アロースコルトンのワイン @イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ代官山

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私自身はワインが、特に赤ワインが苦手でした。みなさん美味しそうに飲んでるのに結構の確率で「腐ってるんじゃない?」とか、後口にある刺激が苦手でした。知人がフランスからハンドキャリーしたワインはシャブリだったと思うのですが、ぶどうジュースそのままで高いものは違うなと感心したりしましたが、フランスでも普通のワインを飲んで嫌な味がしなかったのでもしかしたら物自体が違うのではないかと思うようになりました。

原因は保存料でした。地球の裏側から運んでくる上、日本のイマイチな保存環境で売られるわけですから生ジュースが生きているわけありません。日本酒だって生酒は味の変化が大きいので、早く飲むのに越したことはありません。そんな環境に耐えられるくらい保存料を放り込んでいたら味は違ったものになります。

ようやく日本で見つけました。フランスで密封袋に入れられて送られてくるワインです。雑菌が入らないので通気性のあるコルクが使われてます。味は向こうで飲むのと区別がつきませんでした。

色が綺麗ですね。生きてるぶどうの色が出ています。ほんの少し口に含んで空気を吸い込むといい香りが鼻に抜けます。お値段は張るのですが、基本的にワインは飲まない人なのでたまの贅沢ならいいでしょう。

代官山のイル・プルーの菓子材料店で購入できます。

お金もちの避暑地 パリ

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フェラーリを見るなら六本木かとおもっていました。が、パリは次元が違いました。

五つ星ホテルの前の路駐です。アラブの金持ちがいっぱいいるのでしょうか。大金持ちはアラブ人、小金持ちは中国人な感じを受けました。

どっかのモーターショーよりも面白いかもしれません。

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Le petit mariusの魚料理

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パリでは美味しいものを食べたかったのですが、実際どこにいったらいいのかわかりませんでした。ホテルのすぐ裏手に「ピエール ガニュエール」があるんですが、三ヶ月前予約必須のうえお値段も相当になります。

セーヌ川下りを楽しんで、嫁の直感で飛び込んだのがこちら。場所が素晴らしいところで、お客は高給取りビジネスマンや、ちっとお金持ちっぽいお年寄りなどばかり。

http://www.lepetitmarius.com/

お値段お高めでびっくり。カードの請求書は見ないことにしてオーダーしました。魚料理なのでワインもシャブリです。この国は何事も値段に正直で、安いものを頼むとお金をドブにすてることになります。

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パスタが3000円ってどーよ、と思いますが、このハマグリのリングイーネはものすごい美味しかった。。。。このハマグリの味はありえないほどのおいしさです。これは我が家のレシピに追加です。

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嫁の頼んだタラのポワレ。短調な味になりがちなこの皿も、ソースの出来の良さと途中で投入のオリーブオイルのおかげで最後まで飽きず。

そして、その後ケーキでも食べに別の場所と思ったのですが、日本とちがってケーキ屋にイートインが無いんですね。喫茶店もなく、カフェという名の飲み屋が主です。だったら、このレベルの味の店ならそのままお茶もしちゃえと、デザートに突入です。

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濃厚なチョコレートケーキ

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フルーツタルトにベリーがたっぷり。

お値段からすれば正直いって、日本のお気に入りのフランス料理屋で食べたほうが内容も上だとは思いますが、雰囲気のいいパリで気楽に入っておいしいものが食べられたというのがなにより嬉しく思い出になりました。

パリは旧植民地系のアラブ系料理とかもいっぱいあって、こっちは相当おいしそうでした。