北海公園

風邪で静養のため、旧正月前に行った北海公園北東側を紹介。

后海西側を散策した後、 いままで素通りしていた北海公園にやってきました。

庭園としてのつくりは、頤和園よりもはるかに良かったです。建物も変な色づけが比較的少ない気がします。

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建物の配置に立体感があって、すごくいい感じです。

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九龍壁です。故宮の九龍壁は特別料金を取られるので、こっちのほうがいい気がします。

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おじいさんが、水で地面に書道をしていました。中国では「門」構えの書き順が日本と違うのですが、おじいさんは日本と同じ方法で書いていました。書道の書き順は同じなんでしょう。中国の国家が定める書き順は、筆遣いの原則から言って、ちょっとおかしいなと思うことがあります。

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今年は金のブタ年です。
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氷は解けてしまいましたが、なかなかいい景色でした。これより広いと、歩くの大変ですよ。

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風邪ひきました 班分け試験HSKその2

朝起きたら、ちょっと喉がいたいです、風邪をひいたみたいです。

食堂で朝食を食べ、8時半ちょっと前に教室に入ります。久しぶりに前期の担任老師に会います。私の仮班分けを見て別の老師に「この学生はC班のレベルを終わってるわよ」と言ってくれました。感謝。教室には中級C班以上のレベルの学生が集まっていますが、日本から来たばかりの学生は言葉もわからず不安そうにしています。

それから二時間半、ぶっつづけで試験です。試験は、前回のように下痢していなかったので、まあまあの出来でした。8級は辛いと思いますが、7級レベルにはなんとか届くかなと思います。模試なので正式な結果は出ませんけれど。

試験が終わって、家に電話する用事があったのでまっすぐ帰宅しました。原稿書きのための調査などしていると、体がぞくぞくしてきました。、原因は風邪の悪化です。体の節々が痛いです。

もしも病状が変わらなければ、明日は三里屯の病院にいこうと思います。これから飯をたいて、スポーツドリンクのお湯割りを飲んで寝ます。

下学期開始 分班試験

ひさびさに早起きしました。昨晩は、なぜか興奮して眠れず。寝る前に紅茶を飲んじゃだめですね。すこし寝不足気味で学校へ。

仮割り当ての班はC1班、中級の下です。久々に口語老師や、同学たちに会います。「あなたはC1班じゃなくてD班に来なさい」と、通りがかりのHSK講座の老師が声をかけてきました。

で、口頭試問開始です。すこし緊張して望んだのですが、「ああ、前学期は速成系にいたのか。君は喋れるし、日本人だから漢字の読み書きも問題ない。試験いらないよ。C班だと簡単すぎるから、D班(中級上)かE班(上級)だね、どっちにする?」ときかれました。ががーん。 「まだ決めてないです、老師曰くE班だそうですが、状況を見て決めます」と答えました。このやりとりで、すでに充分な口頭試験かもしれません。

というわけで、5分で終わってしまいました。ふだんなら、まだ起きてもいない時間なのですが。午後から中国人学生と一緒に勉強といわれてしまったので、時間ががらっと空きました。ま、今日は天気も良くないし表を歩く気も起きないのですが。

帰りに、ロビーで困っている日本人学生女の子3人を救助。老師が「自分の名前を見つけて、教室に行きなさい」と言っているのですが、まったく判らないみたいです。通訳すると「ぜんぶで31人いるんだけど。。」そいつら何やってんのよ!! 自分で掲示板みて教室行きなさい。ってことで、ずらずらと建物に入ってきました。

先行きが思いやられる**外語大の学生諸君。女の子に偵察やらしとらんで、男が率先して動け。つか、英語でもなんでも使ってなんとかする意識は無いのでしょうか。。。集団で道に迷う、おもしろい人種ですね、日本人は。彼らの健闘を祈ります。率先して出てきた3人は、まあなんとかなるかもね。

というわけで、前人未踏の班2つ飛ばしで、E班から開始というネタに突っ込もうと思います。乞うご期待。最後の夏休み講座は、F班で行くかな。うまくいけば、本当に中国語ぺらぺらに成れそうです。

北京南駅

今日は、友人が出るというテレビを録画するため、13時までスタンバイ。ところが、肝心のシーンで知り合いは全く写らず(苦笑)。録画ファイルを送りつけて、今日の街歩きに出発しました。

最初は天橋にいきます。 下町として歴史文学でも有名な場所ですが、完全に再開発されていて昔の雰囲気は残っておらず。あきらめました。友誼病院を見つけました。ここは教科書にも出てくる有名な病院です。自転車で行く話しなのですが、ここまで人民チャリで来るのはけっこう大変だぞ。。。

