ホテルにとまってるとわかりませんが、台湾人の朝ごはんはこんなのです。豆乳とサンドイッチ。街のあちこちに簡単すぎる朝食屋があります。そんなにおいしくはありませんが、地元民に混じってご飯を食べるのはパックツアーにはない楽しみです。だいたいホテルの周りに一件くらいありますから、ぜひ台湾にいかれる方はチャレンジしていただきたいです。日本語で自信を持って話すと、店員のほうが合わせてくれます。なんとかなります。
台北の客家料理チャンピオンの店 苗栗客家菜館
こちら、台北市の客家料理コンテストのナンバーワンになったお店です。いつも私を拉致する坊さんの甥一家が経営しています。そんなわけで食い切れないほどの料理責めに逢いました。
http://www.ipeen.com.tw/shop/6134-苗栗客家菜
客家の特徴は、しょっぱさとニンニクなどのはっきりした味付け。働き者で重労働を厭わない彼らの食事は味が濃いめです。あとは保存食としてスルメイカをもどして炒めたりします。坊さんが青森の恐山にきたときは巨大スルメを嬉々としてお土産にしてましたが、こうやってしょくされていたっぽいです。
客家の金柑ソースで食べる茹で鶏。これは地鶏で非常にいい味です。
これがいままで食べた中でベストだった大腸の生姜炒め。まったく臭くないのは丁寧に洗ってあるからです。イカのような食感ですが味が深いです。
梅菜扣肉 豚バラ煮込みですが、高菜に近い梅菜の漬物を下に敷いています。
これはびっくり、切り干し大根スープでした。切り干し大根のだしってすごいんです。豚肉、ネギ、生姜、切り干し大根だけのシンプルなスープですが豊かな味で、早速日本に戻ってから再現しました。
魚の揚げ物
お土産に北海道のポテトをあげたのでご機嫌の店の子供
ナスの中華バジル炒め。これ大好きな夏の味です。
私の大好きなメンマの炒め物。一回ほしてあるのを戻してると思います。竹の品種は淡竹に近いですね。孟宗竹ではありません。
またスープが出てきました。注文は今回しておらず、店の得意料理を手当たり次第出すというスタイルでした。まったくもってカオスな国です。