東関削麺王@大同

旅と言えば飯です。観光・飯・睡眠の3つがそろって、はじめて良い旅です。この3つの要素は絶対にはずせません。

でも、この大同は食事の面ではとっても微妙です。中国ローカルグルメサイトで調べて、ようやく引っかかったのがここでした。

工場みたいな、超きったない建物です。

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中は、そのまんま工場に汚い机を並べただけでした(苦笑)

まずは入り口付近で麺(大小)、トッピング(玉子 肉など)のチケット(アルミ板)を買います。わかんないから うんうんといってたら 全部入りになってしまいました。

この鍋のところで、 麺を先にうけとります。 ゆでる女の子と、麺をけずる女の子がいました。

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右側のトッピング台にいって、チケットを渡して 豆腐やら肉やら玉子やら、謎のトッピングをたくさんのっけてもらいます。

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そして、これが「全部いり7.5元」です。恐ろしいことに、麺の太さ幅が完全にそろっています。恐ろしいできばえです。味も大変よろしく、完食してしまいました。

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ところが、夜に体調が急降下。冷房がすごく効いてる部屋のせいだとおもったのですが、もしかして化学調味料のせいでしょうか。

おしらせ 帰還報告会

今週木曜の深夜に帰国します。

土曜の夜に、帰還報告会をします。ここを読んでいて参加される方はコメントをつけてください。北京から手荷物として、おいしいものをちょっぴりもって帰ります。

場所 聚中縁餃子

時間 夕方7時ごろから (三々五々はじめてます)

お土産は、ほとんど船便でおくってしまったので、一ヵ月後です。

最期の晩餐 川弁餐庁

北京での勉強を終えて帰国していく多くの友達を見送ってきた私も、ついに見送られてしまう番になりました。ものすごく寂しい。すこし不便とはいえ、実際の自宅があるのは北京ですから。

私の最期の晩餐は、 私のもっとも愛する四川料理、北京で一番おいしい四川省人民政府直営の川弁餐庁です。参加者は、元同僚の池ちゃん一家、AさんYさん、私でした。池ちゃんの子供が大きくなってて、1年経ったんだなあと思います。私の中国語も進歩して、池ちゃんの奥さんと話すのもほぼ問題ありません。

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料理は、麻婆豆腐 回鍋肉 キャベツ炒め 青菜いため 辣子鶏など、いたって普通の料理。

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これは、私の狙っていた高級スープ。老鶏湯です。一般的な若鶏ではなく、肉の硬い老鶏を使ってます。このスープは深い味わいで、激うまでした。@88元。

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そして、激うま 汁なし担担麺。この麺って、乾麺なのかなあ、小麦の味わいがたまりません。。。

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みんな、ありがとう。。。。

白雲観横の激うま餃子と串焼き

褡裢火烧 木浦家常菜

で紹介した餃子屋に、またいってきました。仕事帰りのSさんを拉致、Aさんは勉強のため出席できず。Sさんは「遠いいよー」とかなりお疲れのようす(地下鉄が死ぬほど混んでいた)。ごめんなさい、ここの店を知り合いに紹介しておきたかったんです、遺言として。

柳の木の下で夕暮れの風に吹かれて、ビールを一杯やりながら棒餃子を食べる。これ理想です。店は満席。

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前菜 虎*菜(名前失念 きゅうりとピーマン・香菜の醤油ソース和え冷製)おいしい。口がさっぱりします。

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Sさん「この手羽先、うまっ!」と言ったきり、寡黙になってしまいました。クミンのほかに、辣醤がかかっていて、肉のうまみを引き立てていて本当にうまい。これ、1本4元です。超お徳。

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食べ終わってから、Sさんこっそり「もう一本いこ」と言い出したのは秘密。もはや神田か新橋のガード下にいる感じです。

そして、餃子が来ました。あいかわらず、うまーーーーーー。口に入れると、肉汁がじゅっと出てきます。

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砂鍋丸子 肉団子と白菜のスープ。白菜の甘みが出ていておいしい。肉団子も手作りです。餃子と同じ肉なので、つくりたて。すばらしい。こんな安いスープがこんなにもおいしいなんて。