涿州いきバス乗り場も見つけました。桃の花が咲く頃に輪行します。

さて、目の前を102バスが通ったので、思わず飛び乗ります。最近、どこに行くにもバスを乗り継げるようになりました。主要バスの交差ポイントがわかったので、どこに行ってもとにかく帰ってくるには前門とか動物園の主要交差路に出ればいいことがわかりました。時間かかりますけど。

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この殺伐さに、しびれます。北京に来て以来、こんな殺風景な場所に来たことがありません。

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駅前ですが、露天のビリヤード。室内のビリヤード台からの玉の音が響いていました。
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この駅前には、法律相談の看板をかかげた人がいっぱいいます。露天で法律相談をやってます。地方からやってきた出稼ぎ労働者の恨みがよどんでいるような気がしました。

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これは出稼ぎ労働者が自分の携帯電話番号を壁に書いている図です。この電話番号が、彼らの唯一の仕事の口です。人をあつめるときは、この番号に電話して人足をあつめるわけです。北京の建設ラッシュは、このような出稼ぎ(民工)に支えられています。

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友人劉くんおすすめスポットにやってきました。鉄道を撮るならここだそうです。ところが、踏み切りは閉鎖されていました。北京南駅を北京上海高速鉄道の起点にするため、大規模工事をしています。行き止まりになった一角は、人糞が散乱する殺伐地帯です。みんな俺をみている、かなりヤバイ。
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部屋の中からアツい視線を送ってくるお姉さんがいる、抜き系の床屋が多くて、かなりしびれました。 ここは必ず見るべき、もうひとつの北京の姿です。

都一處は本当に美味いのか

前門の店が立ち退きをくらって、観光客が行きづらくなった都一處。2年前に行ったときは、感心できないなぁという感想でした。

北京の南に来たこの機会に、再度チャレンジすることにしました。 方庄あたりは美食ストリートになっていると、ガイドブックにかいてあります。たしかに食べ物やが多いです。

都一處の名前は、乾隆帝がつけたという曰くつき。大晦日に営業していて、お忍びで街歩きをしていた乾隆帝がいたく感激して名づけたという曰くつきの店です。

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都一處の名前は、乾隆帝がつけたという曰くつき。大晦日に営業していて、お忍びで街歩きをしていた乾隆帝がいたく感激して名づけたという曰くつきの店です。乾隆帝直筆の書は、どこにあるんでしょう?たぶん、後ろに見えるのは、その写しだと思うのですが。

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ぬるいビールをのみながら待ちます。今回は予算削減のため、漬物は頼みませんでした。三鮮シュウマイ@18元です。ビールとまとめて29元。

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いっただっきまーす。あんぐ。

前門で食べたものより、ちゃんとスープが入っていて美味しかったです。前のは、皮も硬くてイマイチでした。

でも、この味だと、デパ地下の高級シウマイのほうが100倍うまいです。すくなくとも、新亜飯店の小籠包のほうがずっと美味いなと思います。

ここは便宜坊かおやー店のグループになっているそうです。 便宜坊のかおやーも一緒に食べることができます。シウマイと北京ダッグ、2つの北京料理を一度に食べることが出来るので、海外からのお客様を接待するにはぴったりな気がしました。

通りかかったら、入ってもいいかなという評価です。歴史好きであれば必ず行くべきでしょう。ただ、あまり期待するとすかします。

中国地質博物館

今日も寝過ごしてしまいました。私の部屋は日当たりが悪く、一切ひがさしません。さらに今日もどんより天気。天気がよければ鉄道博物館でしたが、今日は地質博物館でまったりすることにしました。

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中国でロードクロサイトが取れるとはしりませんでした。ま、たしかにうち蒙古とかウイグルにいけばありそうです。

中国って広いなぁと思います。こんなにいっぱい鉱物が取れるんですね。石マニアにはたまらないものがあります。この手の標本を売ってる店が見つからないんですけど。

毎回、無駄に広いことに立腹しているのですが、かなり大きい標本がごろごろしているので今回は満足です。でかいの万歳。

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うむ、でかい。満足です。単眼鏡で表面をじっくり見ていたら、警備員が怪しんで?近づいてきました。どうだ、ホンモノのマニアとはこういうものだと胸を張って観察を続けます。

