門頭溝区の斎堂近辺は歴史の香り 斎堂鎮爨底下村

再度、爨底下村にやってきました。前回は冬。今回は初夏なので、すこし緑があるかと期待したのですが、ほんとうにしょぼしょぼです。

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さすがに20元とるだけあって、きれいになっています。きれいになりすぎている感もありますが。。。そして村は食事の呼び込みばかり。ちょっと幻滅するものがあります。前回は夕方から早朝に見て回ったので、いい感じでしたが、今回みたいにへんな現代音楽が大音量で聞こえてくるともうだめです。

観光地としては、中国の不快さを比較的感じない素朴さの片鱗が残っているとおもいます。

農村ツアーの行き先としてはお勧めです。玉利&韓さんのコンビになると、さすがにもっと濃くないと駄目だということがわかりました。

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ちょっと気になった植物。名前はわかりません。ふわふわの小さな花がきれいでした。

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門頭溝区の斎堂近辺は歴史の香り 斎堂鎮双石頭村

しゅーちゅーえんの王さんの旦那さん、韓さんいわく「斎堂がいい。30年前に行ったことがある。当時は行くの大変だった」 。今回は彼のデザインの取材もかねて、車で連れて行ってもらいました。

しかし、斎堂はすでに都市化されていて、古い村の雰囲気はまったくなくなっていました。彼もがっかりのようす。
せっかくきたので、場所を変えることになりました。冬にもいった爨底下村です。その前に、前回きにかかった爨底下村手前の村、双石頭村に立ち寄りました。ここも葦滋子村同様、観光化されていないので半分壊れています。

「こういう手付かず状態のほうがいいよね」というのは韓さんのことば。 大きく同意します。

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半数ほどの家は廃墟になっています。

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村の各所が、小さな城砦のようです。

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村の要所要所に、粉引きの石臼が放置されています。

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そそり立つ石の壁 小さな迷路に入った気分になれます。

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まだ人が住んでいます。 水を流して掃除していました。

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門頭溝区の斎堂近辺は歴史の香り 雁翅鎮葦滋水村

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街道から10分くらい入った山の奥、谷間に見えるけれど山の頂上付近の谷間に村はあります。

村のシンボルは、巨大なアカシアの木です。樹齢は数百年で、中心は腐って穴になっています。木の下には老人があつまってのんびりすごしていました。

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鉄砲水で流れてきた木の枝を、積み上げてありました。

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若い人はみんな町に出てしまったため、村にのこるのは老人ばかりです。家もどんどんこわれていきます。村人いわく、この村はおそらく元の時代からあるそうです。

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古い家を修理していました。町に出て行った住人が、ほうっておくと倒壊する恐れがあるので修理を依頼しているそうです。2年位前までは、新聞で紹介されたために観光客が多く訪れたそうですが、いまは再びおちつきを取り戻しています。

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村のメインストリート 映画に出てくる風景ですね。なんか癒されました。
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韓国人名物キムチ事件。。。ならぬ

韓国人は北京でいろいろトラブルを起こしています。人数の多さがあるので当然なのですが、彼らの民度がその基本にあります。ま、その話はおいておいて。

韓国人留学生が起こす笑える事件といえば、キムチ事件です。彼らは寮にキムチを持ち込んで他国の留学生とトラブルを起こします。好きな人にはたまらないにおいも、外国人には悪臭でしかありません。

俺も、クサヤ焼いてやつらを撃退してやりたいんで、だれかこっちに来るときにクサヤよろしくwwww

で、同居のジュリアンの両親がやってきました。彼らがもってきたのは、巨大なRoquefart  ロックフォールチーズ。帰宅して部屋に入った瞬間「臭い!」私は好きなのでまったく問題ありません(笑)

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このでかいのが2つ、まとめて丸ごとひとつです。日本で買ったらいくらする?

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この神々しき青さ、好き物にはたまりませんが、 嫌いな人には地獄です(笑)

もちろん味はフランス直輸入なので、文句のつけようがありません。ちょっとしょっぱめで、旨みがしっかり固まった大人の味わいです。ちっぴりずつ、へずらせてもらっています。同居人のジュリアンに感謝。

なんてったって樟茶鴨

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北京にきてから、10回に満たない程度、北京ダック(かおやー)を食べましたが、イマイチ納得のいかないものを感じています。

鴨料理で一番だと思うのは、この樟茶鴨です。この四川省弁公食堂のそれは、火の通し方も血がしたたらないぎりぎりの火加減。うまみがぎゅっと肉汁に凝縮されています。これがダントツで一番だと思います。