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となりのテーブルで、巨大な肉の串を食べはじめました。店員に「あれはなんだ」と聞くと、「羊の脚」といいます。「一本よろしく」と頼んでしまいました。出てきたのは豪快な羊のすね焼き。ぜんぜんくさくなくておいしい、日本で食べたら1500円くらい取られそうですが、こっちでは5元です。約500円の感覚。

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留学の最後に、思い出の店に行くことができて幸せです。ほんとうはみんなで行きたかったけれど、留学仲間のみなさん、Sさんに連れて行ってもらってください。場所は、白雲路、白雲観のT字交差点横、バス停すぐそばです。

兄弟川菜 24時間営業

北京の四川料理マニアの強い味方、兄弟川菜にいってきました。一緒に行ったのは日本人Sさん。今日は彼女が内臓系ダメなので、いつもの夫婦肺片などはおあずけです。

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前菜の、涼三絲。ちょっと固め。

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定番のマーボー豆腐。食べ始めるととまりません。おいしい。

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重慶涼面。なんか、たれが甘いので食べなれない味でした。

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タンタン麺。これは強烈な風味でした。ちょっと苦い味のする材料が入っています。ゴマと山椒が強烈で、口に残る味でした。

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場所は、南羅鼓巷の北口角。あのへんはバーストリートになってて、夜は雰囲気がいいです。ここで軽く食べてからバーで飲むのもいいかもしれません。周囲の羊肉串にも惹かれてしまうのですが。。。

五道口「GANGES」のカレー

8時半すぎに、勉強がひと段落ついたので帰宅しました。

ちょうど同居のフランス人と彼の故郷からきた友人が「インド料理を食いに行こう」というので、食事にいくことに。そういえば、この店高かったっけ。。。。失敗しました。

まずは飲み物。ラッシーみたいなもの。名前失念。ヨーグルトとクミン、香菜などが入っています。ちょっと塩気を感じます。このまま飲むとまずいのですが、カレーと一緒だと脂っこさをうまく洗い流してくれます。

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で、並んだのはチキンマサラ、ナスマサラ、マトンマサラ。味は確かに良かったです。日本で言えば上野のアーグラーのレベル。おそらく四谷のアジャンタより上だと思います。理由は、マトンマサラの味がとてもよいこと。やはり北京は羊のレベルが高い。材料の差が直接響いていますね。

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で、フランス人Julienに「どのくらいだ?」といわれたので、「今まで食い歩いた中で2番目くらいかなー。個人的にはインド南部の味付けが好きだ。ちょっと北部のは脂っこい。」とこたえました。実際、ものすごい油で、腹が爆発しそうでした。お会計は1人80元、1300円くらいです。かなり割高でした。明日から節約しなきゃ。。。。

金星鴨餐庁

正直いいまして、北京ダックってのはお世辞にもうまいとはいえないと思います。1年滞在して、おいしいといわれる店はほぼ回りつくしました。

さいごに行ったのは「食は広州に在り」という言葉を作った 邱永漢氏のお勧めレストラン。学校からも遠くありません。北京の北、馬旬橋 madianqiao(旬の中身は田んぼの田)の東南、徳勝飯店にあります。http://www.dianping.com/shop/509635

店構えは、非常に庶民的な感じです。ホテルの付属レストランで、収容人員は多くありません。お客さんも微妙に少ない、、、、なのですが、ここの北京ダックは(北京ダックの中では)一級品でした。値段は最低レベル(68元/羽)ですが、高級店の大董より上だと思います。

余分な油が完全に抜けていて、皮はさくさくのパイ生地のようになっています。完璧な焼き上がりです。肉は、例によって味がしません(苦笑)

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ほかの料理としては、ハトのローストが白眉の出来でした。ほかの料理の水準も平均以上でぶれがありません。むちゃくちゃおいしいというわけではありませんが、お値段からするとお値打ちだと思います。

ひとつ問題は、「これちょうだい」というと、「没有~」と涼しくスルーされることがあるくらいでしょうか?(笑)

しぬほど食べて、1人60元でした。さらに、同学のだんなさんにご馳走になってしまいました。東京で四川料理でお返しします(笑)

しかし、こんな辺鄙な場所の地味なレストランを推奨するとは、Qさん(邱さん)恐るべしです。

北朝鮮レストランの演技は?

