北京の太極拳大会

「北京の太極拳イベントを見てみたい」といっていたところ、老師が今日の大会を紹介してくれました。場所は月壇体育館、朝8時半開始です。

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この大会は、全国大会の北京代表(徳印杯中老年太極拳(剣)比賽)を決める 予選みたいでした。運動会スタイルで入場です。

最初は、地区ごとの団体競技から。団体なので、同じ動作をするにも、ちょっと見せ場を作っています。

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円になって、八方に向けて決めポーズです。

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それから、各種太極拳の競技。4人の審判員が審判します。これはスピードと力強さが特徴の陳式太極拳。震脚の迫力が良いです。右のおじさん、飛んでいます。

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やっぱり飛んでいます(笑)

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剣術の競技もあります。おそらく参加者の中でいちばんよぼよぼの、このじいさん。ものすごい動きをしていました。

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男性の体とは思えないやわらかさです。

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これはほかのおじさんの剣術。これも陳式のような気がします。ものすごく動きが速かったです。

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今回の競技会で、上位を独占したのは下町エリア崇文区のメンバー。このエリアが北京で一番競技レベルが高いのかもしれません。私の大学のある海淀区も、2番手くらいに健闘していました。

中国語学習御国事情

HSK8級に見事合格した韓国人おやじ(なかなかいいやつです)が、主任老師に見せた本。「この本はいいと思う」と言って渡したものの、老師の顔がいきなり曇りました。

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「この問題文はおかしい。中国人はこんなふうな補語をつけない。人目で外国人の書いたものだとわかる 」「でもこれは、HSKの問題からとったもので」「こういう本を出す前に、ネイティブのチェックが必要だね」

そもそもHSK問題は非公開(試験後に回収)なので、この本の問題も韓国人老師が書いたものなのでしょう。

「こういう試験対策ができてしまうということは、HSKを作っている人たちが怠けているということで、あまりよろしくない。」

「夏のコースは、全員E班(高級)に行きなさい。 午前のD+班は、この速成のD班よりレベルが落ちる。」というわけで、夏休みはE班の一番下に行って、時間を作って語法と発音の練習をすることにしました。

老師との座談会は続きます。最終日は、なんと出席者は私だけ。 老師3人と私1人という、とんでもない事態でした。ほかのクラスも、まじめに出てくるのは日本人です。ちょっと面子を保ちました(笑)

とにかく、 今勉強をやめると忘れるから、続けなさい。聴力と口語は密接に結びついているから、聴力をあげるためには口語と発音を矯正して聴力・口語を同時に練習しなさい。口語・発音がまったくダメで聴力がむちゃくちゃいいのは、インド人だけです。(笑) インド人って、こんな特徴もあるんですね。彼らはすごいです。

聴力のHSK対策は試験への効果があるけれど、実用にはならないからお勧めしない、と、やはりHSKの問題点を話していました。主任老師も別の老師も、HSKに対しては肯定的なことを基本的に言いません。「あれは能力のほんの一部分しか現さない。韓国人のように、仕方なしにやるのであれば仕方ないが。。。」といいます。

結論は

  • 口語・聴力を同時に練習する
  • 発音を重視し、発声練習を多くとる
  • 閲読を多くおこない、中国語の単語の組み合わせの語感を鍛える。なんでもいいから現代小説を読みなさい。

北京語言大学の速成コースは、HSKに重点を置いているというふうに日本では言われていますが、2学期を終わって、実は違うことを確認しました。

前学期に私と同じレベルの班にいた韓国人たちは、主任老師がHSK対策の文法をまったく行わない(今回も同じ)なので、相当不満を持っていたようです。彼らは試験に将来がかかっているので不満があるのも仕方ありませんが、私はこのコースで良かったと思っています。

羊多爺 清華南路

家から15分くらいのところにあるしゃぶしゃぶやで、香港人の誕生会をしました。

最初は6人といってたのに、結局9人。それも質のわるい韓国人やインドネシア人が来てしまって、ちょっと参りました。ほんと、目の前のことしか考えないんですよ。おかげで鍋があふれた(笑) 正直いって、頭が悪いですね。

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改装したばかりの、きれいなお店です。

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ゴマダレの味は合格。とってもおいしいです。日本のしゃぶしゃぶとの決定的な違いは、このゴマダレだと思います。

肉は冷凍でしたが、臭みもなくおいしかったです。いつも行く宏源の生肉のほうが、一枚上手ではありますが、気が向いたらふらりと行くのであれば、このみせは家から近くて便利です。

調理場もとても清潔なので、少し安心できます。

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この鍋、日本にもってかえりたい。350元(6000円)くらいするのですが、かなり迷っています。

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そして、韓国人に韓国流の誕生日祝いをもらった「問題 wenti zhang」 通称 墨西哥 メキシコ人

修了しました

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少し悔いの残る部分もありましたが、おおむね満足のいく結果でした。弱点は聴力と口語です。この夏休みは 聴力と口語を重点的に鍛える予定です。

しかし、明日からツールドフランスの全中継が始まるんですよ。カットなしみたいで、超太っ腹です。勉強すすむかな。。。

過橋米線と豚の鼻

昨日は後海で消化不良な気がしたので、今日は口直しに過橋米線です。

過橋米線(グオチャオミーシェン)は、雲南省の有名な料理です。

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いろいろな材料を、麺と一緒に煮えたぎるスープに放り込みます。生肉は先にいれるのがお約束です。

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中関村の本屋街の裏手にあるお店で、チェーン店「橋香園過橋米線」です。味は、まあまあです。値段も14元とお手ごろなので、食べる価値はあります。

冷菜コーナーで見つけたのが、これ。ぶたさんの鼻。我々の世代にはなんともいえない思い出となっているタイムボカンのシンボルです。

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一個15元と、ちょっとお高かったのですが、食べました。豚耳とかわりませんでした(笑)
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烤肉李@後海

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北京人なら誰もが知るという大変有名な店で、期待してみました。
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もちにはさんで、モンゴル風羊焼肉をいただきます。あんぐ。。。。なんか、普通の味です。ほんとうに、ここ名店?老舗であることは確かですが、味の面では薦められるような特徴はまったくありません。肉もジューシーとはいえません。

ちょっと高いお勉強をしてしまいました。肉一皿、もち3個、野菜一皿で、ひとり34元 これも微妙

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試験。。。

今日は総合科目と、聴力の試験でした。

朝6時におきて 調整からはいります。総合科目は今回も難しい試験でした。90点いけるかなあ。ま、資格には関係ないので、あまり意味が無いといえば無いのですが。

聴力は、今回も音源の不良でした。この大学の(HSKも)録音装置、そうとうガタがきてるんだと思います。こちらはHSKとほぼ同じ形式。新形式HSKではなくなった一人が語る部分がやはり難しいです。知らないと答えることすらできません。こっちは 成績は期待できそうにないです。試験対策で習慣用語を習わないとだめですね。

ちなみに、最後の問題は実は見覚えがありました。2ヶ月ほど前、マイクロソフトが中国でタブレットPCの夢を再び、というときに見た新聞記事の内容とほぼ同じでした。周囲は「なにそれ」という感じで、苦労してたようです。おそらく問題作成者も同じ記事を見て問題を作ったのでしょう。私が紹介した記事の該当部分は、あえなく没になってしまいましたが。。。。

その後、うとうとしたりしながら9時まで図書館。帰ってから少し復習を、と思っても、やる気が出ません。

明日からは、HSK対策をひたすらやりますか。