ランタウ島には有名なお寺があります。大仏があって地元の信仰を集めているようです。とりあえずいってみましたが、大仏自体は近年のものであまりいい印象を受けませんでした。 本堂のほうは訪れる人も少なかったのですが、こちらは大当たりでした。寄進がおおいお寺なのでしょうか、花がいっぱいです。その花の香りを運んでくる山の風。ちょっと汗ばむ陽気の香港でしたが、15分ほど木陰でうとうとと昼寝を楽しむことができました。今回の旅でいちばん居心地がよかったのはここの木陰のベンチでした。 お寺では精進料理をいただくことができます。大仏の切符売り場できかれます。次回はチャレンジしようかな。
茶餐廳初体験
おなかがすいて目が回ってきました。そんなわけで香港の地元民が愛するカフェに飛び込みます。干物やに挟まれた、どーしようもないほど飾り気のない食堂です。 そしてお任せで頼んだモーニングセット。出前一丁にランチョンミートが乗っかったものです。お味の方は実に表現しがたいものがあるのですが、インドネシア華僑を装いつつ普通に食べてきました。
大澳の水上集落巡り
深夜に香港空港につきました。今日の目的地は空港のある島なので、町には出ないで空港で朝を迎えました。ちょっと寒かったけれどプチ野宿です. 東湧という空港の町までバスで10分、その後バスに1時間揺られてやってきました。ここが香港の東のはずれです。古くは製塩、いまはエビなどの漁業でひなびた雰囲気を醸し出す町になっています。 東南アジアによく見られる、海の上に桟橋を建てて家にしています。下がすぐ水なので涼しくて過ごしやすいかもしれません。電気製品は一発でだめになりそうですけれど。町の中は車は入れません。手押し車などを使うほかありません。または船でしょうか。 大きなガジュマルの下で老人たちが朝の空気を楽しんでいました。 町をぬけて埠頭のほうへ。漁民たちの家が並んでいます。 エビは干していませんでしたが、アヒルの卵の塩漬けを干していました。 そしてスターフルーツ。やはり南国の漁村には干し物が似合います。ここはハムユイという発酵系の干し魚の産地でもあるようです。