北港 朝天宮へ

今回の旅で、ずっと行きたかった場所に行くことにしました。日本人は絶対にいかないと思われる場所、馬祖廟の総本山 北港です。

いつも春子さんのお土産でおいしいお菓子をいただいているので、今回は現地にいって買ってこようと思いました。

新幹線で 嘉義(台湾語だとガッキ)まで、そこからバスが1時間に1本出ています。なんか調子がよくありません。朝たべた食事がもたれて、頭が痛い。約20分でふらふらしながら北港につきました。

バス停から朝天宮まで10分ほど歩きます。ついたとたんに涼しい門の中にへたり込みました。水を飲むと少しよくなるので、脱水症状かと思いセブンイレブンでスポーツドリンクを買い込んだところ、あたりのようでした。 一本飲み干して少し回復したので、廟の中を見て回ります。

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いま、修復中でした。次回いくときはきれいになっているでしょう。つまりもう一回きなさいということかw

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へたりこんだおかげで見ることができた、天井の装飾です。これもお導きでしょう。

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善男善女たちが、平日にもかかわらずたくさんお参りしていました。なんか雰囲気は金比羅さんとか、そんな感じの田舎街にある一級古刹の感じです。

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本当に小さい廟でしたが、これが東南アジアの海洋文化なんだなあと思いました。水関係の絵が背景に書き込まれていたりして、海の神様らしい廟でした。

台湾糖業の遺跡

港の引込み線沿いが遊歩道になっていました。廃線マニアの私としてはビンビンくるものがあります

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横に並ぶ倉庫には台湾糖業のマークがついていました。日本向けに大量の外貨を稼いだ、台湾の主力産業だった砂糖。いまでは張り巡らされた鉄道も寸断されています。もういちどナローゲージを走るおもちゃみたいなトロッコ汽車が嘉義平原をゆくところを見たいものです。

またまた食べる私 臭豆腐編

その後、街をふらふらしていて、自由市場にたどり着きました。おいしそうなものがいっぱいうっています。大学のころに始めてタイに連れて行ってもらったときから、市場の景色が大好きでした。

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臭豆腐の屋台を見つけてしまいました。台湾風のははじめてです。おなかいっぱいだけど、これは食べない手はありません。チャレンジしてしまいました

ところが、ぜんぜん臭くありません。たんなる厚めの油揚げにすぎない感じです。私の愛する真っ黒な重慶臭豆腐のように激しいクサヤ臭を発しながらアミノ酸系のうまみを凝縮して一撃必殺パンチを繰り出すようなのを期待していたのですが、ぜんぜんふつうじゃーんと半分がっかりして食べました。さくさくでおいしかったですけどね。 

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