今回も仏門巡りの旅です。苗栗の仙山にお参りしてきました。今日は住職さんの兄弟会がひらかれるということで、ごちそうに便乗する口福にめぐまれました。
このあたりは客家の住むエリアで、お店でも何を言っているかさっぱりわかりません。
高齢者は流麗な日本語を話してくれますし、日本人が北京語をしゃべるだけで大ウケです。台湾語をしゃべったらさらに大ウケなのでしょうが、こんどは台湾語がわからない人が発生します。そんなでも世の中ちゃんとまわるのです。
このあたり、農家風料理の店があちこちにあります。
台湾地鶏の白切鶏 味が濃くて実に美味しいです。奥に見えるオレンジ色のものはキンカンのソースで、ちょっぴり苦味のある大人の味でした。
あひるの薬膳スープ 朝鮮人参やらなにやらがごろごろはいっています。薬臭いので慣れない人にはちょっと難しいかもしれませんが、私はこういうの大好きです。
さつまいもの炊き込みご飯
牛いろいろ部位と大根の煮込み 大根が実にいい味にしみています。
そうめんの豚足のせ これはこの地域のお祝い料理だそうです。素麺の味は日本と同じです。コラーゲンたっぷりですね。
豚白モツの炒め物 日本でもはやりの白モツです。匂いも同じ。ネギ・生姜でうまく匂いを抑えています。
さつまいもとしいたけのフリッター
海魚の蒸し物 山の中ですが海魚がでてきました。まあ海も近いのです。
高菜と三枚肉のスープ これはほっとする味でした。
ゆでエビ
客家小炒 干しイカをつかったおなじみの一皿です。干しイカは半生のものをつかっていて、弾力食感がすばらしかったです。
そんなわけで、台湾式の乾杯(一気飲み)などを挑まれ、ふらふらになりながら山でお参りにいくことになりました。