台北そぞろ歩き

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お約束の故宮博物院にいってきました。今回は粉彩の焼き物が豊富。いつもの白菜は人だかりでしたが、汝窯の雨後天青の焼き物はだれも見ていませんでした。ゆっくりみてきました。いまどきならどってことはない出来なのですが、北宋時代によく作ったなとは思います。でも億の価格じゃ買えません。

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行天宮の骨董市場にチャレンジしたのですが、今日はおやすみでした。光華市場に行ったら、骨董街はエロDVD屋に成り果てていました。その中でものすごい品揃えの骨董屋があったんで見入っていたら、老闆が「今日、3人目の客が来た」と声をかけてきてノンストップ1時間半、延々と人生について説教を食らいました(苦笑)

彼は国民党の将軍の運転手をしていたそうで、もともと北京の西直門のあたりに住んでいたそうです。いま87歳、こうやって骨董屋でほそぼそと商売しながら子供を育ててきたと。こんな話がぐるぐるまわりまわって、最後に一言「別に売るためにここにいるわけじゃなくて、もうこの歳だから、老人ひとり家にいるよりはいいだろ?」 つまり売る気はなくって、本物に食いつく人間だけを捕まえて話し相手にしているじいさんでした。私はつられてしまったわけです。まあ、本物ばっかりなんでとても私の小遣いで買えるようなものはなかったわけですが(苦笑)

田黄の印材はすばらしいものがありました。

風調雨順 九份は大雨

この街は「千と千尋の神隠し」の温泉町のモデルになったところです。前回来ることかなわず、ようやく訪れることができました。映画マニアなら「非情城市」ですね。

昨日食べた葱油餅が油あたりしたせいか、体調よろしくありません。さらに街は人だらけ。もう気分がわるくなって逃げ込んだ茶館で高い茶をしばいていたら、風が吹き荒れ雨が大雨に変わってしまいました。

夕暮れにさしかかり、人の川をなしていた観光客もツアーバスの時間にあわせ、街からすーっと引いていきました。悪いと思った運も運のうちです。

豪雨のおかげで、とつぜんぽっかりと街に人の空白地帯ができ、素敵な写真を撮ることができました。

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亜熱帯らしく滝のような雨が降っています。かなり濡れましたが、気温があるのと運良く雨具をもっていたため、こんな写真を撮ることができました。レストラン「非情城市」からの一枚です。

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晴れていれば海が見える階段ですが、今日は雲の中でした。

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基隆に行ってきました

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ちょっと鉄分補給です。鉄のついでに塩分も補給できました。

台北駅から特急 自強号で40分ほどで到着します。本当はバスのほうが速いのですが、あえてここは鉄道です。

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おなじく特急タロコ号

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運送の主役がバスになってしまったので、台湾有数の港町も場末の駅の作りでした。

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街の中には日本統治時代の古い風格のある建物が残っています。

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駅前にどどんと港があります。大時化が来ても奥深い湾内はまったく静かでしょう。実にいい港です。ちょっと寂れ気味ではありましたが、しみじみと港町を満喫しました。

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