コメント欄でkuroさんに「アップ写真希望」されてしまいましたが、残念ながらありません。

今回は、動画撮影に注力してみました。そんなわけで、動画をご紹介いたします。

画像をうまく貼れないので、このリンクからご覧ください。

http://www.youtube.com/v/wgt6YMRMWqY

北朝鮮レストラン再突撃 「月香館」

兄が北京にやってきた。

「とにかく怪しいところを」というリクエストだったので、北朝鮮レストランに突撃。今回は、麗都ホテルそばの「月香館」 。いつも行く場所と違って小規模なところ。

いってみると、ほかにお客がほとんどいません。大丈夫なんか?この店。我々のほかは入れ替わりで2組程度。ほんとうに今日はステージをやってくれるのか非常に不安になりました。

定刻を20分ほど過ぎて、演技が始まりました。演技はふつう40分ですが、今回は20分。時間的には物足りなかったものの、ホールは我々の貸切ということもあって目線がずっとこっちにくるというロキロキ度満点の20分でした。

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食べてる場合じゃないよ!!!

さて、料理の解説です。

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マテガイの炒め物。太極拳仲間の女の子がお気に入りでした。素朴においしい一皿です。

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このつまんねえ一皿が30元もするの? とおもったら、これ、タラの芽でした。香りがよくて非常においしい。

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てきとーに頼んだ魚だったのですが、これはハタハタでした。中の卵もぷりぷりです。味付けも日本と同じ。これ最高。

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スペアリブのシュウマイ。これはおいしいけれど、インパクトはいまいちでした。ちょっと失敗。

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海鮮チヂミ(奥)と、何かのスープです。このスープはメニューの先頭にのっている超豪華メニューで、200元もします。ちと高いと思ったのですが、中は海鮮や臓物やその他の手の込んだ材料が入っていました。高いのにも納得です。これもさっぱりしていておいしい。

このお店、過去2回いった玉流館よりも料理のレベルは一枚上です。ここの料理を食べると、韓国料理は食べれなくなるかも。。。。穏やかな味付けは日本料理に近いものがあります。

最後に、冷麺で〆ました。ここの平壌冷麺は、いままで食べた中で最高の味です。スープがしっかりしていて奥行きがあり、そこらの冷麺とはレベルが違います。

いっしょに頼んだ真っ白な咸興冷麺も、さっぱりしていて非常においしかったです。これは初めて食べました。

このお店、いつまでもつのでしょうか?早く行かないとつぶれる気がします。

張一元の柚子花茶

同僚のT君に、「みかんの花の香りがするお茶があるっていうんだけど、さがしてくれ」といわれたのが数年前。

ようやく手に入れることができました。

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柚子花茶(文旦の花で香りをつけたお茶)は、”花茶之王”とも称されるそうです。胃、肝臓、目に対する効能のほか、茶の湯を一日置いておいても香りが飛ぶことが無いのが他の花茶には無い特徴だそうです。
張一元が数年前に復活させたこのお茶、文革の時期に途絶えてしまったそうです。すでに乾隆年間には貢物として存在し、周恩来がソ連の大統領やイギリス女王に送った由緒正しいものだとか。

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爽やかな口当たりの、夏向けのお茶です。ベースのお茶はジャスミンと同じく緑茶なので似た味ではありますが、香りは確かに柑橘系のにおいがします。飲んだ後に口の中が非常にさわやかです。

帰国した兄へ、聚中縁餃子の「各位朋友們」あてハンドキャリーを頼みました。このエントリーを見たかた、時期をみて聚中縁にいってみてください。