中華街からはるばるホーチミンまで山羊鍋を食べに行く

中華街で山羊鍋難民になってしまった私。そしたら、ベトナムにいる元部下たちのFacebookで山羊鍋写真があがってました。みたところ、広東風とはまったく別物です。これは食いにいくしかないとチケットをとって、インドシナの旅をすることになりました。

 

「Tさん、俺付き合うよ」と行ってくれたのは超優秀な元部下Kさん、そして、一番手のかかる部下Tさんが便乗。おまえ転職先で怠けてないかと問い詰めてやることにします。

Kさんが選んでくれたのはこんなところ。

Lẩu Dê Tư Diệp

https://goo.gl/maps/5UTfXgu1BAz

 

路上を堂々と店舗にしています。最近は香港もこれができなくなりました。英語メニューあり。

 

「ラウ・デ、じゃなくてラウ・エだよ、北京原人さん」とKさんが発音をおしえてくれました。

彼らの流儀では、まず焼肉からスタートします。かならずたべるのは、山羊のおっぱい。日本人にとってはそんなに美味しい部位ではないのですが、これが流儀のようです。

 

さんざん仕事を仕込んで、ふたりとも転職成功しています。

 

鍋の材料がきました。すでに煮込んでアクをとった状態の肉です。

 

これを鍋に投入します。広東風コラーゲンとはまったく違うさっぱりした味です。もちろん、皮のゼラチンなどはすごいのですが、あっさりして透明なスープの中に、山羊肉の塊がごろごろ入っているものでした。ホーチミンの夜風を受けながら氷で薄まったビールを飲み古い友人と語り合うのはいい経験でした。

サイゴン風フーティエ @蒲田 ティティ

ベトナム人留学生のチュイさんオススメの店、というか基本的にベトナム人向けなんじゃないかと思うお店です。近所にはミレイという名店がありますが、あっちは濃いめの味でこちらは薄め。私の好みは絶対こちらです。何よりも予約で数ヶ月待ちとかしなくて済むのが良い。

ベトナムそのままの味ではないかと思います。盛り場のベトナム料理とは一味違う鮮烈な生ハーブの使い方と後味の良さがこのお店。ランチもグランドメニューが楽しめますし、こんなかんじで麺だけという人でも入れます。

あっというまに完食してしまいました。

20130421-145539.jpg

蒲田のベトナム料理ティティ

DSC_0044

蒲田はしばらく見ないうちにコリアンストリートからアジアンストリートに変質していました。日本人にはおしゃれ度が低いものの、現地そのままの味を提供してくれる優良レストランが多くあります。

ベトナム料理ティティはそんなお店の一つです。ここの特徴はベトナム人客が多いことでしょう。もう一店舗ある有名店は日本人だらけなのですが、こちらは最初訪れた時は日本人は少数派でアウェイ感満載でした。あとで聞いたら知人のベトナム国費留学生がここの店主と友達でした。ベトナム人コミュニティのハブになってる、そんなお店です。

ベトナム風お好み焼きをオーダーしたところ、野菜がてんこ盛りでやってきました。日本人に媚びていません。このお値打ち感が素晴らしいです。味は保証します、バッチリ田舎風のベトナム料理、南部の料理なのかなと思います。

ベトナム料理ティティ JR蒲田駅と京急蒲田駅のちょうど中間くらい、地下にあるお店です。最近は人気なので予約するといいでしょう。