鶏樹で乾杯

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この時期、やっぱり男同士で飲みたくなりますよね。そして肉がっつり。でもさっぱりでお値段手頃というと、やはりここが候補になります。鳥樹の東口店。

 

 

 

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特大手羽焼き。塩少なめで肉汁多め。若いころなら塩多めがいいのですが、この塩加減もすばらしいです。

 

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砂肝とかNo.2とか、内臓系がお好みです。夏はとくに美味しいですね。串焼きになってないのが好みです。あの串がちょっと環境に対して罪悪感を感じてしまうのです。

 

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そして、端正に美しいビール(小) 小さいのが生中サイズです。ここで大を頼むと、アメリカンなサイズでやってきてしまい、1杯でダウンすることもあるので疲れている時はしっかりと控えめの自制心が必要なのです。

おすすめオーストリアビールの店、銀座ツークシュピッツェ

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あまり人には教えたくない店です。混んでしまうと困るのですが、潰れない程度に繁盛して欲しいと思います。こちらドイツオーストリアからの輸入商社の社長が趣味で始めたんではないかと思う店です。
 

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珍しいオーストリアビールが飲めます。さらに銀座なのに安いんですね。友人や嫁に鉄道マニアが多いのですが、メルクリンのよしゆきさんは店主と話したい時、こちらの店は友人と話したい時に使う店です。1番ゲージの機関車が店内を走り回っています。ビールの店では一番好きです。
 

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料理もすごいです。あちこちドイツ系の美味しいソーセージの店などありますが、どこも住宅街など辺鄙なところにあり家で楽しむくらいしかできませんが、ここは関東の名店と言われるドイツ食材のソーセージなどが一箇所で味わえます。お値段は少々はりますが、もともと高いものなので割安というべきです。社長が趣味でドイツ系最高の店を作ってしまった的な感じですね。

ここを知ってから、銀座で飲もうなんて恐れ多いことが簡単にできるようになってしまいました。私のとっておきの店です。店内に掃除機が展示されてても、掃除機を見ながら酒を飲むことになってもそういう店だと思ってください。いいものだけしかおかない、という姿勢が素敵です

ほさかや 自由が丘のうなぎ串

私もがむしゃらに働くことは少なくなり、その代わりどうにもならない心労と悩みの受け口になることが多くなりました。父は家でくだを巻く方でしたが、私は家庭にストレスを持ち帰らないことにしています。子供時代はあまり幸せではありませんでした。

この歳になると、居酒屋の良さが身に沁みます。滞在時間は30分を超えてはいけません。一人で自分の内面に向き合い、垢落としをする、そんなのが居酒屋であると思うのです。

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子供の頃から遊んでいた自由が丘でしたが、この店を知ったのはつい最近です。昔の白黒映画に出てきそうな佇まい、私もオヤジが行く店だと思っていたのですが自分も似合うではないかと思います。

頼むものはビールの小瓶と、一通りで注文できる四本セット。かしら、ひれ、きも、からくり焼きという身の部分。居酒屋なのでレベルは高いとは言えませんがいい味わいです。うなぎを食べたいと思ってもなかなか手が出ませんが、これなら普通の焼き鳥屋の気分です。

なにより味わい深いのはその店内。昔ながらのカウンターに大お姐さんが機敏に走り回り、ビールは氷水で冷やしています。適温で出てくるビールは少し飲むだけで満足できます。年季の入った壁の風情など映画の中に入り込むような、そんな気分です。

軽く酔いしれ夜風に当たると、さあもうひと頑張りするかという気力が出てきます。帰り道の茶屋、ともいうべきオヤジの聖地ですが、案外若い女性も愉しんでますね。