行天宮

  バスで地下鉄の駅に移動です。朝食がまだだったので、まずは腹ごしらえ。お約束の牛肉麺です。味は普通でした。悪くありません。北京と比べると本当に味のばらつきが少ないなあと思います。

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民権西路から歩いて行天宮に行きました。お目当ては付近の地下街にある骨董街なのですが、残念ながら見当たりません。お宮の中をお参りしましたが、内部は信者であふれかえっていてものすごいことになっていました。中国系の人が大多数を占める国ですが、こんなにも大陸とは違うものです。文化は辺境に残るのだと改めて感じました。

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その後、書店街などに行きましたが、風邪薬が回ってきて眠くなり、スタバでダウン。いい時間だったのでアパートに帰りました。 

故宮博物院

のんびり8時半起床です。予定の無い旅なんで気ままなものです。さらにしゃべれるので何も気にしなくていいという。英語しゃべれたらもっといろんな国にいけるのでしょう。

 まずはバスにのって故宮博物院にいきます。博物院の前には李登輝さんの住むというマンションが。いい環境です。 10時到着だったのですが、すでにヒトヒト人の人山人海の様子。そういえば今日は日曜でした。失敗しました。再度くることにして、今日はさらりと見ることにしました。

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こんなに宝物ばっかり集めてたら国が傾くのも当然だなと思いながら、展示を見て回りました。青銅器は興味の範囲外なので軽く流し、陶器・玉を中心に見て回ります。撮影禁止なので写真は無しです。陶器にはあまり力を入れてないのか、日本の美術館の特別展や北京の首都博物館などに比べるとちょっと見劣りする感じがしましたが、汝窯の名品などをルーペでしっかり観察してきました。2つ気に入ったものがありました。薄手の湯のみは私が北京で買ってきたものと同じフォルムです。もちろん極限まで薄く削ってあり、普段使いには使えませんから観賞用です。あとはやはり小さい茶碗。外側の赤絵が透けていてすごい薄さだと思いルーペで見たら、内側にも透かし彫りで模様が入っていました。どれだけ手間をかけているのでしょうか。こういう職人はもはや中国には存在しないのだろうなと思いつつ歴史を眺めてきました。神は細部に宿るといいます。大きいからえらい、歴史が長いから偉大だ、などという中国人は、自分たちの本当の文化の真髄をこれっぽっちも理解できてないのだと、ちょっと残念に感じました。

 中国人の玉に対する執念はものすごく、展示の多くを玉器が占めていました。玉を買おうとは思いませんが(高いし)、本物がどういうものかは大体わかった気がしました。

台湾料理 その1

お店に戻って、春子さん、お店の女の子たちみんなで晩の食事に行きました。近所の普通の料理屋に入ったのですが、味はばっちりでした。北京はおいしい店を探すのにあれほど苦労したのに、台湾は食べ物がおいしくてうらやましいなあとしみじみ思ったのでした。< 蜆のスープ 塩味でお澄ましになっています。  imgp4104.jpg

空芯菜炒め 清炒空芯菜 にんにく塩炒めです。

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カニの脚と九層菜の炒め物 九層菜というのは香草で、バジルと似た味の野菜です。

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炒麺 うどんのような麺です。伊府麺でしょうか。もちろん美味しいです。 

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台湾のお米は、ちょっと粘りも香りも無くてイマイチでした。