その後警備員は、他の展示でボタンを押して遊んでいました。あまりにもヒマな仕事ですからね。同情してしまいます。

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今日の微妙に腹の立つ一枚。尖閣諸島。

今回、なぜ中国が日本海を東海と書かないかの理由がわかりました。東シナ海が東海だからです。韓国は、東シナ海を「西海」に改名する提案をしなければいけません(笑)。

博物館近辺は、宝石屋が多く集まります。お金があれば、ショッピングも楽しいと思います。

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我的銭、没有了。とほほ

今日は、学校そばの銀行へ両替に行って学費振込みに備えます。ところが、ものすごい並んでいて断念。

なぜか報名(入学手続き)の列ができていなかったので、そのまま入学手続きをしてきました。学費は、30万円とんで220元。まえは30万円でお釣りがきたのですが、レートが悪くなってます。かなりきっついです。お小遣いが減りました。

夜は、日本人同学が煮えているらしく、1元焼き鳥の店に行こうといいます。1元ならいいかなと思いきや、そんな都合のいいものはなく学生にはお高いお店でした。 焼き鳥とお酒で80元。付き合いとはいえ、ちょっと浪費しました。とほほが2連発の一日でした。

護国寺近辺 胡同散歩

お腹も落ち着いたので、散歩開始です。このあたりは北京の北西部。良い感じの胡同が残っています。

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書道用品のお店がありました。時間があればもう一度書道をのんびり学びたいものです。退職したら、杭州で1年くらい書道三昧の生活なんてできないものでしょうか。

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ここは宮廷料理人の潭一族の末裔が営むという潭園醤肉というお店。今日は残念ながらお休みでした。伝統の手法で作った肉料理のテイクアウトの店だそうです。

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北京師範大学の旧校舎にやってきました。とても素敵な建物です。

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このあたりは綺麗になりすぎている感もありますが、このウイグル料理屋の看板は安っぽくなくて気に入りました。
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立派なお屋敷の入り口です。もとは。今は数軒の民家になっているようです。かつて共産政府は北京の人口増に対応するため、ひとつの四合院に何家族もすまわせる政策をとったそうです。それでも足りず、ソ連式のアパートを作るようになったとか。私の住んでいたアパートも80年代製のソビエト式三角アパートでした。
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新街口の通りに戻ってきました。この仏舎利塔がとても素敵なのですが、お寺としての機能は残ってなさそうです。

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新街口-西四-阜成門

そろそろ、休みもおしまいです。学校が始まります。とても楽しみなのですが、折り返し点を過ぎたということでちょっと寂しい気持ちと、半分まできたのに言葉で苦しんでいるギャップに苦しみます。

昔の同僚の中国人の人たちは、「お前うまくなった」と大変ほめてくれるのですが、ネイティブスピードだと全く聞き取れない自分がここにいます。

さて、今日も元気に散歩に出かけます。今日は空白地帯だった新街口から西四エリアです。本当は輪行袋を買いに行ったのですが、日本と値段が同じでTopekの取っ手なしのタイプだったので、今日は諦めました。日本から送ってもらうことにします。

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街角の自転車修理屋。こっちの自転車は本当によく壊れます。でも簡単に治るので皆さん気にしていません。命を預けるには、かなり怖いですけどね。

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ウイグル族の少年。漢族とは明らかに違います。そばにいた父親が「息子を撮れ」といってくれたので、パチリ。良い表情です。

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道路整備であちこちぶっ壊しています。この家は最後まで抵抗して住んでいます。壁の構造が良くわかる1枚です。

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おそらく戦前の建物を見つけました。この洋館のスタイルは、日本人が好んだタイプみたいです。洋風の柱があるでしょう?

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中は、木造の階段がありました。一階は事務所 2回は住居として使われているようでした。

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これは民家です。お寺の名前が書いてありますが、右側に入り口があって中は民家が密集しています。戦前の北京はお寺がいっぱいあったのでしょうが、現在は大変ぞんざいな扱いを受けています。

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胡同を歩くと、ちょうど鳩が飛んでいました。

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西四の交差点から一条北に行った胡同の中に、四合院造りのホテルが出来ていました。こういう古い中国の雰囲気を生かしたホテルがいくつか出来始めています。少し庶民の暮らしからは離れますが、文化保護的には大変よい傾向だと思います。

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この西四の新華書店は、私のお気に入りです。この風格は他にありません。中は普通の本屋ですが、いつまでもこの雰囲気を残して欲しいところです。

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西四の交差点を西方向に向かいます。みつけた甘栗屋。屋根の装飾がすばらしいです。花鳥風月が彫り込んであります。栗のお味は、まあまあです。前回の西安門の美栗郷には及びませんが、見た目で100点です。

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商店街に入りました。ここでトマトとマッシュルームを購入。

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イスラム系の肉屋です。おじいさんが店番をしていました。

今日は阜成門に出てバスで帰宅です。博物館やお寺は、閉館時間で全く見れませんでした。明日再チャレンジしようと思います。