北京名物といえば、各地の政府が政治の力と面子で経営しているご当地食堂。腕利きコックを地元から強制連行してきていると評判です。
今日のターゲットは貴州菜。中国南方のちょっと辛い地方の料理です。
和平里の三環をはさんだ北側に貴州大厦という建物があります。その二階にレストランがあります。新しく出来た地下鉄の駅から歩いて数分です。
入り口は狭いのですが、中は超満席でした。これは食べ終わったころのようす。まだまだ人がいっぱいです。
マオタイビール。香りがよくて甘い味がして、すごく美味しいビールでした。
竹笙腊肉湯 キヌガサタケのベーコンスープ。中華風ベーコンなのですが、ほとんど味は日本のそれとかわりません。
貴陽青椒童子鶏
いわゆる辛い干鍋です。 じっくりと味がしみていて美味しいのですが、ちょっと油が強めで途中で飽きてしまいました。御飯があればちがったかも。
今日のメインディッシュ 酸湯魚。今回は桂魚を使いました。鯰など、何種類か魚を選んで調理してもらえます。
これはかなり衝撃的な味でした。中には魚、豆腐、もやし、セロリが入っています。赤いのはおそらくトマト。香り付けは香菜 、ほかにレモングラス。そう、この味はトムヤムナム(トムヤムクンの魚版)の味です。ちょっとマイルドなトムヤムクンという感じでした。
よこのタレにつけて食べます。
安順絲娃娃
クレープのような生地で、キュウリやモヤシなどを包んであります。醤油と酢と香り野菜の入ったタレを付けて食べます。これはさっぱりしてて美味しかった。
燃麺
四川省などにもありますが、いわゆる汁無しの油そばです。これも油だらけ。酸湯魚のスープに浸したら、すごく美味しくなりました。このままで食べるのは、イマイチの味でした。