パリでは美味しいものを食べたかったのですが、実際どこにいったらいいのかわかりませんでした。ホテルのすぐ裏手に「ピエール ガニュエール」があるんですが、三ヶ月前予約必須のうえお値段も相当になります。
セーヌ川下りを楽しんで、嫁の直感で飛び込んだのがこちら。場所が素晴らしいところで、お客は高給取りビジネスマンや、ちっとお金持ちっぽいお年寄りなどばかり。
http://www.lepetitmarius.com/
お値段お高めでびっくり。カードの請求書は見ないことにしてオーダーしました。魚料理なのでワインもシャブリです。この国は何事も値段に正直で、安いものを頼むとお金をドブにすてることになります。
パスタが3000円ってどーよ、と思いますが、このハマグリのリングイーネはものすごい美味しかった。。。。このハマグリの味はありえないほどのおいしさです。これは我が家のレシピに追加です。
嫁の頼んだタラのポワレ。短調な味になりがちなこの皿も、ソースの出来の良さと途中で投入のオリーブオイルのおかげで最後まで飽きず。
そして、その後ケーキでも食べに別の場所と思ったのですが、日本とちがってケーキ屋にイートインが無いんですね。喫茶店もなく、カフェという名の飲み屋が主です。だったら、このレベルの味の店ならそのままお茶もしちゃえと、デザートに突入です。
濃厚なチョコレートケーキ
フルーツタルトにベリーがたっぷり。
お値段からすれば正直いって、日本のお気に入りのフランス料理屋で食べたほうが内容も上だとは思いますが、雰囲気のいいパリで気楽に入っておいしいものが食べられたというのがなにより嬉しく思い出になりました。
パリは旧植民地系のアラブ系料理とかもいっぱいあって、こっちは相当おいしそうでした。