先に問題を渡されて10分間、準備時間があるのですが、同学が邪魔をしにきて時間が減ってしまいました。一部の韓国人は何より自分のことを先に考えるんですね。。。

10分間の口頭試問のあと、老師の講評は、「文法は問題ないけれど、発音声調が狂う」 もっともでございます。。。。ま、こっちは10年でも20年でもかけて治していきましょう。

試験が終わってから、日本人の同学、韓国人の同学、香港人、中国人(みんな女性)と、頤和園にいきます。目当ては、牡丹の花です。香港人が呼んだもう一人インドネシアの同学が、大遅刻をしたために出鼻から出遅れます。さらに謝らない。学校の旅行で、彼と同室なんですよ。まいった、いきなり気が重くなりました。何か事件があったとしても、私は彼の将来のために、さっくり見捨ててくることにします。

頤和園は柳のふわふわが飛んで大変綺麗でしたが、肝心のお目当てであった牡丹は全くダメでした。残念。頤和園にいくなら、4月20日ごろがお勧めです。ちょうど桃もライラックも満開のはずです。

しかし、人、人、人の波で、本当に参りました。

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試験2日目

朝8時から、総合科目の試験です。中を見ると、、、、うううん、わからん。前回のようにクラストップは簡単には取らせてくれそうに無い感じです。なにしろ、あまり日常では使わない書面語の相似語を書けとか、反対語を書けとか、厳しいものがあります。

まあ、今期は、前期ほど根を詰めてないですし。おかげで時間の流れが速い速い。 もう帰国が迫ってきました。

作文は300-400字指定だったのですが、500くらい書いてしまった気もします。先に文章を設計していたので多めになるとは思ってましたが、時間ギリギリで書き終わる感じでした。

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明日は運動会みたいです。学生たちが練習している横で、私は短棍の練習。勉強したくありません。。。。ダメ学生になってしまいました。

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今日は閲読の試験

朝8時、いつも遅刻する学生までしっかりと登校してます(苦笑) インドネシアと韓国人の同学は受験しませんでした。試験の出来は、まあまあ。日本人は閲読に関しては非常に得です。

ついでに今日は学期後半の選択授業の申し込み。韓国人は全員HSK対策。そんなの、塾でもできるじゃん、という私はビジネス中国語を選択。古文マニアのアメリカ人同学は、やっぱり古文入門。

で、韓国人同学に聞いてみました。「就職後に使うなら、ビジネス中国語じゃない?」「でも、中国語は就職に有利だけど、就職後は使わない」「ええ???」 と、また韓国という国がわからなくなりました。

その後、図書館で勉強してたのですが、覚え切れないのはほとんど副詞と方向補語でした。この2種類だけは、日本語と全然違うんですよね。中国語を学ぶ欧米人の気持ちがわかりました。こらきついや。