日本では生の材料が手に入らないのでしょう、聚中縁で予約することで食べられますが、味わいはすこし落ちます。
もちろん、辛くありませんよ。

四川涼麺を食べる

また行ってしまいました。いつもの「川弁餐庁」です。

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落花生 にんにく味噌(なのか?)、ねぎなどが散らしてあります。中にはもやしが入っています。

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まぜまぜして頂きます。麺がくさくなくて美味しい!。醤油と酢をベースにしたタレで食べるので、まったく辛くありません。微妙に北京の麺って、カンスイ入っていないはずなのに、なんかくさいんですよ。学食などの安いところだからかもしれませんが。

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こちらはいつもの坦々麺。やはり本場の味は違う、というか、麺自体がうまみに満ちていて美味しい。このレベルの坦々麺は、日本には無いなあと思います。味付け自体は日本のほうが上かもしれません。

潘家園は人でいっぱい

今日は同学を案内して、潘家園にやってきました。

まいどながらの熱気です。いいものはぜんぜんありませんが、見ているだけでたのしのがこの場所。あらゆる怪しいものがあります。

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鉄のつめとか。

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ニセモノ化石とか。そうそう、チベット・アンテロープもありました。違法だと知っているのか市場外で、さらに喧嘩を仕掛けてきたので写真は撮りませんでしたが。
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すき物にはたまらない「文革商店」

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中国人の石にかける情熱はすごいものがあります。ヒスイ、水晶などが大量に売られています。へんな彫刻をされてしまうのが悩みどころですが、置物にできそうなものもうってます。
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北京の街角で売ってる怪しいアクセサリーは、ここで材料を仕入れているようです。両手いっぱいに材料を買っていく人たちがいっぱいいました。
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市場をでたところで、同級生が50代くらいのスリに狙われました。かばんのチャックを閉めていたので事なきを得ましたが、なかなか見事な腕前です。手を突っ込もうとする瞬間を見てしまいました。北京に来る場合は、かならずチャックつきのかばんにしましょう(とくに女性)

恐ろしいこと

中国ネタはどの雑誌・新聞でも大人気です。いいこともわるいことも含めて、これだけ注目されているということは、やはり良いという事だと思います。

今日の口語の授業は「ニセモノ問題」。話題が非常に身近なので、超盛り上がっていました。中国製偽原料によるアメリカの毒入りドッグフード事件、パナマの偽グリセリン事件(100人以上死亡)の話をしていたら、老師が知らないことに逆にびっくりしました。超大問題です。中国製品の信頼性が大きく揺らいでいるのですが、国内向けにはだんまりを決め込んでいます。

こんな共産中国を、私は絶大に支持します。遅かれ早かれ自滅するでしょう。

次回の新聞発表は、国内報道と国外報道を織り交ぜて多極分析でもしてあげようかと思います。

ロバ肉を食べる 大胖子驢肉火焼(后海裏)

今日のこゆーいツアーの締めくくりは、驢馬肉とビールです。北京のバスに苦闘しながら、なんとかたどり着きました。

席数は16席くらいの、超ローカルなお店です。おそらく北京の人民食堂をそのまま具現化したような店です。ところが、このお店、大衆点評の評価では味のトップランキングで5位につけてるんですよ。

なにがうまいのかわからんので、「おねえさん、てきとーに見繕って」と中国語で注文した冷製。大腸、レバー、スネ肉。これが実に酒のつまみ系で、すばらしい。

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「むちゃくちゃ美味いから、ぜひ注文しろ」といわれた、驢馬の臓物スープ。まったく臭みは感じません。うん、うまい。

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これが火焼です。前回たべた火焼は棒餃子でしたが、こんかいはちょっとドネルケバブ風。肉はスネ部分が入ってますが、あったまっているせいでゼラチンがとけて、また味わいが違います。うむ、美味い。ビールもちょっと冷えてて、うまい。

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場所は、鼓楼西大街の三元食品本社斜め前。ちょうど、宋慶玲の家の斜め後ろにあたる場所です。お客もひっきりなしに入っています。お勧め度☆☆☆。ぜひとも酒飲みに薦めたい店です。

ネットで中国の動画を見る

時間がなくて、あまり見ていないのですが、中国の古いフィルムなどを見るのに便利なサイトがここ。

土豆網

http://www.tudou.com/

文革時代のテレビドラマなど、マニアには感涙物です。日本のアニメの盗版もいっぱいあるきがしますが、気にしないことにします。