台湾の民間信仰 客家のお寺 仙山

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車に乗せられ、そのまま走ること2時間。途中でお供えの果物を買ってたどりついたのが仙山という、客家の聖地です、日本でいえば高野山とか比叡山みたいなところ。いつも私を拉致する坊さんはここの住職です。

http://www.taipeinavi.com/tour/270/

台湾ではパワースポットとしてちょっとした有名ポイントです。各地から道教の信者がやってきて、トランス状態になっています。

お参りの仕方も台湾独得です。こちらでは霊験あらたかな水をいただくのですが、水をくんでから瓶の蓋を開けた状態でお祈りをし、力をいれてもらってから持ち帰ります。神様の許可がでるまでお祈りを何度もやり直します。わたし始めてきた時は30分くらいの罰ゲーム的なお祈りをしましたが、最近はほぼ一発でお許しがでます。

 

 

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そしてその後、坊さん自宅にある祭壇に移動します。先日まで製造業のマネージャーをしていた長男が坊主になっており、今日はお休みの日なのに特別に祭壇の儀式が執り行われました。ちなみにお供え物は日本の米が喜ばれます。果物は食い飽きているようです(笑)

こちらのご利益ですが、かなり現実化します。いい意味悪い意味両方あり、しっかりとお仕置きが下るので半端な気持ちの人にはオススメしません。

湯圓はお祝いの赤飯みたいなもの

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朝おきて知り合いの家にいったら、さらに総動員がかかり坊さんのお姉さんのおうちに行くことになりました。祭壇を立てるので、お祝いの人数が多ければ多いほどいいのと、遠くからくる人がいたほうが神様のパワーがあがるみたいです。

そんなわけで台湾民間信仰の儀式を眺めつつ、おしまいにお祝いの赤飯的なもの。

こちら、白玉団子スープです。日本の客家料理店でも「おもてなし料理」として紹介されます。これを食べないとお客さんをもてなしたことにならないようですね。しかしこの人数でこの寸胴のでかさ。。。3分の一も食べられませんでした。

中に入ってる野菜はA菜です。

台湾屋台メシ

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台湾でちょうど昼飯を食べようとしたのですが、夜市は昼間まったく店が空いてないんですね。こまりました。ここは士林の夜市です。たしかでかい集合の建物があったのですが取り壊されてしまい再開発がかかってます。

そして古い建物をのこしてあって、そこが野菜などの市場になってました。この市場で売られたものが周囲の飲食店で夜に調理されるんですね。空いているのは、そういう昼の店の従業員向けの食堂。いちおう、焼きそばとか牡蛎のオムレツなどいただきました。味は普通でした。台湾ははずれがないのがいいですが、あたりも結構むずかしいです。ただし日本にはないものばかりなので楽しいですけどね。