今までチャレンジしてませんでした、家から至近のこのお店。洗足からこの一帯に何軒かある鰻屋さんです。
洗足に住んでいた時はたまに行きました。私にとっては懐かしい味です。
あまりお客が入ってないようでちょっと元気がないのが困ったものですが、お値段は数年前の異常な値上がり前のお値段で、味は川魚の香りを感じるさきたて鰻でした。いいじゃないですか。
うなぎは長く置いてない、ふっくら感があります。お値段リーズナブルなので薄い鰻ですがこれはこれで良いです。タレも上品な川京の味。
漬物も自家製、不自然な味がしません。お吸い物は肝吸いにしなかったのですがこれも鰹節の香りが良くします。もう少し塩加減をあげてもいいかなと思うのですが、嘘偽りない真っ当な味わいにちょっと感激しました。
これから疲労が溜まったらちょこちょこ使おうと思います。
鰻産地で育った姐様が鰻屋を好まないため(どうやら価格差が気になる模様)、ほとんどお預けだった鰻を食べにきました。近所にある平八です。田園調布という場所柄か丁寧な仕事が期待できます。
こちら店にはいると40分かかります。案外人気なので空席確認と事前注文の電話をいれた方がいいでしょう。
電話しておくと事前に割いておいてくれるようで、ちょっと早く出てきますがそれでも待ちますね。割きたて鰻はふわふわで口の中で溶けます。脂はかなり落ちていてサッパリです。タレは薄めで、この味にぴったり合っています。
疲れた時に食べにくる栄養食として鰻を考えている個人的にはもう少し脂を感じる方がより好みですね。田園調布らしい上品な味で姐様は満足してました。土用の丑シーズンだったので鰻も夏痩せかと思います。こんどは冬に再チャレンジしたいです。ふわふわ系として今まで食べた中でも相当上位につけています。こんどはふわパリ系を探してみたいです。
京都に行ってきました。海老蔵の名前は既になく、仁左衛門さんがでておりました。
晩ご飯は、前回行った「京富庵」です。
今回は嫁さんの友人夫妻と会食です。
まずは前菜。かぶはお店の畑でとれたものだそうでした。季節感があっていいですね。
鶏のスープ。旨みが透き通っています。
手羽先焼き。
つくね
コラーゲン。お店で煮詰めたものだそうで、いままで食べたことのないなめらかで不思議な味でした。ぽん酢で戴きます。
そしてメインの水炊きです。鶏肉をいれても鍋に油が浮かばないんです。このスープがおいしくて何杯もおかわり。
最後は、うまみが濃縮されたおじやになりました。かなり量が多かったのですが、お酒も進んで完食。最後の最後まで箸がとまりません。
量が多かったのでお酒はあまり入らないと思っていたのですが、日本酒がどんどん空いてしまって恐ろしくなりました。しかし悪酔いもせず、翌日もすっきり。よっぽどいい自然材料を使っているようです。
京都のちょっぴり寒い秋に、温かい水炊きが印象的でした。また行きたいですね。