今日の日帰り旅行で最後に見たのは、霊水村という場所です。さきに見た数箇所とはちがい、ゆるい丘陵の谷間、すこし開けた場所に位置する村です。
この村は科挙試験合格者を20人以上出している、由緒ある村だそうです。 資料によれば、村ができたのは遼・金の時代。現存する民家は明・清の時代のものが多いそうです。

まだ人が多くすんでいて、荒廃していません。これはこれで非常にいいです。

気持ちのいい中庭。


壁書きが残っていました。「武装して、徹底抗戦」と書いてあります。

廃墟になった寺がありました。文革で壊されたのでしょうが、残骸からも元の雰囲気が想像できます。このあたりで気分がヒートアップしました。廃墟マニアにはたまりません。


境内の巨樹。これだけでも一見の価値あり(巨樹マニア限定)

民国時代?ニセモノ?の張り紙がありました。

ついでに周恩来と朱徳の名前が入った張り紙。

結構派手にこわされています。修復するときは、すこし雰囲気を大事にしてほしいです。

ここは科挙試験合格者の家。いまは数家族が入居しているみたいです。

村の要所には、むかし使っていた器具が展示されています。観光開発の準備をしていて、いまならまだ入場料を取られませんが、ちかいうちに爨底下村と同じようになると思います。行くなら今のうちかも。

この村、 爨底下村よりお勧めです。






























これが井戸です。





















