今日は東京からやってきたT氏の北京見物最終日。イスラム街と、お茶市場と、ロシア街を案内するという、毎度ながら超ディープなツアーでした。
ディープ北京の最後を締めくくるのは、 「川辦餐庁」 四川省の北京事務所付属食堂です。四川省から政治の力で無理やり引っ張ってきたといわれる腕利きコックが料理する、北京でも有数の人気レストラン。場所は建国門のそばですが、細い胡同の奥にあり条件が良いとはお世辞にも言えません。しかし、19時半到着時には、入り口前には20人近い行列が。
今日は、3人で食べてお酒お茶含めて183元でした。
なぜか一番最初に出てきてしまった雪菜炒飯。このできばえはパーフェクト。米はそれぞれ完全に分離していて、油が多いわけでもない。ぬか臭さはなく、米粒の歯ごたえも申し分ない。さめてからもばくばく食べていました。100点満点です。
絶品 麻婆豆腐。辛さとしびれのバランスと、豆腐の味の調和がすばらしい。いままで食べた中で、ここの麻婆豆腐に敵うものは知りません。100点満点です。
香辣仔兔 仔うさぎ。これは超激辛。ちょっと辛すぎで、私でもこれは手に負えません。美味しいのは美味しいですが、肉の味が消し飛んでしまいます。唐辛子の種を抜いて欲しかった。。。60点。
百合芹菜。ユリ根とセロリの炒め物。普通はユリ根がちびっとしか入っていなくてダメダメなのですが、この店のはセロリとユリ根の比率が一対一です。聚中縁餃子と同じ。文句なしの100点満点です。
樟茶鴨。鴨の茶葉ロースト揚げ。これは北京ダッグなど足元にも及ばない美味さです。適度に水分が抜けていて、肉のうまみが凝縮されています。100点満点です。
開水白菜湯。小さい白菜の根元の甘い部分だけを使ってあります。とても贅沢。冬らしい一品です。素材の味が良くわかる仕上がりで、もちろん100点満点です。
四川省人民政府驻京办事处 建内大街贡院头条5号